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スペインの面白いカーニバル!蟻や小麦粉を投げ合うのはどこ?

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スペインのカーニバルはカディスやテネリフェが有名ですが……

  • 小麦粉
  • 泥つきの布
  • 酢にひたした蟻

を、参加者が狂ったように投げ合う独特なカーニバルに興味はありますか?

 

日本ではあまり知られていませんが、ニュースで放送されるなどスペインのメディアも注目するカーニバルです。

 

仮面や仮装が独特なカーニバルの人物や2019年の日程も合わせて紹介しますので、是非ご覧下さい。

面白いカーニバルが開催される場所は?

出典: https://upload.wikimedia.org

 

スペイン北西部ガリシア州のオレンセ県(地図で赤い部分)です。

ガリシア州はコルーニャ、ルーゴ、ポンテべドラ・オレンセの4つの県があります。

 

県都オレンセ市から100㎞ほど南下した場所に

  • シンソ・デ・リミア(Xinzo de Limia)
  • ラサ(Laza)
  • ベリン(Verin)

と中でもカーニバルで有名な3つ村があります。

3つの村を結んで「魔法の3角形地帯≪Triángulo Mágico≫」という言葉も生まれました。

 

カーニバルで小麦粉を投げ合うシンソ・デ・リミア

Xinzo. 25-01-2015. Domingo Fareleiro en Xinzo. José Paz 出典: http://www.laregion.es

シンソ・デ・リミアでは、日曜日に村の中央広場で小麦粉を容赦なく投げ合います。

 

村の外から来て初めて参加する人は、小麦粉戦争のターゲットとなります。

 

この村のカーニバルの重要人物とは?その役割とは?

 

シンソ・デ・リミアのカーニバルに欠かせないのがパンタージャス(Pantallas)

 

赤いマントに白のシャツとズボン、腰に赤いスカーフと鈴を巻き、足元は黒い靴を履いています。

 

仮面も独特ですが、彼らが手にしているのは風船ではなく乾燥した牛のぼうこう。

 

力強く叩いて大きな音を出しながら走ります。

 

パンタージャスはカーニバルの参加者が仮装を監視する役目があり、仮装していない男性は近くのバルへ連れて行き飲み物をおごらせます。

 

女性や村の住民以外の人の場合は、彼らを囲んでぼうこうの風船をたたきながら踊ります。

 

泥の布や蟻を投げ合う場所は?

ラサ(Laza)のカーニバルで一番盛り上がるのが月曜日。

 

午前中は、村のピコタ広場で泥一杯の布を投げ合うファラパーダ(Farrapada)が行われます。

 

出典: http://www.altairmagazine.com

 

夕方になると、再び広場に牛の頭をつけた人物を中心に村の若い人達の集団がピコタ広場に現れます。

 

OURENSE. 03.03.2014. LAZA, LUNS DE ENTROIDO. BAIXADA DA MORENA HASTA A PICOTA. FOTO: MIGUEL ANGEL

出典: http://www.laregion.es

 

牛の頭を付けた人物は、角を上下に動かしながら周りにいる人(特に女性)に襲い掛かります。

 

袋を持った人は中に入っている蟻を広場に集まった人に向かって投げつけます。

 

事前に酢につけて蟻を怒らせ、投げつけた時に人にかみつくようにしています。

 

誰がこんな事を考えたのか不思議ですが、ラサでは小麦粉の投げ合いも行われます。

 

何でもありの世界で、3つの村の中で一番クレージーなカーニバルです。

 

ラサのカーニバルの人物は?

出典: https://upload.wikimedia.org

 

ぺリケイロ(Peliqueiro)という人物が、鞭を激しく叩きつけながら村の広場を駆けまわります。

 

 

ベリン(Verín)

出典: https://upload.wikimedia.org

 

見た目はラサのペリケイロに似ていますが、ベリンではシガロン(Cigarron)と呼ばれます。

 

いろんなパーツがある衣装の重さは25㎏以上で、複数の人の助けがないと衣装を着ることができません。

 

この人物の起源は16世紀の税の取立人だったとか諸説ありますが、シガロンは父から子へと受け継ぐ誇りある役目。

 

昔からシガロンに触ってはいけないけど、ののしるのはのは大丈夫とか…。

 

2019年カーニバルの日程は?

  • シンソ・デ・リミア 2月9日~3月10日(小麦粉を投げるのは2月10日)
  • ラサ        2月28日~3月5日
  • ベリン       2月21日~3月5日

 

カーニバルに参加する時のアドバイスは?

  • 服装は汚れてもいいように後で捨てても買わない古着を着用。
  • 目を守るためにゴーグルを持参。
  • 蟻の投げ合いでは、蟻にかまれないようズボンのすそを長靴や山登りの靴の中に入れる。
  • 非常に寒いので防寒対策をしっかり。
  • タートルネックで首まで隠したり、フードのついた仕事着も良い。
  • お祭りの瞬間を写真に撮りたい場合、カメラをカバー等できちんと守る。
  • 時間に余裕を持って村の宿泊先手配を行う。

 

年々人気が出ているカーニバルですが、いずれも小さい村なのでカニ―バル直前は村から30㎞先の宿まで満室というのは普通。

 

余裕を持って宿泊先を抑えることが重要です。

 

まとめ

  • ガリシアのオレンセ県はカーニバルが盛ん。
  • 特にシンソ・デ・リミア、ラサ、ベリンの3つの村は『魔法の三角地帯』と呼ばれる。
  • シンソ・デ・リミアでは日曜日に小麦粉を投げ合う。
  • パンタージャスは、仮装していない人にはいやがらせする。
  • ラサでは、小麦後の他に泥一杯の布を投げ合ったり酢につけた蟻を参加者に投げる。
  • カーニバルに参加する時は、汚れてもいい服装や目をカメラを守るためにゴーグルやカバー等が必須。
  • 宿泊先の手配を時間に余裕を持って行うのがおすすめ。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。

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