サンティアゴ巡礼

フィステーラからムシアへの道情報!巡礼証明書やダマされた話

フィステーラ・ムシアへの道

@peregrino_yu

この記事では、フィステーラ・ムシアの道について紹介します。

 

2020年の夏、フィステーラからムシアまで歩いた経験から

本文のポイント

  • 実際に歩いて気付いた点
  • ムシアへ向かう道でダマされた話
  • ムシアで獲得できる巡礼証明書

について説明します。

 

最後に、この道を歩いた日本人の方からのコメントも紹介しますので、

 

参考にしていただければ嬉しいです。

フィステーラ・ムシアの道情報

海の景色を沢山楽しめるルート?

 

このルートは、ガリシア州コルーニャ県の大西洋沿岸にあるコスタ・ダ・モルテ(死の海)

 

と呼ばれる地域にあるムシアとフィステーラを結ぶ29㎞の道

 

勝手に、コスタ・ダ・モルテの海の景色を沢山楽しめるかなと思いましたが、

 

海岸沿いの道は一部で、大部分は森の道を進みます。

 

海が見えるポイントを大まかに説明すると、下記の通りです。

  • フィステーラの町を出て森の道へ入る前に見えるランゴステイラ・ビーチの風景
  • 遠くに海が見えるポイントが2~3カ所
  • ムシアまでの約3㎞の道

 

しかし、森の道も大変気持ちよく、ムシアに近づくと見えてくる海は

 

フィステーラで見る海とは違う荒々しい感じが良かったです。

 

ムシアのパラドール

 

また、カミーノを歩きながら今年オープンしたばかりのムシアのパラドールが見えます。

 

パラドールとつながっているビーチへは、カミーノからも簡単にアクセスできます。

 

巡礼日数は?

  • 何日も巡礼していて歩くことに慣れている人
  • 目的地への宿泊施設は確保済み
  • 昼の時間を十分使って歩く予定
なら、難易度が極端に高いルートではないので、1日で歩けない距離ではないですが、

 

25㎞を超える巡礼は、後半かなり疲れを感じます。

 

歩くスピードや体力の差など人によって状況が異なりますので、

 

無理せず、ゆっくりカミーノを楽しみたい場合、リレス(Lires)で休んで2日で終了するとよいでしょう。

 

私の場合は、リレスで一旦カミーノを中断し、日を改めてリレスからムシアまで歩きました。

 

フィステーラ・ムシアへの道の標識

モホン

フィステーラからムシアへの道

 

標識は、フィステーラ⇔ムシアの2方向で対応しています。

 

そのため、巡礼していると向かい側から来る巡礼者とよくすれ違います。

 

ガリシア内の他のルートにあるモホン(石の標識)は、矢印の下にサンティアゴまでの距離が示されのに対し、

 

フィステーラ・ムシアの道のモホンには、目的地のFISTERRAとMUXIAと表記されます。

 

矢印

フィステーラ・ムシアの道の矢印

 

上の画像のような黄色い矢印も目にします。

 

実は、この2方向の矢印を見ながら悩んだ場所がひとつありました(笑)が…

 

全体的に標識が細かくあるルートだと思います。

 

フィステーラの町の出方

私が町中の標識をきちんと見ていないだけかもしれませんが…

 

ムシア行きの標識が分からず、観光オフィスが開くのもを待って説明を受けてから出発しました。

 

  • step.1

    フィステーラを目指した時の道をランゴステイラ・ビーチへ向かって歩く

  • step.2

    ランゴステイラ・ビーチへ行く前に左折し、ASADOR SAN ROQUE(アサドール・サン・ロケ)へ。

 

アサドール・サン・ロケ?

ASADOR SAN ROQUE

 

サン・ロケという名前のステーキレストランです。

 

ここからは、標識に従って進むだけです。

 

観光オフィスでムシアへの道を確認するのもひとつですが、

 

宿泊場所によっては、そこから町中の道をショートカットして

 

ASADOR SAN ROQUEへ行ける場合もあります。

 

ムシアへ向かう道でダマされた話

ムシアへの道海岸ルートの看板

リレスまであと数㎞という場所だったと思います。

 

標識の向かい側に、赤い矢印の上にTo Muxia along the coastと書かれた看板がありました。

 

海を近くに見ながら歩ける道があるの?と立ち止まると、

 

背後から英語で…

外国人の女性

どっちの道へ行くつもり?

と、話かけられました。

 

道の途中で何度も後ろを見て人がいないのを確認していたので、

 

急に後ろから声をかけられ、ビクっと体が動くぐらい驚きました。

 

しかし、彼女の顔を見た瞬間、さっきカミーノですれ違った人だと分かりました。

 

何だこの状況は?と思っている間に、彼女はこう続けました。

外国人の女性

ビーチの横を通るこっちの道はとってもゴージャスよ。ビーチの最後にあるレストランも美味しいの。

私はいつもこっちの道を散歩するの。カミーノは一度も歩いた事ないわ。

 

なんかおかしいと思いつつ、ちょっと試してみようと、彼女とビーチへ向かう道を歩き始めました。

 

しかし、道が左右に分かれるポイントで矢印がないのが気になりました。

 

速足の彼女は、私より数メートル先を歩きながら

 

何度も後ろを見て『こっちの道だから!』と手を使って道案内するものの、その後姿が見えなくなりました。

 

その間、確認できた赤色の矢印はたったのひとつ。

 

いつでもカミーノへ戻れるよう頭の中で今まで来た道のりを思い出していました。

 

携帯を取りだし、現在地を確認すると道として表示されていません。

 

これはまずいと来た道を5mほど戻ると…

 

私が選んだ道とは別の道から母と息子の親子巡礼者が歩いてきました。

 

ビーチの道はそっちですか?
まさか!道と呼べないようなところを1時間以上さまよってたの。カミーノへどう戻ればいいのか…

と、とても困った様子。

戻り方は分かるから一緒に行きましょう。
本当?あなたに会えて本当に良かった!

