スペイン巡礼

スペインの自転車巡礼は楽じゃない!?現地トラブルの解決方法は?

限られた時間内である程度の距離を巡礼したくて、自転車巡礼を検討中。

現地で自転車もレンタル出来るみたいだし、自転車の方が疲れないイメージもあるけど実際どうなんだろう?

山の中できつい坂道がある区間は、一般道を走れるのかな?スペインの道路を走るのは危険な感じもするし、実際に自転車で巡礼した人の体験談を知りたい!

というあなたの質問にお答えします。

 

普段スポーツをしない自分でも自転車ならいけるかも…ってちょっと思いますよね?

 

本文では、初めての自転車巡礼を体験した日本人女性、ようこさんのケースを紹介します。

ようこさんのプロフィール

  • 身長は150cm前半と小柄。
  • 英語は理解できるが、スペイン語は挨拶程度の単語のみ。
  • スペインの地理もあまり詳しくない。
  • 普段から特にスポーツをしているわけではない。
  • 自転車の知識は、出発前にパンク時のタイヤ交換を教わったぐらい。

 

本文を読めば、彼女がどうやってスペインで自転車をレンタルして300km完走したかその過程が分かり、

 

自転車巡礼のイメージがかなりクリアになると思います。

 

  • 現地で自転車をレンタルしたいがどんな感じが知りたい。
  • 自転車巡礼を計画したいが現地の様子が分からずちょっと心配。
  • 自転車巡礼の準備やトラブル時の対応で注意する点を知りたい。

という方にとってもヒントとなる情報があります。

 

是非参考にしてください。

自転車で走ったスペイン巡礼ルートと行程は?

(ようこさん)私が選んだルートは、フランス人の道です。期間は1週間とし、レオンからサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約300㎞を走りました。

自転車巡礼フランス人の道7日間の行程

step
1
レオン前泊

step
2
レオン→アストルガ(48.3㎞)

step
3
アストルガ→ポンフェラーダ(52.6㎞)

step
4
ポンフェラーダ→セブレイロ(52㎞)

step
5
セブレイロ→ポルトマリン(60.8㎞)

step
6
ポルトマリン→アルス―ア(53.3㎞)

step
7
アルス―ア→サンティアゴ・デ・コンポステーラ(38.7㎞)

 

出発地点のレオンに前泊し、市内観光を楽しみました。

レオン大聖堂のステンドグラスは素晴らしかったです!

 

スペインで自転車のレンタルはスムーズだった?

自転車をレンタルする会社は、ネット検索で上位に入ってくる会社にいくつかコンタクトしました。

Camino Way, Follow the Camino, Pilgrim....

 

メールは英語でやりとりしていたのですが、分からないことがあり、最終的に選んだ会社のサンティアゴオフィスへ行ったら、なんと日本人スタッフが!

 

スペイン人スタッフの対応も良かったのですが、やはり日本人同士だと自分の希望を伝えやすく、日本語でアドバイスをもらいながらスムーズに手続きができました。

 

レンタルの自転車はどうやって送られてくるの?

今回、マウンテンバイクをレンタルしました。

正直、組み立てに不安があったのですが、宿泊先に届いていたのは大型の箱でした!

 

レンタル自転車のパッケージ

 

箱から自転車を取り出してみると・・・

 

送られてきたレンタル自転車

 

箱に入るようにハンドルが90度曲げられているぐらいで、ペダルもついていました。

 

自転車に触り慣れていない場合、ペダルの左右を間違えて取り付けてトラブルになったりもします。

 

最初からペダルも付いていたので、とても安心しました。箱がとにかく大きいですが、輪行に慣れてないユーザーにはありがたいサービスです。

 

レンタルの自転車についてくるアクセサリーは?

  • サイドバッグ
  • 自転車の鍵やエアーポンプ、パンク時の修理キット
  • クレデンシャル(巡礼手帳)

がついてきます。

 

自転車巡礼レンタルバイクについてくるサイドバッグ

 

自転車巡礼のレンタルについてくる備品

 

水飲み用のボトルや雑誌などはプレゼントでした。クレデンシャルも一緒に送ってくれるので、現地での購入の手間が省けます。

注意

レンタルの備品は、会社によって異なることがあります。返却時のことを考えて、何が送られてきたかをこの時にきちんと確認しましょう。

 

自転車のサイズは大丈夫?

