この記事では、マラガ観光を楽しむために最低限抑えておきたい次の情報をまとめています。
本文のポイント
- マラガへのアクセス方法
- 定番スポットを効率良く回れる観光ルートマップ
- 美術館を楽しみたい人におすすめの曜日
- 現地のバルや市場で美味しかった食べ物
- 旅行に便利なおすすめのホテル
これからマラガ観光の計画するなら、本文を順番に読むのがおすすめですが…
市内の歩き方を知りたい人は観光ルートマップの項目を、食べ物やホテルなど興味のある項目へ直接移動するなど必要な情報を確認下さい。
本文の最後で、マラガからアクセスできる白い村ミハスの情報も紹介していますので、参考にして下さい。
マラガへのアクセス情報
飛行機でのアクセスは可能?市内への行き方は?
マラガ国際空港は、国内やヨーロッパの都市とのコネクションが多く、スペインで4番目に利用者数の多い空港です。
私はサンティアゴからマラガまでライアンエアーを利用しましたが、マラガ空港から市内までのアクセスが気になりました。
当時の体験から、マラガ空港から市内への移動方法の記事を書いていますので、合わせて参考にして下さい。
電車でのアクセス
マドリードからAVE(高速列車)がほぼ1時間に1本の本数で出ており、3時間以内でマラガへアクセスできます。
マラガからマドリードまでAVEの1等車を利用した列車の旅大好き親子の体験談もありますので、宜しければお読みください。
マラガ市内観光モデルルートと地図
何日もマラガに滞在するなら別ですが、限られた時間内で効率よく定番スポットを観光したい人が多いはず。
そこで、定番スポットをどういう順番に歩けばいいか観光モデルルートを紹介します。
モデルルートは、オリジナルマップで確認できるようになっていますが、はじめにルートのポイントを簡単に説明していきます。
コンスティトゥシオン広場
モデルコースのスタート地点は、お祭りやデモなどでマラガ市民が多く集まるコンスティトゥシオン広場。
スタート前に、朝食やコーヒーを飲みたいと思ったら、市内で有名なカフェ・セントラルを訪れてはいかがでしょうか。
ここのオーナーであるホセ・プラド氏は、1950年代にコーヒーとミルクの量によってコーヒーの呼び方を決めました。
マラガでのコーヒーの頼み方やマラガで美味しかった食べ物について紹介した記事がありますので、合わせてご覧ください。
マルケス・デ・ラリオス通り
多くの店が並ぶ町の中心通りは、スペインで5番目に賃貸料が高いそうです。
セマナ・サンタ(聖週間)に参加する全てのプロセシオンが通る道でもあり、この通りのバルコニーでプロセシオンを見るには、1週間で何千ユーロもかかるそうです!
スペインのセマナ・サンタで有名なプロセシオンを詳しく説明した記事がありますので、是非こちらも参考にして下さい。
モレノ・モンロイ通り・フレスカ通り
この辺りから旧市街の細い道に入って行きますので、色々散策してみて下さい。
通りが狭い理由は、敵から守るために迷いやすいようにする、通りの気温を上げない目的があります。
フレスカ通り(スペイン語で涼しいの意味)は、夏の暑い時期にマラガを歩く時に居心地がいいと思います。
マラガ大聖堂
当初、2つの塔がある大聖堂を建設する予定でしたが右の塔が未完成のまま現在に至っています。
資金不足とアメリカの独立戦争支援にお金を送ったという話もありますが、実際はアンテケラの道の整備に使われたようです。
ピカソ美術館
テテリアと呼ばれるお茶をサービスするお店やお土産物屋さんが並ぶサン・アグスティン通りにマラガのピカソ美術館があります。
ピカソの生家はマラガ美術館から歩いて5分もしないメルセ広場にあります。
-
マラガのピカソ美術館や生家の無料入場日や時間はいつ?
