というあなたの質問に当ブログが答えます。
本文では、2019年10月にポルトからサンティアゴまでポルトガルの道を歩いた日本人女性巡礼者ヒロミさんの体験談をインタビュー方式で紹介します。
本文を読めば、ポルトから歩くポルトガル人の道の様子についてイメージができて、巡礼プラン作りの助けとなるはずです。
是非、参考にしてください。
ポルトガルの道を選んだ理由は?
ポルトからの巡礼は海岸か内陸の道か?
最初はどちらのルートにしようか私も迷いました。
どのくらい距離の差があるのかなど調べたんですが、内陸ルートが通る街に橋がある場所が多かったので
川が多い場所なら水と緑の両方の景色を楽しめて楽しいかなと、思って内陸ルートを選びました。
実際に歩いて見て分かったことは?
計画時、ポルトから海と内陸のルートに分かれてずっと歩くというイメージでした。
しかし、ポルト出発後の巡礼宿で出会って話をした巡礼者の中に、
最初の2日間は海の道、後から内陸のルートへ移動して歩いている人に何人か会いました。
自分で好きなようにアレンジして歩けるんだなって思いました。
どちらかで迷っている人がいたら、時間が少し余計にかかるかもしれませんが、
2つのルート間で移動して楽しむ巡礼もありなのではないでしょうか。
ポルト市内からの巡礼路の注意点は?
ポルト市内の巡礼標識
ポルト大聖堂を出てから矢印が分かりにくくて、かなり迷いました。
巡礼路を進みたかったですが、地図で市外へ通じる道を確認して直接出ることにしました。
その時、イギリス人の道でコルーニャ市内から出発した時のことを思い出しました。
ポルト大学の近くに線路が走っていて、そのあたりから矢印が増えました。
途中、歩いていると海の道の標識が多く、本当にセントラルを歩いているか不安になりましたが、
後からポルト市街地図を改めて見直したら、途中まで一緒なことに気づきました。
ポルトからビラリニョの区間は怖い?
ポルト出発日の目的地ビラリニョまでの区間は注意して下さい。
ココに注意
- 道路が狭い。
- 歩道の幅も狭い。
- ポルトガル人の車の運転が怖い。
自分と横を通る車の距離が狭いのに、すごいスピード出して通るんです。
場所によっては、リュックが車に触れるのではないかと心配で、
歩道の壁に沿って注意しながら歩いたぐらいです。
実際、巡礼路は危険なのでより安全な迂回路を進める標識がありました。☟
(直進は巡礼路だが、危険⚠のマークが。)
しかし、場所によっては迂回路を通るとだいぶ大回りになります。
アルベルゲで知り合った他の巡礼者も、この区間は車が怖かったという人が多かったです。
ガイドブックで事前にこの情報を知っていたフランス人夫婦は、
ポルトからビラリニョ間を飛ばし、ビラリニョから歩き始めたと教えてくれました。
ポルトガルの道の標識は整備されている?
ポルト市街はちょっと不安になりましたが…
標識がなくて困ることは感じませんでした。
ポルトガルとガリシアで比べると、ガリシア州に入ってからは
残り何キロを表したモホンがすごい頻繁に出てきました。
ポルトガル人の道を歩く時の他の注意点は?
石畳の道
ゴツゴツした岩みたいな感じで、盛りがあるというか、足の裏が安定しません。
石畳の道が多く、長距離歩いていくと足への負担が思ったよりも大きかったです。
石畳の道は歩行者専用で趣がある雰囲気がある人にはイメージしにくいかと思いますが、
ポルトガルの石畳の道は広くて車も通るので、注意が必要だと思います。
現金の用意
巡礼路で知り合ったカナダ人男性のケースなのですが、
ポルトガル人の道を歩くなら知っておいた方がいいかなと思います。
トゥイからのアルベルゲ
私は私営アルベルゲ派で、巡礼中にBooking.comを使って巡礼宿をとっていくのですが、
トゥイ以降からグループで歩く人など巡礼者の数が増えてアルベルゲがとりにくくなりました。
私は公営アルベルゲ派という方は別ですが、
宿探しに困りたくないなら先に取った方がいいかもしれません。
それでもポルトガルの道はおすすめ?
ココがおすすめ
- スペインとポルトガルの2か国楽しめる。
- お肉だけでなく魚介類もあるので食のバラエティが豊富。
- コーヒーもおいしかった。
- 人も親切。
- 物価が安い。
- 景色もきれいだった。
まとめ
- ポルトガルの道のポルト出発では、内陸と海のルートの選択肢がある。
- アレンジ次第で2つのルートを楽しむことができる。
- ポルト市内の標識は、分かりづらく途中までコスタの標識を見て歩くことになる。
- ポルト~ビラリニョ間は、車と歩く人の距離が狭いので注意が必要。
- 安全な迂回路を案内する標識があるが遠回りになることもある。
- ポルトガルの道で標識がなくて困ることはない。
- 石畳の道は足への負担が大きい。
- 現金の用意やアルベルゲの手配なども注意。
- それでもポルトガルの道は非常に魅力的でおすすめ!
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最後まで読んで頂きありがとうございました。