サンティアゴ巡礼

2020年にサンティアゴ巡礼(特にガリシア)したいあなたへ

2020年6月15日

巡礼者の儀式の矢印の石

https://otraspain.com

新型コロナウイルスの感染拡大により3月中旬から閉鎖されていた

  • サンティアゴ大聖堂
  • ガリシア州内公営アルベルゲ
  • 巡礼者事務所

が7月1日から再開し、サンティアゴに到着する巡礼者が増えました。

 

しかし…

行きたいけど今は時期じゃないよ。2020年の巡礼はもう諦めた。

と、考える方がほとんどではないでしょうか。

 

本文を書く前に色々悩んだのですが…

 

今回はあえて次の方を対象にして書いてみました。

  • 表立って言えないが、実は夏に巡礼するつもり
  • 今年中に巡礼する可能性を探っている
  • まだ迷っている

 

でも、前に『今本当に行くタイミングか考えて』って言ってなかった?

と、前回の記事を読んで不信感を持たれる方もいるかもしれません。

この記事は、2020年3月より現地の状況を見ながら情報を更新しています。

 

本文では、

  • 私がこの記事を書く理由
  • 新たな日常とは?
  • ガリシア州内の公営アルベルゲ情報

の順番でお話しようと思います。

 

興味のある方は是非お読み下さい。

私がこの記事を書く理由

旅ができる再び出来るようになったとはいえ、ウイルス感染前の状況とは違う『新たな日常』。

 

スペインに住んでいない人、特に日本からではスペインの様子がよく分からないですよね。

 

正直、現地にいる私たちも新たな日常での観光やカミーノについて不透明な部分があります。

 

7月1日以降も状況を見ながら、その都度対応が変わっていくと思います。

 

もう巡礼しても大丈夫!と安易に巡礼を勧めるというものではなく、

 

どうしても2020年に巡礼したいという方へ、

 

最低限、この後で説明する情報を理解して自分で決めて下さいねというものです。

 

その点をご理解いただければうれしいです。

 

新たな日常のカミーノで最低限抑える3点とは?

  1. マスクの使用義務(6歳以上)⇒義務違反は100€以下の罰金
  2. 人と人の間の距離は、少なくとも1.5m
  3. 各施設の利用人数の制限
    • 飲食店、ホテルなど定員の75%まで
    • アルベルゲは定員の50~75%まで

注意

新たな日常の条件は、中央政府が出す衛生措置をベースに各自治州が権限をもつ分野の条件を定めます。マスクの着用に関する件も自治州間で若干異なる可能性があります。

 

新たな日常の条件は、ウイルスが終息したと判断されるまで適応されるため、いつまでという期日はありません。

 

2020年のサンティアゴ巡礼でマスクは必須

先ほど紹介したマスク使用の義務をもう少し詳しく見ると…

  • 交通機関の利用時
  • スーパー、ホテルなど室内スペース
  • 公道、屋外のスペース等で他の人との間で1.5mの距離を保つことができない場合

などで、マスク使用が義務となります。

 

田舎や森の道を歩いていて、人が周りにいない場合は別ですが…

 

都市部の歩道など1.5mの距離の確保は難しいです。

 

7月に入ってから、スペイン各地でクラスターが発生。

 

厳しい外出規制時の状況に戻る場所も出てきました。

 

現時点では、1.5mのソーシャル・ディスタンスが確保されている場合やビーチで歩く場合でもマスク着用が義務になっている州があります。

 

マスクは必須アイテム、通気性がいいマスクがあると重宝します。

 

ガリシア州内の巡礼宿情報

公営アルベルゲ

段階的な再開

冒頭で、7月1日に公営アルベルゲを再開と伝えましたが…

  • 公営アルベルゲしかない場所
  • 民間のアルベルゲが極端に少ない場所
から優先して、状況を見ながら段階的に開けていきます。

 

正直、新型コロナウイルスで大きな影響を受けた民間アルベルゲとの関係上、

 

公営アルベルゲは再開しないと私は思っていましたが、ごく一部の公営アルベルゲは再開しています。

 

しかし、全ての公営アルベルゲが再開する訳ではないと覚えておいてください。

 

