この記事では、日本と海外(EU)の子供靴サイズ表と靴選びに役立つ知識を紹介します。
日本のバーゲンで安くなっていた靴を買おうとしたのですが、スペインと日本でサイズ表記が違うので分かりづらくて困りました。
その時、シューフィッターの資格を持つ店員さんから
- 子供の足の成長や骨のこと
- 足にあった靴の選び方
を教えてもらいました。
スペインで同じような説明をしてくれる人はいなかったので、正直目からウロコでした。
『本当にこの靴は子供の足に合ってる?』と思ったあなたは、この記事を読めば子供の靴選びの考えが変わりますよ。
それでは、初めに日本と海外の子供靴サイズの比較表から簡単に見ていきます。
日本と海外の子供靴サイズ対照表は?
EUサイズ | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
日本サイズ | 11.2㎝ | 11.8㎝ | 12.4㎝ | 13㎝ | 13.7㎝ |
EUサイズ | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
日本サイズ | 14.4㎝ | 15㎝ | 15.6㎝ | 16.3㎝ | 17㎝ |
EUサイズ | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 |
日本サイズ | 17.6㎝ | 18.3㎝ | 18.9㎝ | 19.5㎝ | 20.2㎝ |
しかし、日本やスペインでもメーカーによって靴の作りやサイズが異なります。
対照表の情報は、あくまでも目安にして下さい。
実際に履かないで買うのはちょっとリスクがあると思います。
子供の靴選びに役立つ知識は?
靴を履かせた時のチェック方法は?
スペインの靴屋の店員
靴裏に子供の足を合わせて足先とかかとの両方で少し隙間があるものを選びなさい。
と言われたり、靴のかかと部分に指を1本入れてサイズを見る店員さんもいましたが…
日本で出会ったシューフィッターさんは次のチェック方法を教えてくれました。
- かかと部分を固定するためにトントンと地面にたたかせる。
- 固定した状態で、靴の先端から指の先端まで約1㎝の隙間があるか確認。
かかとを固定するのが大事なポイントです。
靴を履いた時、子供は大人のように履き心地を説明してくれませんよね?
- 『足が痛い!』と子供が言うまでそのまま履かせる。
- 成長期の子供の靴の寿命は短いから大きめの靴を買って長く履かせる。
のは、子供の足の成長や骨に関する知識を持つことで、危険だと気づきました。
シューフィッターさんが教えてくれた子供の足の成長と骨の情報はとても勉強になったので下に紹介します。
子供の足の成長や骨について
足の成長サイクルは6カ月ですが、均一に成長するのではなく前半3か月と後半3か月のどちらかで成長ホルモンにより足がぐっと大きくなります。
小さい子供の足の骨は軟骨で、10歳ぐらいから固くなり完全に足の骨が出来上がるのが17歳くらいだそうです。
骨が柔らかいゆえにサイズが合っていない靴でも履けてしまいますが、つま先の骨が変形する原因になります。
大きめの靴を履かせた場合は、靴の紐部分できつくして足をきちんと固定しないので、靴の中で足が擦れる状態になり、これも良くありません。
中学校で部活が始まると、足の運動の仕方が変わります。
このタイミングで足が痛いと医者に診てもらうと、足の成長に合わない靴を履かせたことで足の骨が変形していると診断されることが多いそうです。
改善方法は保険適用外の手術のみですので、子供の足にも親の懐にも痛い結果となります。
足の成長に合わせた靴を買うために出来る事は?
3か月おきに靴屋さんで足を測定すると、靴を買う時の参考情報になります。
足の形から成長まで子供によって皆違うので1か月おきに測ってもいいという人もいるようですので、スペインへ帰る前にもう一度測ってみたいと思います。
子供の足の成長に合わせた靴を買うことは、実はとても大切だったんだと反省していると、
と、シューフィッターさんは言ってくれました。
これからは、足に合った靴選びをきちんと意識していこうと思います。
まとめ
- 日本と海外ではサイズ表記が異なるので、対照表が参考になるが、実際に履いて選ぶのがよい。
- 靴を履いたら、かかと部分を固定して靴の先端から足の指まで約1㎝の隙間を確認する。
- 足の成長を見るのに3か月おきに測るとよい。
- 小さい子供の足の骨は軟骨で時間をかけて固くなっていく。
- 骨が柔らかいので、足のサイズに合わない靴を履かせるとつま先の骨を変化させる。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。