いざ出発という時、サドルの位置が高すぎて調整する必要がありました。

 

現地のレンタル自転車は、日本人には大きいと思いますが、サイズがいくつかあります。

 

小柄な方は、必ず事前に小さいサイズをリクエストするといいでしょう。

 

自転車巡礼で1日の走行距離は?

巡礼者の体力やその日のコンディションなどを考慮しなくてはいけませんが、

 

自転車巡礼の場合、一般的に1日60~80kmぐらいのペースと言われています。

 

1週間の巡礼中、私が実際にどのぐらいの時間をかけたかというと・・・

  • 8:00~18:30
  • 8:30~19:30
  • 1日7時間で60㎞
1日みっちり走ってますね・・・。

はい、途中で休んだり、写真を撮ったりする時間もいれたらそのくらいになってしまいました。

私が巡礼した6月は日が長かったので、夕方まで走れて助かりましたが、日が短かい時期に私のペースでは1週間以上必要だったかもしれません。

 

自転車巡礼は歩きよりも大変?

実は、自転車で巡礼する前にサリアから歩き巡礼も体験したのですが、自転車の方が大変でした。

 

なぜかというと、日本では舗装した道がほとんどですが、カミーノでは未舗装で岩がゴロゴロある道も走ります。

 

未舗装の道も走れるのがカミーノの魅力と感じながらも、その厳しさは私の予想を超えました。

 

巡礼期間中、私は1日中走るのでいっぱいいっぱいの状態でしたが・・・

 

同時に、苦難を乗り越えて巡礼をしている感じがしました。

 

自転車巡礼では、歩き巡礼に良くある水膨れやひざを痛めるということはほとんどないと思いますが、筋肉痛にはなります。

 

レオンからサンティアゴの自転車巡礼ルート

最も大変な区間はどこ?

レオンとガリシアの州境にある2つの峠を越えるのが大変でした。

この区間は、休憩できる場所の間の距離が20㎞くらいあったので、余計きつかったです。

 

中でも、セブレイロ峠は、歩き巡礼でも難所として知られている場所です。

巡礼者の儀式の矢印の石
セブレイロ峠で体験できる巡礼者の儀式とは?場所や時間は?

続きを見る

 

さすがに自転車では無理だと判断し、一般道を走ることにしました。

 

『LU-366』という道に入ると、サイクリングツアーの団体もいたので、自転車巡礼者が多く利用している道だと分かりました。

『LU-366』は、セブレイロからポルトマリンまで伸びています。

 

この後、再び巡礼路に合流することも可能ですが、サリアからポルトマリンまでは

  • 未舗装の道でアップダウンがある。
  • 道があれている。
  • 牧草地の横断(ふんが多い)。

ので、LU-366の道を進みました。

道を急ぐ時も、LU-366を選ぶとよいでしょう。

 

車が通る道路を走るのは危険?

パラス・デ・レイから巡礼路に沿っている国道を走ることもできます。

 

交通量が少なく、そばを走る車は、車間をあけて走ってくれました。

 

車が通ることで怖いとは感じませんでしたが、右側通行に慣れていなかったので、常に注意して走っていました。

 

自転車巡礼は楽しい?

走るのは本当に楽しいです。

 

ただし、田舎の国道や産業道路ばかりを通っていると景色を楽しみたい私としては、ちょっと物足りなくなりました。

 

この景色を見るためにスペインまで来る価値があるのかなとすら思いました。

 

サリアからサンティアゴの区間を歩きと自転車の両方を体験した私の意見としては、

 

景色を楽しむなら歩きの方が綺麗だと感じました。

サンティアゴ大聖堂と巡礼者
スペイン巡礼 | サリアへの行き方や準備に役立つグループは?

続きを見る

 

自転車巡礼する人へのアドバイス

自転車のタイプ

『自転車ならいけるかなぁ~。』と漠然と考えているなら、実際はそんなに楽ではありません。

 

しかし、自転車巡礼に興味がある人は、

 

徒歩よりも倍以上の道を進める=限られて日程である程度の距離の巡礼が出来る点に魅力を感じているではないでしょうか?

 

そういうことならば、電動自動車を使うことをおすすめします。

特に、女性にはおすすめです!