と、お母さんは何度も繰り返しました。

 

話を聞くと、やはりこの親子も同じ女性にビーチ側の道を勧められていました。

 

黒いシャツとズボンを着た女性には要注意って知らせないと!

1時間以上時間をロスしたお母さんは怒っていましたが、

 

私は彼女が何をしたかったのかちょっと意味不明でした。

 

おそらく、彼女はビーチの終わりにあるレストラン関係者で巡礼者を誘導したかったのだと思います。(赤い矢印の看板の上に色あせたレストランの看板があったからです。)

 

しかし、親子も私もレストランへ行く事はできませんでした。

 

もしくは、巡礼者を混乱させるのが楽しみでカミーノを行き来していたのか…?

 

いずれにしても、英語とスペイン語を使ってビーチ沿いの道を勧めてくる女性に会ったら、

 

無視して真っすぐカミーノを歩いて下さい。 😉

 

今回の経験で学んだこと

コルクビオンの2つのルート

 

上記の画像は、フィステーラの道を通ってセエからコルクビオンに入る手前に出てくる看板です。

 

中世からのオリジナルルートと並行し、リア(入り江)の景色をより近くで楽しめる2つのルートを紹介しています。

 

セエからコルクビオンまでの数百メートルという短い道は、どちらを通っても全く問題ありませんが、

 

ガリシアでは迂回路(または代替ルート)を紹介する看板が他にもあります。

 

そして、中には特定の飲食店へ案内するものもあります。

 

赤色の矢印や色あせたレストランの看板があった時点で気がつくべきでしたが、

 

州政府が設置する石の標識や黄色い矢印に従うという基本を忘れちゃだめだと気づく良い機会となりました(笑)

 

ムシアオリジナルの巡礼証明書とは?

ムシア―ナ証明書

 

2002年からムシアーナという証明書が発行されています。

 

ムシアーナ獲得の条件

サンティアゴからムシアまでの道を歩いてクレデンシャル(巡礼手帳)にスタンプを押す必要があります。

 

私の場合、サンティアゴから最初にフィステーラを目指し、その後ムシアへ行きました。

  • ネグレイラ(Negreira)
  • オルベイロア(Olvieiroa)
  • コルクビオン(Corcubión)
  • フィステーラ(Fisterra)
  • リレス(Lires)

でスタンプを押して、フィステーラナとムシアーナの2枚獲得しました。

 

フィステーラナについては、☟の関連記事を合わせてお読み下さい。

 

ムシアーナの申請場所

ムシアの観光オフィス

 

ムシアの観光オフィスで、パスポートとクレデンシャルを提示すればその場でもらえます。

 

巡礼の思い出に証明書を増やしたい方は是非!

 

フィステーラからムシアの道を歩いた巡礼者の声

ムシアへの道奮戦記を興味深く、懐かしく読ませて頂きました。

そう、2018年6月でしたが、海側の道を私は一人で歩きました。

やはり海を見る迄の道は不安だったことを思い出します。

しかし、程なくLires海岸に到着、その雄大な景色に魅了されたことは印象的でした。

無事にムシアーナも頂き、良い一日旅を味わいました。

私の場合ですが、29kmの長丁場でしたので、ザックの宅配便を手配、最小限の荷物と水はしっかり準備して歩きました。

 

私のように1~2日の巡礼とは違い、本文を読むあなたは大きなザックを背負って歩かれるはずです。

 

カサロンチョの移送サービス

 

フィステーラからムシアでは、オルベイロアにあるカサ・ロンチョの移送サービスを利用すると良いでしょう。

 

カサ・ロンチョのタクシー・サービスを利用したので、下の記事も合わせてどうぞ。

 

今回の情報共有者、YUさんのカミーノスケッチが素晴らしいので、ムシア(本文のアイキャッチ画像)以外のスケッチも是非インスタのアカウント@peregrino_yuでチェックして下さい!

 

まとめ

  • フィステーラ・ムシアは2つの村を結ぶ約29㎞の道。
  • 標識は、2方向で表示されている。
  • ルート上で反対方向に歩く巡礼者とすれ違う道。
  • 大部分が森の道だがムシア近くの海沿いの道はおすすめ。
  • 1日もしくは2日で完歩できる。
  • 赤い矢印で海岸ルートを案内する看板には注意。
  • ムシアでムシアーナと呼ばれる巡礼証明書を発行している。
  • ムシアーナ獲得に必要なスタンプが押されていればOK。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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