サンティアゴ・デ・コンポステラへの巡礼路において、最も重要な拠点の一つであるレオン。
壮麗な大聖堂のステンドグラス、ガウディの傑作、そしてスペイン屈指のバル文化が共存する、歩くだけで心が躍る街です。
ガリシア公認ガイドの視点で、2026年現在の「レオンの今」を凝縮してご紹介します。
レオンへのアクセス:マドリードから最短2時間
レオンはマドリードからのアクセスが非常にスムーズです。
- 列車(AVE): マドリード・チャマルティン駅から最速で約2時間。最も推奨される移動手段です。
- バス: 予算を抑えたい場合に有効です。
- 駅から市内へ: レオンの街はサンティアゴと違い、非常に平坦で歩きやすいのが特徴です。駅から大聖堂までは徒歩約15〜20分。大きな荷物がないなら、街の空気を感じながら歩くのが一番の観光になります。
建築の教科書を歩く:レオンが誇る「4大建築」
レオン最大の魅力は、数世紀にわたる建築様式の傑作がすべて徒歩圏内に揃っていることです。わずか15分歩くだけで、スペイン建築の歴史をタイムトラベルできます。
ロマネスクの極致:サン・イシドロ教会

11世紀の重厚な空気感が漂う教会。「ロマネスクのシスティーナ礼拝堂」と称されるパンテオンの壁画は、一生に一度は見たい神秘的な美しさです。
ゴシックの光:レオン大聖堂(カテドラル)

13世紀フランス・ゴシック様式の最高傑作。壁一面を埋め尽くす1,800平米ものステンドグラスが作り出す「光の魔法」は、まさに圧巻です。
ルネサンスの華:サン・マルコス修道院(パラドール)

16世紀、繊細な装飾が美しい「プラテレスコ様式(スペイン特有のルネサンス様式)」の傑作。現在はパラドールとして、歴史の中に泊まる贅沢を提供しています。
近代建築:カサ・ボティネス

19世紀末、鬼才アントニ・ガウディが手がけた近代建築。おとぎ話のお城のような外観と、100年隠されていた設計図の謎に迫ります。
絶品レオン!バル巡りと地元グルメ
私自身、レオンへ行くたびに何よりも楽しみにしているのが「バル巡り」です。
レオンのバルは、飲み物を一杯頼むと「無料タパス(Tapa gratuita)」が必ず付いてくるという、スペインでも珍しい太っ腹な文化が残っています。
- エリア: 活気あふれる「バリオ・ウメド(湿った街)」と、大聖堂裏の落ち着いた「バリオ・ロマンティコ(ロマンチックな街)」が2大スポット。
- 必ず食べてほしい名物: 豚の血のソーセージ「モルシージャ(Morcilla)」や、牛肉の生ハム「セシーナ(Cecina)」はレオンならではの絶品です。
- 絶景スポット: ホテル・コンデ・ルナ10階の「Nimú Azotea」からは、ライトアップされた大聖堂を一望できます。
旅行の準備:天気・お土産・注意点

- 天気と服装: 夏は40度近く、冬は氷点下になることも。昼夜の寒暖差が激しいため、夏場でも必ず「羽織るもの」を一枚持参してください。
- お土産: サクサクのパイ菓子「テクラス(Teclas)」は、レオンでしか買えない、自信を持っておすすめできるお菓子です。
持ち物チェックリスト:
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