【情報更新】サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂のボタフメイロとは?儀式を見る絶好の場所は?

サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂では、天井の滑車に吊るされた大香炉「ボタフメイロ」をロープで引っ張りながら振り回す非常に興味深い儀式があります。

 

建物の内部で左右に大きく揺れる大香炉を近くで見るのは非常に迫力があります。

 

「サンティアゴを訪れたら是非ボタフメイロを見てみたい!」と考える巡礼者や観光客は多く、実際に見ても期待を裏切らない儀式だと思います。

 

ボタフメイロの意味や儀式の歴史に関する説明をした後に、ボタフメイロを楽しむための絶好の場所についてのアドバイスをします。是非、最後までお付き合いください。

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ボタフメイロの意味は?

お香の煙を振りまきながら動く大香炉「ボタフメイロ(Botafumeiro)」という言葉は、ガリシア語で煙(fume)をまき散らす(Botar)という意味があります。

 

ガリシア州では、スペイン語とガリシア語の2か国語が公用語で、ガリシア語はポルトガル語に似ているというと、少しイメージし易くなるかもしれません。

 

大香炉の大きさは?何でできている?

振り香炉はキリスト教の典礼で使用されますが、一般的に司祭や子供でも持てる小さいものが一般的です。

 

振り香炉自体は特に珍しいものではありませんが、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂のボタフメイロの特筆すべき点は、やはりその大きさです。

 

世界で一番大きい香炉、ボタフメイロの重さは53㎏、長さは1.5mあります。

 

最初のボタフメイロは100%銀製ですが、1809年4月にナポレオン軍により盗まれてしまいました。

 

現在大聖堂で使用されているのは歴史上2番目のボタフメイロです。銅と亜鉛で作られ、その上に銀めっきを施しています。

 

大香炉を引く男性達は?

20mの高さから吊るされた巨大香炉を引っ張る8人の男性達を、「Tilaboleiros(ティラボレイロス)」と呼びます。

 

ティラボレイロスがロープで引っ張るごとにスピードを加速し、最高時速68㎞で大聖堂内いっぱいに動きます。

 

ボタフメイロの事故は?

これまでの長い歴の中で事故が起こったのはたった2回。1622年と1937年にボタフメイロを支えているロープが切れ、ボタフメイロが銀細工の門から飛び出たことがあるそうです。

 

幸い、どちらの場合もけが人はなかったそうです。

 

ボタフメイロの儀式の始まりは?

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ボタフメイロの儀式の始まりは11世紀だとか、長い巡礼の旅の末に到着した巡礼者の体臭を消すために生まれたという説があります。

 

一方、もともとキリスト教典礼の一部として始まったので、大聖堂に人がいない時にもボタフメイロを使っていたと言う人がいるので、正直ボタフメイロの起源についてはもっと勉強が必要だなと思っています。(もしご存知の方がいたら教えて下さい。)

 

ちなみに、ナポレオン軍に盗まれた最初のボタフメイロは、16世紀にフランスの王ルイ11世が聖ヤコブへの奉納として作ったものだそうです。

 

ボタフメイロの儀式はいつ見れる?

冒頭のビデオのように左右に揺れるボタフメイロを実際に見てみたいですよね。

 

ボタフメイロが見れる日や時間に関しては、こちらの記事で詳しく説明しています。特に2018年にサンティアゴを訪れる方は必見の情報がありますので、是非合わせてお読みください。

ボタフメイロの時間は?サンティアゴで2018年はこの儀式が見れない!?

 

ボタフメイロを楽しむためのアドバイスは?

時間に余裕を持って大聖堂に入る

観光オフシーズンは別ですが、聖週間(イースター)や夏の間に大聖堂でボタフメイロを見る場合、1時間またはそれ以上前に大聖堂に入ることをお勧めします。

 

近年は夏に間に入場制限をかけています。直前に運よく入れたとしても立ち見になります。ミサの間座って参加したいなら時間に余裕をもって大聖堂に入りましょう。

 

大聖堂内部にはトイレがありませんのでご注意ください。

大聖堂の翼廊(袖廊)の席に座る

出典: https://upload.wikimedia.org

ボタフメイロは、大聖堂の翼廊(袖廊)と呼ばれるグレーの部分を左右に揺れます。

 

現在工事中で入ることはできませんが、大聖堂の正門から中央の主祭壇に伸びる方は、身廊と言います。

 

現在、大聖堂への入り口は銀細工の広場に面する門(上の画像でいうと、翼廊の下にあたる部分。)になります。

 

入って目の前に並んでいる席に座りましょう。まじかで迫力あるボタフメイロを楽しめます。

 

ボタフメイロは大聖堂のミサの最後に行われるので約1時間ほどのカトリックのミサを経験することになります。

 

スペイン語で何を言っているかさっぱりという状況になるとは思いますが、普段なかなか味わえないキリスト教の儀式を体験できる機会と思い、ミサの雰囲気も楽しんでください。

サンティアゴ大聖堂で行う巡礼者のミサの時間や流れは?

 

イタリアでもボタフメイロが見れる!?

これはおまけの情報ですが、イタリアのナポリ・サレルモにある教会(Santuario Francescano Cava de’ Tirreni)で第二のボタフメイロが行われているようです。

 

2010年より毎月13日にボタフメイロを見れるそうですが、こちらおボタフメイロはサンティアゴのものより重さ・大きさと少し劣るようです。

 

Youtubeでビデオを見つけましたので、是非ご覧ください。

 

サンティアゴのボタフメイロは翼廊を通るのに対して、この教会では中央の身廊を動くところが違いますね。

 

まとめ

最後にボタフメイロに関するポイントをまとめます。

  • サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂内を大きく揺れる大香炉「ボタフメイロ」の儀式が人気。
  • ボタフメイロの特徴は何と言ってもその大きさ。
  • ティラボレイロスという8人の男性がロープを引っ張ってボタフメイロを動かす。
  • ボタフメイロを見る時は、時間に余裕を持って大聖堂に入って、ボタフメイロの通り道にある翼廊の席を座る。
  • イタリアでもボタフメイロの儀式がある。

 

サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂に関してはこんな記事も書いています。

【2018年】サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂屋根のツアー料金や内容は?

【最新情報】スペイン巡礼サンティアゴ大聖堂の修復工事完成はいつ?修復後の大聖堂の新たな見どころは?

 

サンティアゴ市内の観光情報をこちらでまとめていますので参考にして下さい。

【2017年9月更新】サンティアゴ・デ・コンポステーラの観光情報まとめ!大聖堂の最新情報も!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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サンティアゴ・デ・コンポステーラ在住の40代2児のママ。3歳の娘と日々格闘中。スペインの観光や留学生活、サンティアゴ巡礼路に関する情報を発信します。スペイン旅行の悩みに記事内で回答します。問合せ
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