サンティアゴ巡礼

サンティアゴ巡礼で必須の持ち物!南京虫予防策やクリームは?

2019年3月16日

サンティアゴ巡礼の持ち物アイキャッチ

初めての巡礼で何を持って行ったらいいのか分かりません。

出来るだけ重さは軽くと聞きますが、判断基準がありません。

絶対必要なものや現地で役立つものを教えて下さい。

という質問に本文で詳しくお答えします。

 

日本カミーノ友の会のサイトが紹介する必需品リストはご覧になりましたか?

 

アイテムは40を超えますが、1週間ほどの短期間の巡礼なら、リストの持ち物を半分以下まで減らすことができます。

 

本文を読めば、

  • 巡礼期間に関わらず、最低限必要かつ現地で大活躍するアイテム
  • ガリシア州内の道を歩く時にあると便利なアイテム

が分かります。

是非、参考にして下さい。

スペイン巡礼に最低限必要な物リスト

まずは、友の会で紹介するリストから選んだ最低限必要な物リストをご覧下さい。

品名友の会コメント
巡礼手帳友の会のものを持っていくか、現地で求めるかは好みに応じて決める。
2リュック容量30~50リットルの体にあったもの
3履き慣れたトレッキングタイプのもの。中敷きの予備もあると安心。
4雨具レインスーツ&リュックカバーかポンチョを。防寒具としても使える。
5帽子熱射病帽子のため夏は必須。冬でも日差しは強い。
6寝袋アルベルゲでは必須。夜は冷える。
7防寒具夏でも夜は冷えるので軽いフリースやダウンを一枚。
8救急セット消毒薬と綿、マメの手当用の針と糸、テープ、痛み止め(筋肉)、バンドエイドなど。
9伸縮性のある衝撃吸収力の高いもの。安定した歩きができる。特に坂の上り下りをするときに重宝。2本だとリズム良く歩ける。
10サングラス日差しは強いので疲労防止のためにも役立つ。
11日焼け止め水ぶくれになる人もよく見かける。
12サンダルアルベルゲや町歩きの時に重宝する。
13ヘッドライトあるいは懐中電灯。早朝は屋外、消灯後のアルベルゲで必須。LEDタイプがお勧め。
14マメ防止クリーム気になる人は事前に。現地ではワセリンを使う
15耳栓他人のいびきに耐えられない人に。
16靴下、下着類毎日洗濯が原則だが、乾かないときの予備も含めて2組は必要。靴下は厚めのものが2枚履きでマメ防止、速乾性のもの(マイクロファイバー)が望ましい。
17長袖シャツ夏でも日差し避けとして重宝するので1枚は必要。速乾性のものが望ましい。
18ズボン山登り用の軽くて速乾性のもの。ジッパーで長さを変えられるものがお勧め。
19洗面セット歯磨き粉、歯ブラシ、石鹸、シャンプー、リンス、爪切りなど。耳掻きは現地にない。
20タオルフェイスタオルと大判のスポーツタオル。速乾性のものが便利。
21ナイロン袋さまざまな場面で活躍。シャワー室で貴重品、服装入れに。レジ袋のようにガサガサ音がしないものを。
22携帯電話と充電器
23C型プラグ

情報元: 日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会

ひと通りリストを確認されましたか?

 

次に、特に重要度が高いものや巡礼中に便利なアイテムについて具体的に説明していきます。

 

巡礼中に活躍するアイテムとアドバイス

自分の足にあった靴で防水加工のものを選ぶ

(巡礼経験者)値段よりも自分の足に合っている靴を選ぶのが本当に大事。

店員さんと試着を繰り返して納得いくものを買いましょう。

 

足にフィットしない靴を履くと、靴の中で足がずれて歩きずらくなりますし、マメなどができます。

 

雨の中を何時間も歩くこともありますので、防水加工のものを選びましょう。

 

買った靴を事前に履きならせておく

新しい靴を買ったら、巡礼前に必ず靴を履きならせましょう。

 

毎日、新しい靴を履いて散歩する事で巡礼前の体力作りも同時に行えます。

 

登山用靴下

足裏の皮がめくれている人たちは、登山用でない普通の靴下を履いている人が多い印象でした。

 

靴と同じくらい靴下も重要ですので、登山用の靴下をご用意ください。

 

足の手当用品

巡礼を完歩できるかどうかはあなたの足次第。

 

足のお手入れをおそろかにしてはいけません!!