続きを見る
El Pimpi(エル・ピンピ)
マラガで非常に有名なバルですので、是非覗いてみください。
アルカサバ(マラガの砦)
エル・ピンピからアルカサビジャ通りに出て右の方へ真っすぐ行くと左手にアルカサバとローマ劇場が見えます。
こんな感じで歩けばマラガの定番スポットやショッピングの主要通り、旧市街の小路も一通り午前中に回れます。
モデルルートのポイントは、すぐ下のオリジナルマップで確認してくださいね。
モデルルートのマップ
マラガ観光におすすめの曜日?
お金をかけずに定番スポットを観光したいなら、多くの美術館で入場が無料になる日曜日を選んでください。
先ほど紹介したモデルコースを歩き、町に少し慣れた午後に美術館を効率よく回るのがよいと思います。
ちなみに、先ほど紹介した美術館の入場無料時間は、下記の通りです。
ヒブラルファロ城へは歩いて行くこともできますが、市内から35番のバスが出ています。日曜日の時間割: 11:00-11:45-12:35-13:25-14:10-16:10-16:50-17:35-18:15-19:00(2017年11月時点)
全ての美術館・博物館で日曜日に1日中無料開放されるわけではなく、場所によって時間が変わります。
ピカソの美術館や生家については、こちらの記事で詳しく紹介していますので参考にして下さい。
観光定番スポット以外でおすすめの地区や楽しみ方は?
歴史的遺産や美術館内だけでなく、町の通りにもアートが溢れていると感じました。
落書きに近いレベルのものから思わず写真を撮りたくなるものまで街を歩きながら多くの発見がありました。
SOHO
アラメダ・プリンシパル通りから港までの南のエリア、特にマリナ広場からグアダルメディナ川までのエリアは、Soho Málagaと呼ばれます。
ストリート・アートの中心地となっていて、お洒落なカフェやお店もあります。
町の人から市内の観光エリアほどまだ盛り上がっていないという話を聞きましたが、落ち着いて現代アートを楽しめると思います。
ストリート・アートなどに興味のある方は是非足を運んでください。
Soho Malagaについてのもっと知りたい方は、こちらのサイトをご覧ください。
INVADER
インベーダーという名前のフランス人ストリート・アーティストをご存知でしょうか?
スペース・インベーダーのキャラクターをモチーフにした作品を世界各都市に残していて、東京でも見ることができます。
フラメンコ衣裳を着た女性やいろんなキャラクターを探しながら歩くのも楽しいですよ。
マラガ市内観光に必要な日数
日曜日の午前中に今提案したルートを歩きながら
step
1各場所の位置関係を確認
step
2無料の時間帯に興味がある場所の順番を決めて入場
すればタダで効率的よく定番スポットを楽しむことができます。
お店は日曜日に閉まるので観光に集中できますし、上記のスポットであれば1日でかなり回れます。
- 定番のスポットエリアから少し離れて町をもう少し開拓したい。
- マラガで買い物も楽しみたい。
という場合は、土曜日か月曜日のいずれかも滞在するといいかなと思います。
マラガからミハスへ行きたいなら
まとめ
- 町の中心通りと定番スポットを見られるモデルコースがおすすめ。
- マラガで観光するなら美術館が無料になる日曜日がお得。
- モデルコースを歩いて町に慣れて午後に美術館を効率よく回るのがよい。
- 観光に買い物、近辺の村へのエクスカーションを追加するなら1~2日滞在しても十分楽しめる。
11月にマラガを訪れましたが、11月上旬にもかかわらず半袖で市内を観光しました。
現地の人からは例年より暖かくて普通ではないと聞きましたが、年間平均気温が約18℃で1年通してほとんどが晴れのマラガ。
冬の時期にスペインを旅行を考えている人には魅力的な場所ではないでしょうか。
-
【スペイン3月の気温】寒さ対策の服は必要?バルセロナ等観光都市のデータ紹介!
続きを見る
-
スペイン旅行の注意点は?現地で役立つ持ち物や冬の服装は?
続きを見る
最後まで読んで頂きありがとうございました。