温泉で有名なオウレンセ市内には、公共と民間経営の温泉を合わせて全部で8箇所あります。
各温泉の特徴や場所、営業時間、料金、アクセス方法をまとめましたので、スペインでも温泉につかってリラックスしたいという方は参考にして下さい。
最後にオウレンセ市の観光情報もありますので、合わせてご覧ください。
オウレンセ旧市街の温泉は?
AS BURGAS(LAS BURGAS)の名前で知られる温泉は、ケイ酸塩、フッ素などが成分が含まれた67℃の熱いお湯が出ています。
ケイ酸塩とはミネラル成分の一種で、ミネラルウォーターや、温泉水などに含まれています。アベンヌ温泉水にも含まれており、皮膚表面に薄い保護膜をつくり、肌をなめらかに保ちます。
引用: https://www.avene.co.jp/
普段からこの温泉に通っている方だと思いますが、このお湯で顔を洗っているお年寄りを見たことがあります。
さすがに顔は洗えませんでしたが、ブルガスの温泉水を触った後に確かに手がなめらかになる感じがありました。
この温泉の裏側に37℃まで温度を下げた公共の温泉プールがあります。
開放日・時間 | 火曜ー日曜日 10:00~14:00、17:00~21:00 |
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お休み | 月曜日 |
料金 | 無料(水着・ビーチサンダル・タオルなど要持参) |
オウレンセ市内の中心部に近いので、観光を楽しんでから歩いて温泉を楽しめるメリットがありますが、ミーニョ川沿いにある温泉は自然の風景を見ながらお風呂が楽しめるのでおすすめです。
ミーニョ川沿いにある温泉とは?
チャバスケイラ(A Chavasqueira)
ミーニョ川沿いにある温泉の中でオウレンセの中心部から一番近くにあるのがチャバスケイラです。
湧き水の温度は63℃ですが、温泉の温度は41℃に設定されています。
レウマ・関節炎・喘息などの治療に効果があるとされています。
チャバスケイラには公共と民間の温泉が1つずつあり、有料の温泉は日本から来た大工が作った日本式の温泉です。
温泉以外にもマッサージや顔や全身の美容ケアなどリラクゼーションのサービスも利用できますが…
今後、再び温泉をたてるのかまだ未定ですが、何か情報が分かったらまたブログ内でお知らせします。
ティンテイロ(O Tinteiro)、レサ(Reza)
Burgasと同様、源泉の湧き出し口です。
傷口の治癒にとても効果があると知り合いの現地ガイドが教えてくれました。
ティンテイロのお湯の温度は45℃、レサは32℃です。
ムイニョ・ダ・ベイガ(Muiño da Veiga)
公共の温泉で5つのお風呂があります。ここの源泉の温度は最高72℃に達するそうです。
オウタリス(Outariz)
チャバスケイラと同様、民間運営の日本スタイルの温泉があります。
チャバスケイラよりもスペースが広く、露天風呂の他にもジャグジーやプールなどあります。
お風呂を楽しんだ後に、食事もできるのでおすすめです。
営業日 | 月曜日、水曜日~日曜日 |
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月・水・木曜日営業時間 | 10:00-23:00 |
金曜日営業時間 | 10:00-01:00 |
土曜日営業時間 | 10:00-01:00 |
日曜日営業時間 | 10:00-23:00 |
入場料(2時間) | 5,5€(水着・タオル・ビーチサンダル要持参) |
注意
Outariz, Canedo
オウレンセ市から一番遠く離れた場所に位置するのが、公共の温泉風呂であるOutariz(オウタリス)とCanedo(カネド)です。
公共の温泉で一番大きいのがここです。
スペインでBalneario(バルネアリオ)は日本語で温泉場と訳されますが、熱いお湯につかることに慣れた日本人の感覚ではぬるいと感じる場所があります。
日本の温泉のイメージとは違う部分がありますが、オウレンセの温泉は水温が40℃で日本スタイルのお風呂もあったりと楽しみやすいと思いますので是非お勧めです。
5歳以下の子供は入ることができないので最近行っておりませんが、冬の寒い日にふと行きたくなる場所です。
各温泉までの行き方は?
旧市街にあるマヨール広場からチャバスケイラの温泉まで約2㎞の距離で、歩いて行くと30分ほどかかります。
一方、オウタリスやカネドなどの温泉に行こうとすると市中心部からの距離が7㎞ありますので、
マヨール広場からミーニョ川沿いの温泉まで走る観光列車(Tren Turístico)に乗るのが楽です。
川沿いの道を通るこの列車は、市内巡回バスの料金と同じ0,85€ですので是非利用して下さい。
さいごに: オウレンセの観光情報は?
最後まで読んで頂きありがとうございました。