公共スペース削除とベッド数の減少

人と人との間の距離を確保し、定員の50~75%にするため、

 

公共スペースの閉鎖や収容ベッド数を減らす必要があり、

 

場所によっては通常のキャパシティの3分の1になるところもあるようです。

 

公営アルベルゲも予約可能に

他の州では見られない新しい取り組みでしょう。

 

万が一、問題が発生した時に巡礼者の宿泊場所の把握し、素早く対応するねらいがあります。

 

次に、ガリシア州公営アルベルゲの事前予約方法について説明します。

 

ガリシア州公営アルベルゲの事前予約方法

ガリシア公営アルベルゲ予約サイト

参照: https://alberguesxacobeo.gal

 

7月から専用サイトが使えるようになっています。(スペイン語・ガリシア語・英語の3か国語)

 

上記画像から下にスクロールし、次のステップで予約して下さい。

step
1
ルート別に滞在する場所を選ぶ

step
2
アルベルゲ一覧で営業しているものを選ぶ

step
3
滞在日と滞在人数を選ぶ

step
4
予約ボタンを押す

step
5
個人情報入力など指示に従い予約を完了

 

事前予約の注意点

  • 予約は宿泊前日から当日の13:00まで
  • 13:00以降の予約は、翌日の分の予約となる。
  • 最大予約人数は5名、それ以上はメールを送る。reservas@alberguesxacobeo.gal
  • キャンセル時、返金不可。
また、2020年7月15日時点では多くの公営アルベルゲが閉まっています。

 

全部の公営アルベルゲが再開するのはいつ?

2020年9月1日から全ての公営アルベルゲを再開する予定とはなっていますが、

 

ウイルス感染の状況によって直前で予定が変更される可能性もあります。

 

アルベルゲで気になること

巡礼でアルベルゲの利用は絶対という人でも、今はやはり安全面が気になりますよね。

 

スペイン観光品質管理機関(ICTE)が、安全を確保するためのガイドラインを発表していますが…

 

あくまでも推奨です。

 

巡礼者とアルベルゲの従業員の安全を考えてきちんと対策するところが多いとは思いますが、

 

場所によって違いが出てくることもあるでしょう。

 

また、ベッド間の距離を確保するとベッド数が大幅に減るので、

 

再開するかで悩んでいる宿泊施設の声もききます。

 

勝手な予想なので外れるかもしれませんが、

 

安全対策にかかるコストから料金を上げる場所もでてくるかもしれません。

 

今年、カミーノを歩く巡礼者の数は少なくなるとはいえ‥‥

  • Booking.com等で確実に次の場所のベッドを抑えていく
  • 少し予算をあげて個室にする

などの対策をするのもひとつかなと思います。

 

2020年に巡礼を予定されている方へ

常に巡礼者が安心して歩ける環境を提供することが大事ですが、

 

ウイルスと共存する状態でのカミーノで、

 

アルベルゲで働くボランティアの方や道沿いに住民、全員の安全が大事になります。

 

外国人観光客が入ってくるからというより、国内で他の自治州からの人の移動で

 

第2波が起こるのではと懸念する声があります。

 

巡礼中に現地のニュースに注意しながら、自分で対応できる準備をする必要はあるでしょう。

 

ネガティブな情報ばかりと思われたかもしれませんが…

 

店内やテラスのテーブルなど以前よりも細目に清掃している人を見るようになったり、

 

パン1つでもカード支払いが出来るようになったりと、

 

私の狭い生活範囲でもよい方向に変わっているなと感じる事があります。

 

アルベルゲでもカード支払いを推奨しているので、場所が増えれば

 

現金を多く持ち歩きたくない外国人巡礼者にはいい変化となるのではないでしょうか。

 

スペインでも感染者が再び増加している7月末、フィステーラの道を2日間歩きました。

 

この時の体験をまとめた記事がありますので、良かったら合わせてお読み下さい。

最後までご覧いただきありがとうございました!

この記事も読まれています

-サンティアゴ巡礼
-

© 2020 スペインの観光や留学生活情報を発信する〜オトラスペイン〜