スペイン・アンダルシアの白い村として有名なミハス。マラガから気軽に日帰りできることもあり、コスタ・デル・ソルを旅する日本人観光客に人気のスポットです。
私はスペイン在住16年のガリシア州公認ガイドですが、普段はサンティアゴ・デ・コンポステーラを拠点にしているため、ミハスへの訪問は数年前の一度きり。再訪の予定も今のところありません。
だからこそ正直に書きます。
この記事は、私自身の訪問体験談をベースに、最新の営業情報は公式サイトや現地情報で補完した構成になっています。
「現地ガイドの一次体験」と「調査情報」を組み合わせた、できる限り実用的なガイドを目指しました。
ミハス観光のモデルコース付マップがもらえる場所

ミハスの観光オフィスで、市内の観光スポットを黄色い線で結んだモデルコース付マップをもらいましょう。
観光オフィスは、市内のバス停を降りてすぐ見える市役所の右に位置します。バス停からすぐ近くにあります。
非常に分かりやすいマップで、日本語のマップもあります。
地図を見ながら、モデルコースを周るのに大体どのくらいの時間がかかるのかオフィスのお兄さんに質問すると、1時間から最大でも2時間かなという返事が返ってきました。
と、内心驚きましたが、実際に歩いてみると…納得の答えでした。
ミハスの観光モデルコース
観光オフィスを出ると、すぐ目の前にミハスの名物「ロバタクシー」乗り場があります。
1960年代、村の住民がロバに乗って帰宅する途中、観光客からもらうチップが自分たちの稼ぎより良かったことからロバタクシーのアイデアが生まれたそうです。
地図のモデルコースに沿って歩くと、以下のスポットを巡れます。
ロバに乗って町を周るのもいいですが、観光オフィスを出てから地図のモデルコースを頼りに訪れたスポットは下記の通りです。
ラ・ペーニャ聖母礼拝堂と展望台
ミハスの守護聖女ラ・ペーニャが祀られてい洞窟礼拝堂で、1548年にメルセス会の修道士が岩山を彫って造ったそうです。
イスラム教徒によるイベリア半島800年間の統治時代に行方が分からなかった聖母像は、1586年に古いお城の壁の間から見つかったと伝えられています。
非常に小さい礼拝堂です。すぐ横の展望台からの景色も楽しんでください。
コンスティトゥシオン広場
村の中心広場で、レストランや土産物屋が多く並んでいます。
闘牛場
1900年に村の住民からの要望で建てられた闘牛場です。ほぼ長方形と言える闘牛場の形が特徴的です。
Carromato de Mijas
豆や米粒、針の頭部分などに描かれた絵を虫眼鏡や顕微鏡を通して見るミニチュア博物館です。
20~30個ほどの小さなコレクションですが、意外と楽しめました。
営業時間:毎日10:00〜18:00(春夏は〜22:00)/入場料:大人3€・シニア2€・子ども1.50€
闘牛場
1900年に村の住民からの要望で建てられた闘牛場です。ほぼ長方形と言える闘牛場の形が特徴的です。
公園
闘牛場よりも少し奥(ミハスの観光マップでは10番の場所)へ行くと、見晴らしのいい公園があります。
コッククライミングポイントなので、練習している人を見かけると思います。
ミハスの郷土資料館
ミハスの伝統的職業や習慣を昔の農機具や生活用品を展示して伝える資料館。
現代アート美術館(CAC)
世界で2番目に重要なピカソの陶器コレクションを所蔵している美術館。
ミハスのおすすめ観光スポット
ミハスの郷土資料館

ミハスのトレードマークである白い壁は、カレラ(Calera)という専用オーブンで石灰岩を820度以上の高温で焼き、炭酸や湿気を放出してできる石灰を使ってています。
住民がカレラを作るために必要な薪を割る許可を村長に申請したのが1528年、1980年の初めまで村の多くの住民がこの仕事に従事していたそうなので、400年以上の歴史があります。
ミハス郷土資料館では、カレラの外にも町のお土産屋さんで目にするの工芸品に関する情報などが展示されています。
展示物を通るだけでも興味深く、入場料も1€で安くておすすめです。
フランコ独裁政権時代に30年間隠れ続けた男性・マヌエル・コルテスの隠れ部屋の再現展示もあるとのこと(私は未確認)。
住所:Plaza de la Libertad, 1/営業時間:毎日10:00〜14:00・16:00〜20:00/入場料:1€(現金のみ)※訪問前に最新情報をご確認ください。
現代アート美術館(CAC)
現代アート美術館(CAC Mijas)は、ピカソの陶芸コレクションとダリの作品を常設展示。
パリのピカソ美術館に次ぐ世界第2位の陶芸コレクションを誇ります。
入場料3€、月〜土10:30〜14:00、日曜休館。午後は閉まるので午前中に訪れるのがおすすめ。
住所:Calle Málaga, 28。
ミハス観光の所要時間は?
マップのモデルコースで紹介している観光スポットは、全部で18か所ありますが…
ミハス観光の所要時間目安
- 白い壁の景色を楽しむ散歩中心の滞在なら、2時間で十分。
- 美術館や郷土資料館などをじっくり見学しても半日見ておけば十分。
ミハス内の休憩場所
コンスティトゥシオン広場近くの通りに観光客を対象にしたカフェやレストランがあります。
見晴らしのよい場所にあるカフェで休憩もいいですが、私は地元の人が利用してそうな場所を探すタイプ。
広場から少し離れて現代アート美術館CAC方向へ歩いている途中にある「Maria Quero」というパン屋さんに入りました。

小さいお店ですが、中にテーブル席がありお茶が飲めるようになっているので宜しければ休憩場所にどうぞ。
ミハスで最も古いパン屋さんだそうですが、現在も営業中ですので是非。
ミハス観光は本当におすすめ?
白い壁にお花の鉢が飾ってある通りは確かに素敵ですが…思っていたほど感動しませんでした。
なんでかなと考えてみたのですが、私がミハスを訪れた日が曇り空だったが影響していたと思います。
太陽の光が壁の白さをより綺麗に見せ、空の青、山の緑、壁の白の3色一体がミハスを魅力的にしています。
白い村は他にも多数あり、カディス県のベヘール・デ・ラ・フロンテーラはイスラム文化の影響が残っていてとても興味深いです。
壁の白が眩しいくらい綺麗でとても印象に残っていますが、現地で車を運転しない観光客にはアクセスが難しい場所。
アンダルシアの人気観光都市マラガから簡単にアクセスできる白い村を見たいならミハスはおすすめです。
観光オフィスの地図やミニチュア博物館の説明パネル、一部のお土産屋さんで日本語表示があり、スペイン語が分からない人でも観光しやすい環境があります。
そんなに観光地化している場所は嫌だなと思えば、ガイドブックに出ている他の白い村を検討するのもいいでしょう。
観光地に対するイメージや期待するものは人によって違います。
あくまで私個人の意見ですが、ミハスへ行ってみたいという方へ何か参考になる部分があれば嬉しいです。
ミハスへのアクセス
マラガからのアクセス方法については別記事で詳しく解説しています。
マラガのホテルを探す方はこちら
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まとめ
- ミハスの観光オフィスでモデルコース付マップがもらえる。
- 散策中心の滞在なら2時間あれば十分。
- 美術館等の見学を入れても半日あれば十分。
- 世界で2番目に重要なピカソの陶器コレクションを所蔵している美術館がある。
- ミハス郷土博物館もおすすめ。
- 白い村は他にもあるがマラガからのアクセスもよいので、合わせて観光するのによい。
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