という質問に答えます。
購入場所や価格はもちろん、私の子供たちも大好きでよく遊ぶゲームです。
本文を読めば、遊び方もわかりますので是非参考にして下さい。
カミーノのボードゲームとは?
カミーノのボードゲームとは、スペインで古くからあるゲームのマス目にカミーノ・デ・サンティアゴに関連するイラストをつけ、コマを巡礼者の人形にしているものです。
ゲームのオリジナル名は?
スペイン語で「Juego de la Oca(フエゴ・デ・ラ・オカ)」と言います。
- Juego=ゲーム
- Oca=ガチョウ
という意味ですので、日本語にすると「ガチョウ・ゲーム」となります。
ゲームの起源は?
らせん状の形状からファイストスの円盤と密接な関係にあるゲームであるという人もいれば、1574年~1587年までの間に贈られたフィレンツェのトスカーナ大公フランチェスコ1世・デ・メディチからスペイン国王フェリペ2世への贈り物に起源があったと言う人もいる。
後者の学説では、ゲームの誕生にテンプル騎士団が貢献していると言われる。引用: Wikipedia
いくつか説があるようですが、とにかく歴史が古いゲームであることは分かります。
巡礼ボードゲームの遊び方は?
全部で63のマス目があり、サイコロを振ってコマを進めながら早くゴールした人が勝ちのすごろくゲームです。
ガチョウ・ゲームの中では、下記のように特別な指示のあるマスがありますので、順に紹介します。
La oca(ガチョウ)
ガチョウの絵のマスに入ったら、次のガチョウ(5番→9番)まで移動し、もう一度サイコロを振ることができます。
サイコロを振る時、こう言って下さい。
"de oca a oca, y tiro porque me toca"(デ・オカ・ア・オカ、イ・ティロ・ポルケ・メ・トカ)
日本語にすると、ガチョウからガチョウへ、私の番だからサイコロを振るよという感じです。
サイコロを振って再び次のガチョウにあたると、また次のオカまで進んでサイコロを振れるのでラッキーなマス目です。
El puente(橋)
ゲームの6番と12番のマス目に描かれています。
6番から12番の橋まで前進できますが、12番の橋に着いたら6番の橋まで逆戻りします。
ここでも再度サイコロを振る権利があり、今度はこういいます。
"de puente a puente y tiro porque me lleva la corriente".
(デ・プエンテ・ア・プエンテ、イ・ティロ・ポルケ・メ・ジェバ・ラ・コリエンテ)
日本語では、橋から橋へ、川に流されるのでサイコロを振るよっていう感じです。
La posada(宿)
19番のマス目にある宿に入ると、2回お休みです。
El pozo(井戸)
31番のマス目にある井戸に落ちた場合、2回お休みです。
Los dados(サイコロ)
26番と53番にあるサイコロのマス目では、El punte(橋)と同じく26番から53番へ大きくジャンプするか、または逆戻りします。
"De dado a dado y tiro porque me toca"
(デ・ダド・ア・ダド、イ、ティロ・ポルケ・メ・トカ)
サイコロからサイコロへ、またサイコロ振るよって感じですね。
El laberinto(迷路)
42番の迷路のマスに入ったら、30番のマス目まで逆戻りします。
La cárcel(牢屋)
52番の牢屋に入ったら、我が家では5回休みですが、3回とか他のプレーヤーが牢屋に落ちるまでお休みと色々あるようです。
La muerte(死)
ゴールまでもう少しの58番にある死のマス目に入ると、振出しに戻ります。
ゴール
ぴったり数が出ないとゴールできません。数が多く出た場合は、後ろへ下がります。
この時に59番のガチョウに戻ると直接ゴールできますが、58番の死のマスへ戻ると振出しに戻るのでツラいです・・・。
まとめ
- スペイン巡礼のボードゲームとは、昔から伝わるガチョウ・ゲームのこと。
- ガチョウ・ゲームは、全部で63のマス目を進むすごろくゲーム。
- ガチョウ、橋、宿、サイコロ、井戸などの特別なマス目の指示に従いながらゴールまで進む。
- サンティアゴでは、大聖堂のショップ、ビラール通りになるブックストアとサンティアゴ市観光局で販売。
- ガチョウ・ゲームの他に、フランス人の道を進むすごろくゲームもある。
サンティアゴでは、今回紹介したカミーノ・ボードゲームをお土産に是非♪
-
サンティアゴ・デ・コンポステーラのお土産でかわいい雑貨や食品は?
続きを見る
-
【2020年版】サンティアゴ・デ・コンポステーラの観光・グルメ情報まとめ!
続きを見る
最後まで読んで頂きありがとうございました。