 

そして、電動自転車を借りる場合、レンタルで何度も使っているはずですから

 

バッテリーのもちがどのくらいかを注意するべきだと思います。

 

1日70㎞対応のバッテリーとサイトで表示していても、途中で切れてしまうと、本当に重くて手で動かすのも大変です。

 

1日50~60㎞ぐらいにした方がいいかなと思います。

 

自転車巡礼のルート情報

カミーノの有名サイトなど歩き巡礼をメインにして道のりを詳しく説明しているところが多く、

 

自転車巡礼の情報が少ないと感じました。

 

フランス人の道は標識がしっかりしているとは聞いていましたが、

 

トラッキング情報を携帯にダウンロードして困ったら見れるようにしました。

 

荷物はできるだけ軽くする

私は、巡礼中に荷物移送サービスを使いました。

 

サイドバックに水など道中で必要最低限のものを入れる他に、

 

荷物が届かなかった時でもとりあえず滞在先でシャワーを浴びれるよう下着を1日分入れていきました。

 

サンティアゴに到着して荷物をピックアップした後、滞在先までリュックをしょって走ってみたのですが、

 

荷物の重さで走りづらくてカミーノの間に荷物を持たなかったのは正解だったと実感しました。

 

道の標識

大きな町に入ってから出るまでが分かりづらいので、この点はサイトの情報などをチェックするといいでしょう。

 

レオンでは、何度も途中でマップを確認しましたが、ガリシア州へ入ると標識が多くて走りやすかったです。

 

現地でのトラブル解決

最低限、自転車の組み立てやパンク時のタイヤ交換といった知識があったほうがいいのは確かです。

 

レオンで大きい丘をいくつも超えていく区間で、知らない内にパンクにピンバッチの針がタイヤに刺さってパンクしていました。

 

最近のタイヤは性能がよく、少しずつ空気が抜けていく感じで、翌朝もパンクしているのに最初気がつきませんでした。

 

自分で交換もできるのですが、連日7時間びっちり走っていたので時間をかけたくなかったので、

 

ホテルのレセプションの人に教えてもらった修理屋さんで6€で直してもらいました。

 

自転車をレンタルすると、問題があった時に連絡できる番号もついていますが、

 

大きい町なら修理できる場所があるので、宿の人に聞いて見るとよいでしょう。

 

なるべく田舎の道で問題がないように、出発前に必ず自転車のコンディションをチェックすることも大事です。

 

反射板の用意

車道を走る可能性がある場合、反射板が必要となりますので、ご用意ください。

 

まとめ

  • レンタル自転車は、自転車の組み立てや輪行サービスに慣れていない人に便利なサービス。
  • サイドバックなどのアクセサリーは事前にきちんとチェックする。
  • 自転車巡礼の場合、1日の走行距離は通常60~80km。
  • カミーノでは未舗装の道を走れるのが魅力のひとつ。
  • 自転車だから楽というものではない。
  • できるだけ疲れたくないなら、電動自転車を選ぶとよい。
  • 自転車巡礼も荷物を軽くしていくのがよい。
  • 峠を上る場合など、一般道を通っていくことができる。
  • 自転車のトラブル時の対応のために、事前知識があるのは大事。
  • 自転車レンタルにはサポートサービスや、町の修理場をうまく活用する。

サンティアゴで利用したいサービス

サンティアゴに着く巡礼者の中には、到着日に飛行機・電車、そしてバスに乗って他の場所へ移動する人が結構います。

 

シャワーだけ浴びたい人なんてそんなにいるの?と思ったのですが、実際自転車で巡礼している人など利用者が多いです。

 

興味のある方は、こちらをどうぞ。

 

巡礼者向きサンティアゴ情報

サンティアゴ大聖堂と巡礼者
サンティアゴ旧市街内のアルベルゲや新市街の安い宿は?予約は必要?

続きを見る

【2019年版】サンティアゴ・デ・コンポステーラの観光・グルメ情報まとめ!

続きを見る

自転車巡礼の関連記事を再び紹介!

スペイン自転車巡礼
スペイン巡礼の自転車レンタルの価格や返却方法は?電動もある?

続きを見る

サンティアゴで自転車梱包のダンボール手配方法や料金は?

続きを見る

自転車を電車に載せて移動
スペイン鉄道(Renfe)で自転車を輪行する方法と注意点は?

続きを見る

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

おすすめ記事と広告

-スペイン巡礼
-, ,

Copyright© スペインの観光や留学生活情報を発信する〜オトラスペイン〜 , 2019 All Rights Reserved.