AVEの一等車は食事付きでお得？座席の仕様やサービスを詳しく紹介！

本文では、マラガ発マドリード・アトーチャ駅行のAVE2093の体験記を紹介します。

 

列車の旅が大好きな親子ですが、スペインでAVEに乗るのは今回が初めて。

 

インタビュー形式で、次の点について紹介します。

 

AVEに乗りたいという人なら事前に知っておきたいポイントかと思います。

 

という方の判断材料になれば嬉しいです。

 

それでは、チケット購入から順に見ていきましょう。

AVEのチケットはどこで購入したの？

レンフェのホームページから事前に購入しました。

 

日本語サイトもありますが、手数料等がかかるので公式ページを利用しました。

 

乗車日の18日前にマラガ9:00発の列車のチケットを購入しようとしたら、

 

1等車(Preferente:プレフェレンテ)の席しかありませんでした。

 

11月のオフシーズンだから買えたものの、ハイシーズンの場合は早目の購入をお勧めします。

 

事前購入でPROMOという早割チケットを選ぶと、通常料金よりもお得です。

 

日本のクレジットカードで支払いは問題ない？

日本のVISAカード3枚トライしましたが、エラーがでたので、Paypalに登録し購入しました。

 

座席指定は？

チケットが発券されてから分かったのですが、自動割振りしか選ぶことが出来ませんでした。

 

チケットはメールにてPDFで届くので、印刷して持参しました。

レンフェの割引チケットや予約方法

 

AVEの乗り方は？（搭乗までの流れ）

 

AVEは荷物のX線があると聞いたので、1時間前にはマラガ・マリア・サンブラーノ駅に到着しました。

 

タクシー乗り場がある駅正面出入口から真っ直ぐに進むと、発着便案内の電光掲示板が見えて来ます。

 

ここで何番線から発車するのか確認し、その下のゲートから入場します。

 

 

チケットを見せて、印字のコードを読み取って貰ったらX線検査に進みます。

 

今回は、人があまり並んでいなかったので、スムーズに入場出来ました。

 

搭乗手続きは出発30分前からなので、1等車(Preferente)特典のラウンジを利用しようと思いました。

 

マラガ駅のラウンジはどこ？

ラウンジは駅構内にあるものと勝手に思い込んでいたのですが、実は外にありました。

 

チケットを見せる場所の右側にエレベーターが4基並んでいて、1番駅構内寄り(左側)のエレベーターで1フロア上がります。

 

エレベーターを降りるとすぐ左にラウンジの入り口があります。

 

ラウンジ利用の注意点とは？

Preferente（1等車）でもPROMO（早割り）のチケット購入者はラウンジを利用できないと言われました。

 

PROMOで買った事をすっかり忘れていましたが、

 

PROMOだとラウンジが使えないことも知りませんでした。(あとでSala clubのホームページを見たら確かに書いてました)

 

結局入れなかったので、再度X線検査を受けて再入場しました。

レンフェの早期予約割引の内容を確認したいなら

 

駅構内の休憩場所は？

駅に入って右側にパンとケーキを販売するお店が1軒、あとはカフェが1軒あります。

 

ご飯やちょっとお茶をするのであれば、駅ビルの中に飲食店やカフェがあるので、そこを利用してもいいと思います。

 

AVE(AVE2093の場合:AVEシリーズ102)の車両構成は？

 

1等車は進行方向の先頭車両になります。

 

搭乗口手前が後部車両(今回は12車両)になるので、奥までスーツケースを引いて歩いて行かなければなりません。

と記載されています。

 

 

AVEの1等車の様子は？

乗車してすぐ左側にお手洗い、右側が車両入り口でした。

 

ドアが開閉すると、両サイドに荷物置き場があります。

 

 

上段・中段に荷物が置けるのですが、早い者勝ちなので、先に中段が埋まります。

 

重たいスーツケースを自分の頭の位置位にある上段にあげるのは一苦労でした。

 