 

私が初めて巡礼をした時、初日の夜にブラジル人の友達が自分の国から持ってきた馬用のクリームを塗ってくれました。

 

馬用クリームって何か怪しいなぁ…

と思ったのですが、このおかげでマメをつくることはありませんでした。

 

何度も言いますが、足の健康あってのカミーノです。

 

1日の終わりにワセリンなどのクリームを塗って足を労わりましょう!

 

もちろん、上記に挙げたバンドエイドなどの手当セットも必需品です。

 

使う必要がなくても重くないですし、必要な時は宿泊先でじっくり手当ができるので用意しておきましょう。

 

巡礼用のスティック

登山経験があるスペイン人から、スティックを使って歩くと足への負担が軽くなると教えてもらいました。

 

どんなスティックを選ぶかは個人の好みですが、大事なポイントはスティックを使う時の腕の角度

 

腕の角度が90度になる高さに調整して下さい。

 

いや、俺はスティック必要ないと思う。

と言う方もいます。

 

私の個人的な体験ですが、2020年1月と7月、サンティアゴからフィステーラまでの道を2日間ずつ歩きました。

 

1月はスティックなし、7月はスティック持参で巡礼しました。

 

1月は初日のゴール地点近くから膝やふくらはぎに痛みを感じ、2日目も足を引きずりながらの巡礼でした。

 

一方、7月の巡礼では、初日の巡礼を終えた夕方ごろから両腕に痛みを感じました。

 

電話で夫に腕の痛みを伝えると、次のような返事が。

それはいいことだよ。スティックを使ったことで足への負担が分散されてるってことだ。

 

確かに、1月は初日の宿で足を引きづっていたのに、今回は足の痛みはありませんでした。

 

腕の痛みは、部屋の浴槽でゆっくり浸かったのが良かったのか、2日目の朝には消えていました。

 

この経験の後から、いつもスティックを持参しています。

 

速乾性のタオル

出典: https://www.decathlon.es

 

タオルに限らず靴下や下着にも言えますが、大事なポイントは速乾性のもの。

 

これ持って行くといいよ。

と、スペイン人の友達が巡礼前に筒に入ったマイクロファイバーのタオルをプレゼントしてくれました。

 

すぐ乾いて筒にいれると、リュックの中でかさばらず本当に重宝しました。

 

サンダル

  • 巡礼宿の中で疲れた足を開放してあげる。
  • 巡礼宿のシャワー室にそのまま入れる。
  • 巡礼後、村の散歩など巡礼靴の代わりに履く。

と、とにかく巡礼で大活躍するアイテムです。

 

普通のビーチサンダルで十分ですので必ず持っていきましょう。

 

耳栓

他の巡礼者と一緒になる巡礼宿では、本当にいびきのうるさい人がいます。

 

ちゃんと寝ないと次の日の巡礼にも影響するので、耳栓をしてぐっすり眠りましょう。

 

ジップロック

ナイロン袋というよりもサイズの異なるジップロックがいいです。

  • 汚れた下着を入れる。
  • 貴重品を入れてシャワー室まで持ち込める。
  • スーパーや市場で買った果物などを入れる。

と、幅広く対応できます。

 

日よけ対策アイテム

全く日陰のない道を延々と歩いたりますので、帽子は絶対必要です。

 

雨晴兼用タイプにするとさらにいいでしょう。

 

現地でも購入できますが、日焼け止めクリームも日本から持って行きましょう。

 

生活リズムや食事が異なる国で巡礼するわけですから、日々自分の体と対話していくことが大事です。

  • 昼夜での気温の変化が激しかった。
  • 自分が想像したよりも雨が多くて寒い日が続いた。
  • 現地での食事が合わなくて具合が悪くなった。

という状況はよく起こります。

 

現地の薬局で説明をするのは大変ですよね。

 

胃薬や風邪薬など日本で自分が飲みなれているものを持って行きましょう。

 

ヘッドライト

これは夜の景色ですよね?
いいえ、10月上旬の朝8時のサンティアゴ・デ・コンポステーラの様子です。
朝8時でこの暗さ!?

