サンティアゴ・デ・コンポステーラの夜の楽しみといえば、「バル巡り」です。
石畳の路地にお店がひしめき合い、地元の人も巡礼者も入り混じってグラスを傾ける。
そんな最高の雰囲気を味わいたいけれど、「初めてで入りにくい」「どこが美味しいの?」と迷いますよね?
この記事では、現地在住ガイドの私が、「初めての方でも行きやすいエリア」を中心に、厳選した名店をご紹介します。 サンティアゴには沢山のバルがありますが、まずはこのリストからお気に入りを見つけてみてください。
- 無料タパスがすごい店
- 指差し注文できる初心者向けの店
- 100年続く老舗のディープな店
これさえ読めば、今夜からあなたもサンティアゴの常連気分で楽しめますよ!
1. バル巡りの「場所」と「時間」のコツ
サンティアゴには無数のバルがありますが、観光客の方が効率よく回るなら、エリアと時間を絞るのが成功の秘訣です。
狙うべきは「2つの通り」
この記事では、大聖堂から徒歩ですぐに行ける、バルが最も密集している2つの通りに絞ってご紹介します。
- Rúa do Franco(フランコ通り): 観光のメインストリート。ショーケースに魚介が並び、賑やかで入りやすい。
- Rúa da Raiña(ライニャ通り): フランコ通りの一本隣。少し道幅が狭く、より地元感の強いディープな店が多い。
賑わう時間は「21時」から!
スペインの夜は遅いです。 19時頃に行っても、お店はガラガラか、まだ準備中のこともあります。
- 20:00頃: まだ空いています。ゆっくり話したいならこの時間に。
- 21:00〜22:00: ピークタイム! 店内は活気に溢れ、「これぞスペインのバル」という雰囲気が楽しめます。
💡 スペインの食事時間は独特です 「ランチは14時、ディナーは21時以降」がスペインの常識。 知らずに行くと「お腹が空いたのに店が開いていない!」ということに…。 詳しい食事のタイミングについては、こちらの記事で予習しておくと安心です。
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【2026年版】スペインと日本の食生活の違い|旅行中に失敗しない食事時間とレストラン活用術
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2. 【ライニャ通り】地元民に愛されるディープな名店
「ザ・ガリシア」な雰囲気を味わいたいなら、まずはここから。
Gato Negro(ガト・ネグロ)|創業100年の伝説
「黒猫」という名の通り、猫の看板が目印。サンティアゴで最も古く、最も愛されているバルの一つです。
- 名物(有料): エンパナーダ(ガリシア風パイ)、レバーの煮込み
- 雰囲気: 狭い店内に人がぎっしり。相席必至です。
- 注意点: 2022年に代が変わりましたが人気は健在。開店直後に行かないと入れないことも。
Orellas(オレジャ)|豚の耳に挑戦!
店名はガリシア語で「耳」。その名の通り、豚の耳(ミミガーのようなもの)が名物です。
- 名物(有料): Oreja(豚の耳)。パプリカパウダーとオリーブオイルがかかっていて、コリコリした食感がクセになります。
- 雰囲気: 観光客にはハードルが高そうに見えますが、勇気を出して入ってみてください。
Trafalgar(トラファルガー)|激辛ムール貝
ガト・ネグロの隣にある人気店。

- 名物(有料): Mejillones Tigres(ムール貝のティグレ)。 「Tigres(虎)」という名前の通り、ピリ辛のトマトソースがかかっています。辛いものが恋しくなった時に最高!
Bar La Coruña(バル・ラ・コルーニャ)

小腹が空いた時に最強のお店です。
- 名物: イカフライのボカディージョ(サンドイッチ)。 揚げたてのイカリングをパンに挟み、特製のブラバソース(少し辛いトマトソース)をかけて食べます。エル・パイス紙でも紹介された実力派です。
3. 【フランコ通り】初心者も安心!見て選べるお店
観光客でも入りやすく、失敗しないお店はこちら。
A Taberna do Bispo(ア・タベルナ・ド・ビスポ)|指差し注文OK!
「メニューを見てもスペイン語で分からない…」「何を頼んでいいか不安」 そんな方におすすめなのが、フランコ通りの中ほどにあるこのお店です。
- スタイル: カウンターにずらりと並んだ**「ピンチョス」**を見て選べます。
- ここがおすすめ: バスク地方のバルのように、カウンターに美味しそうな小皿料理(エビ、カニ、肉団子など)が並んでいるので、指差しで「Esto(これ!)」と頼めます。
- ガイドのメモ: 味は観光客向けにアレンジされていますが、「何が出てくるか分からない恐怖」がないので、バル初心者さんの最初の一軒として最適です。
4. 【ノバ通り】あの「伝説のオムレツ」を食べるなら
La Tita(ラ・ティタ)|トルティージャの有名店

サンティアゴで「トルティージャ(スペイン風オムレツ)」と言えば、真っ先に名前が挙がる有名店。 Rúa Nova(ノバ通り)にあり、いつも地元の学生や観光客で溢れかえっています。
- ここがポイント: 飲み物を頼むと、「半熟のトルティージャ」が無料で付いてきます。
- ガイドの正直メモ: 「昔から有名なお店で、私も何回も足を運んでいます。正直なところ、昔に比べると味の感動は薄れたかも…?という気もしますが(笑)、それでも『飲み物代だけでこの大きさのオムレツが付いてくる』というコストパフォーマンスは健在です。 いつも混雑していますが、サンティアゴのバル文化を象徴するお店として、一度覗いてみる価値はあります。」
5. ガイドからのアドバイス|お酒が飲めなくても大丈夫?
「バルの雰囲気は楽しみたいけど、お酒が苦手…」 「お酒以外に何を頼めばいいの?」
そんな方も安心してください。スペインのバルには、お酒以外にも美味しいノンアルコールドリンクがたくさんあります。 「モスト(ブドウジュース)」や「セルベサ・シン(ノンアルビール)」など、バルで浮かない定番ドリンクをまとめました。
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まとめ:今夜ははしご酒を楽しもう
サンティアゴの夜は長いです。 1軒で満腹になるのではなく、**「オムレツで1杯」→「ムール貝で1杯」→「最後は生ハム」**という風に、何軒もはしごするのが現地のスタイル。
気に入ったバルを見つけて、ガリシアの美味しい夜を楽しんでください!
💡 もっと落ち着いて食事をしたいなら? 「立ち飲みは疲れるから、座ってゆっくり海鮮を食べたい」 「記念日だから、ちょっと良いレストランを予約したい」 そんな方は、こちらのレストランガイドをご覧ください。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。