こういう点からも、はやめに駅について列車に入ることをお勧めします。

 

席の配置

 

車両の奥（先頭）は両サイドに3席ずつ配列され向き合った6席だけの部屋があり、ドアで区切られています。

 

席の番号は、進行方向に向かって左側奥から1A-1B-1C、右側が2A-2B-2C

 

 

その後、進行方向に向かって左側に1席(3A〜8A)、右側に2席(3B・3C(窓側)〜8B・8C(窓側))の配列になっています。

 

写真手前の3A、4Aと3B・3C、4B・4Cは向き合う形になっています。

 

席の仕様について

 

シートは黒で革張り(合皮？)なので高級感がありますが、ちょっと使用感もあります。

 

座った感じは日本の新幹線と同じ位だと思いますが、隣の席との間にスペースがあるので広く感じます。

 

A・B列は通路側座席横にリクライニング機能があり、ボタンをスライドするとシートが前方へずれて倒れます。

 

テーブルは前の席に収納され三つ折り仕様でした。

 

 

足元にはフットレストと2席共有のゴミ箱も設置されています。

 

席の間のアームレスト下部にコンセントが2ヶ所あり、

 

携帯やPCの充電が出来ますが、Cプラグが必要です。

 

飛行機と同じ感覚でUSB仕様かと思っていたので、充電出来ずじまいでしたので気をつけて下さい。

 

車両内のモニター

 

車両通路上に設置されたモニターでどの辺りを走っているのか、停車駅、スピード、温度が表示されます。

 

途中下車する方は気をつけて見るといいと思います。

 

AVEに乗って驚いたことは？

AVEに乗って私が1番驚いたことは、発車時のアナウンスがなくいきなり動いたこと。（笑）

 

目的駅の到着数分前にアナウンスは1回入りますが、出発時のアナウンスはありません。

 

1等クラスの食事のタイミングは？

お食事がいつ頃出てくるのか分からないと、事前に少し食べておくか我慢するのか考えてしまいますが…

 

マラガ・サンブラーノ駅を出発して15分後に食事のメニューとおしぼりが、

 

1つ目の停車駅を出発してすぐ（マラガを出発してから約30分後）にお食事がサービスされました。

 

AVE1等車の食事は美味しい？

 

パンは何種類かある内から2個選択できました。

 

食事は温かくて美味しかったし、この後にデザートのチョコレートとレモンシートもサービスされました。

 

機内食と大きな差があるとは言いませんが、ゆったりした席で食べるという点で機内食よりもいいかなぁと思いました。

 

マドリードのアトーチャ駅到着1時間弱前に、再びドリンク（ジュースとお水）と小さなクッキーも配られました。

 

AVEのその他のサービスは？

新聞配布サービス

食事のサービスの前に配ってくれますが、7種類位の新聞から選ぶことが出来ました。

無料Wi-Fiは？

Wi-Fiがフリーで使えると聞いてましたが、携帯の設定を見てもそれらしきものがありませんでした。

 

車体にWi-Fiマークが付いていたのでスタッフさんに聞くと、Wi-fiはないと言われました。(;'∀')

 

AVEの1等車はお得？乗る価値はある？

の記事を読んだ時、

料金の差が数千円だったらプレフェレンテにクラスを上げる価値はある。

という部分に私もそうだなと思いました。

 

予約時に1等車の席しか残っていなかったというのもありますが、

 

快適さとサービスを経験して1等車で良かったですし、AVEは値段から見てもお得だと思います。

 

今回、乗車18日前に購入して73.1€（9.500円程）でしたが…

 

もっと早く購入していたら更に割引率も高かったでしょう。

 

マラガ～マドリードまでの時間は3時間ほどで、日本なら東京～新神戸間を新幹線のぞみで移動する感じです。

 

新幹線のぞみは15,000円くらいするので、私はAVEの旅はオススメだと思います！

 

まとめ

2020年、スペイン格安高速列車が導入！

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最後まで読んで頂きありがとうございました。