 

イベリア半島の西端にあるガリシアは日の出(日の入り)時間が遅いのです。

 

半島の東にあるバルセロナと比べても40~50分の差があります。

 

多くの巡礼者が歩く期間の日の出時間は下記の通りです。

  • 5月下旬~7月中旬: 7:00前後
  • 8月下旬~9月中旬: 8:00
  • 9月下旬~: 8:30

参考: MeteoGalicia

 

近年、10月末まで途切れなく巡礼者がサンティアゴに到着します。

 

冬時間への移行前は、朝の9時近くまでと日の出の時間はさらに遅くなりますので、朝早く出発する時、ヘッドライトがあると助かりますよ。

 

歩く時期が夏時間と冬時間の変更と重なる場合もありますので、☟の記事もどうぞ。

時計の時間を切り替え
スペインの時差とサマータイム!2019年の冬時間はいつから?

続きを見る

 

軽いフリース

ガリシアでは、日中に太陽が出て暖かくなっても、早朝や夕方に冷え込みます。

 

春や秋に巡礼する場合でも、軽いフリースなど用意すると良いでしょう。

 

コロナウイルスと共生する巡礼での必須アイテム

マスク

新しい日常に入ったスペインで、マスクの着用が義務づけられています。

 

実際にサンティアゴに到着する巡礼者はマスクをつけていますので通気性のよいマスクがあるとよいでしょう。

 

除菌・消毒用のアルコール液剤(ジェル状の商品含む)

スーパーや飲食店など入り口に消毒用のアルコールが設置されていますが、小さいボトルを携帯して下さい。

 

ボールペン

ボールペンも共有しない方がいいので自分用のボールペンをお持ちください。

 

2020年の巡礼について、巡礼宿の情報などガリシア州に関する情報を中心に書いた記事があります。

 

是非、合わせてお読み下さい。

 

巡礼の靴や服など安く買えるお店は?

フランスのスポーツ・アウトドア用品店「Decathlon(デカトロン)」は、商品の種類の豊富さと値段の安さでスペインで人気のあるスポーツショップです。

 

日本に直営店が2つありますので、お近くにお住まいの場合は是非寄ってみて下さい。

メモ

 

万が一、フランスやスペインでスポーツ用品を買う必要がある時も利用してみて下さいね。

 

ところで、タイトルにあった南京虫対策ってどういうことですか?
巡礼するなら知っておくといい事ですので次で説明しますね。

 

南京虫対策は必要!?

現地の巡礼宿を利用する際、注意して欲しいのが南京虫です。

 

寝袋は夜の寒さ対策もありますが、宿のベッドに直接触れないためにも必要です。

 

2020年1月にカミーノを歩いた時、ネグレイラの公営アルベルゲで南京虫が出たので、消毒のために一時期アルベルゲを閉めていたと聞きました。

 

南京虫にやられる人は実際に多いので、対策のアイデアをひとつ紹介します。

私はまだ経験していませんが、もし南京虫にやられたら次のクリームがお役に立つかも。

 

まとめ

  • スペイン巡礼の荷物はできるだけ軽くした方が良い。
  • 足にあった靴、登山用靴下、ワセリンなど足グッズは絶対に必要。
  • 巡礼宿で休む時に役立つビーチサンダルや耳栓は役に立つ。
  • ジップロックの袋は服を入れたり、シャワーを浴びる時の貴重品入れに。
  • 早朝から歩く時にヘッドライトは役立つ。
  • コロナが終息するまでは、マスク・消毒用ジェルなども持参。
  • 巡礼宿で南京虫の被害に合う可能性があるので事前対策をすると良い。

今回の記事は、巡礼前に当ブログへコンタクトしてくれた女性の質問がきっかけとなっています。

 

彼女が初めての巡礼に選んだイギリス人の道の体験談も是非合わせてご覧下さい。

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最後まで読んで頂きありがとうござました。

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オトラスペイン

サンティアゴ・デ・コンポステ-ラ在住。日本人で唯一のガリシア州公認観光ガイド。サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学で観光マネージメントの修士課程を修了。大学で日本人留学生のサポート業務の経験もあり。2019年にサンティアゴ巡礼専門の旅行会社に就職。夢は、夫と2人の子供を連れての家族カミーノ。詳しいプロフィールはこちら

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