サンティアゴ大聖堂博物館は見所がない?見学ポイントはどこ?

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この記事では、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の博物館について紹介します。

 

大聖堂の博物館は有料(一般で6€、割引価格で4€)ですが、トリップアドバイザーでこんな口コミを見つけました。

入場料を払って博物館に入ったけど、見所はありませんでした。大聖堂だけで十分です。

全ての展示物に詳しい説明はありませんし、日本語オーディオガイドもありません。

  • 見ていても何なのか理解できない。
  • 鑑賞の仕方がわからない。

という方も、本文を読めば博物館の見学ポイント6カ所が分かりますので、個人でも博物館を楽しめますよ。

 

それでは、早速見てみましょう。

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大聖堂の見所①石造りの聖歌隊席

マエストロ・マテオの聖歌隊席

出典: https://upload.wikimedia.org

 

歴史的文献をもとにして、マエストロ・マテオが作った石造りの聖歌隊席はこんな感じだっただろうと再建したものが、大聖堂博物館に展示されています。

 

マエストロ・マテオとは、1168年からサンティアゴ大聖堂建築の指揮をとった人物です。

ロマネスク美術の最高傑作と呼ばれる栄光の門を完成させた後、石造りの聖歌隊席も作りますが、17世紀に撤去されます。

 

石造りの聖歌隊席を撤去した理由は?

72名の聖職者が座れる聖歌隊席に、大司教が座る場所がなかったからです。

 

石造りのため修正もできませんので、17世紀に木製の聖歌隊席が置かれました。

 

木製の聖歌隊も20世紀に撤去され、現在は大聖堂の隣にあるサン・マルティン・ピナリオ修道院で見ることができます。

大聖堂の見所②聖ヤコブの生涯を描いたレタブロ

聖ヤコブの人生を描いたレタブロ

出典: https://cdn.superstock.com

博物館の2階部分に1456年の聖年にイギリス人の巡礼者が聖ヤコブに奉納したレタブロ(祭壇画)があります。

 

ヤコブの生涯を左から5つのシーンで物語っています。

  • ヤコブがイエス・キリストに一緒にキリスト教を布教しようと声をかけられる。
  • イエスの12使徒のひとりとなる。
  • イベリア半島でキリスト教の布教をする聖ヤコブ。
  • 布教を終え、戻ったヘルサレムで殉教する聖ヤコブ。
  • 2人の弟子と一緒に船に乗って旅をする聖ヤコブの遺骸。

 

このレタブロが貴重な理由は、イギリスのノッティンガムにある工房で唯一聖ヤコブを題材に造ったものだからだそうです。

 

アニメのように聖ヤコブの生涯をわかりやすく表しています。

 

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博物館の見所③内庭回廊にある噴水

北の門にあった噴水

 

博物館から大聖堂のクラウストロ(内庭回廊)に出ます。

 

この内庭の中心に水がない噴水が置いてあります。

 

この噴水は、中世時代フランス人の道を歩いて大聖堂の北の門に到着した巡礼者が聖堂内に入る前に体を清めた噴水です。

 

博物館の見所④ボタフメイロ

博物館内の図書館には、聖ヤコブまたは大聖堂への奉納品である銀製のボタフメイロが置いてあります。

 

重さが58㎏で、奉納された時と過去に何回か実際に使用したそうですが、

 

普段は真鍮製のもの(54㎏)を儀式で使用します。

 

ボタフメイロについては、当ブログの『サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂のボタフメイロとは?儀式を見る絶好の場所は?』の記事で詳しく説明しておりますので合わせてお読み下さい

博物館の見所⑤ゴヤのタピスリー

博物館の最上階は、大聖堂所有のタピスリー展示スペースですが、なんとゴヤのタピスリーを見ることができます。

 

しかし、ゴヤのタピスリーがなぜサンティアゴにあるのかちょっと気になりますよね?

 

ポンテべドラ出身の聖職者がマドリードでゴヤのタピスリーを買い上げ、亡くなった時にサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂に寄付したからです。

 

博物館の見所⑥バルコニーからの景色

大聖堂博物館のバルコニーから見えるオブラドイロ広場や旧市街の通りの景色がとてもいいです。

 

博物館内は撮影が禁止されていますが、クラウストロとバルコニーからは撮影ができますので是非いい写真を撮ってください。

 

サンティアゴ大聖堂博物館は見所十分!

まだ他にもありますが、サンティアゴ巡礼路や大聖堂に興味がある方が博物館を見るポイントとしては十分かと思います。

 

展示物の背景を知ると、博物館には貴重な展示品が溢れていることがすぐに分かります。

 

次に、博物館の開館時間を紹介します。

博物館の開館時間は?

大聖堂の博物館は月曜日~日曜日まで開いていますが、季節によって下記のように開館時間が異なります。

  • 4月–10月: 9:00~20:00
  • 11月–3月: 10:00~20:00
  • 12月24・31日: 10:00~15:00
  • 1月1・6日、7月25日、12月25日: 閉館

 

まとめ

  • サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂に併設されている博物館は、有料。
  • 大聖堂に関する歴史的な展示物や巡礼者から聖ヤコブへの奉納品が見れる。
  • 博物館の見所①マエストロ・マテオ作の石造りの聖歌隊席を再現
  • 博物館の見所②聖ヤコブの生涯を描いたレタブロ
  • 博物館の見所③クラウストロ内の噴水や鐘
  • 博物館の見所④ボタフメイロ
  • 博物館の見所⑤ゴヤのタピスリー
  • 博物館の見所⑥バルコニーからの眺め
  • 有料でも博物館を訪れる価値は十分にある。

 

大聖堂博物館の入場チケットで、ヘルミレス宮殿の企画展やサンティアゴ市内にあるサンタ・マリア・ラ・レアル・デ・サル教会も見学できます。

 

当ブログの『サンティアゴ・デ・コンポステーラにある傾いた教会とは?原因は?』の記事も合わせてお読み下さい。

 

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最後までお読み頂きありがとうございました。

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サンティアゴ・デ・コンポステーラ在住の40代2児のママ。3歳の娘と日々格闘中。スペインの観光や留学生活、サンティアゴ巡礼路に関する情報を発信します。スペイン旅行の悩みに記事内で回答します。問合せ
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