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巡礼の体験談と学び

【2026最新】ポルトガルの道(ポルト出発)巡礼体験談!ガイドが教える「本当の自由」と注意点

2026年2月18日

ポルトガルの道(ポルト出発)を1人で歩く日本人女性巡礼者の体験談とサンティアゴ公認ガイドの解説アイキャッチ画像
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いつこ

多くの巡礼者が目指すゴール、サンティアゴ・デ・コンポステラ在住。スペインガリシア州公認ガイド。観光学修士(Master)としての知識と現地在住者ならではの視点を活かし、ガイドブックには載らない「本当のガリシア」を発信中。 年間100名以上の日本人巡礼者を聖地へご案内しています。

「ポルトガルの道を歩きたいけれど、ポルトからのルート選びや現地の注意点は?」

「女性一人でも大丈夫? 宿の予約はどうすればいい?」

そんな疑問に、サンティアゴ在住の公認ガイドでコロナ禍以降毎年100名以上の日本人巡礼者と歩いているいつこがお答えします。

2026年から2028年にかけて、巡礼路は「聖年」を挟んだ特別な3年間を迎えます。

かつてのような「行き当たりばったり」の旅が難しくなっている今、どうすればカミーノを心ゆくまで楽しめるのか。

今回は、2019年にポルトから歩いた日本人女性・ヒロミさんの体験談をベースに、2026年の最新事情を踏まえた「プロの視点」を交えて解説します。

なぜ「ポルト出発」のポルトガルの道を選んだのか?

(ヒロミさん) 2週間の休暇で、ポルト出発を選びました。最大の魅力は「アクセスの良さ」です。ポルト空港は便数が多く、市内の大聖堂(スタート地点)へもすぐ。フランス人の道のサリアへ行く手間に比べたら、本当に楽でした。

ポルトは今や世界的な観光都市。巡礼の起点としてだけでなく、街歩き自体が素晴らしい体験です。ただし、2026年以降、ポルト市内の宿泊予約は「必須」と言っても過言ではありません。

ポルトは出発点というだけでなく、街歩き自体が素晴らしい体験です。

もし出発前夜に少し時間があるなら、30分で体験できる教会のライトショーなどで心を整えるのもおすすめ。

詳しい「ポルト市内の楽しみ方」や、事前予約しておきたいスポットについては、こちらの記事にまとめています。

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次は、多くの巡礼者が悩む「ルート選び」についてヒロミさんに聞いてみましょう。

 

内陸ルートか、海岸ルートか?

ポルトガルの道ポルトガルとガリシアの国境ミニョ川

(ヒロミさん) 私は「水と緑の景色」を期待して内陸ルートを選びました。でも、現地で会った巡礼者の中には「最初の2日間は海の道、後から内陸へ移動した」という人も。自分の好みでアレンジできるのがポルトガルの道の面白さですね。

 ポルト市内の「標識」と「車」の注意点

ポルトガルの道巡礼路と迂回路の標識

(ヒロミさん) ポルト大聖堂を出てすぐは標識が分かりにくく、少し迷いました。また、ポルト〜ビラリニョの区間は要注意です。道が狭いのに車が猛スピードで横を通り過ぎるので、リュックが触れそうで怖かったほど。

確かに大きな町の周辺は交通量が多いです。

でも、フランス人の道が「静かな田舎道」なら、ポルトガルの道は「歴史ある都市と村を繋ぐ道」。

景色がダイナミックに変化し、立ち寄る街の見どころも大きい。この「都市と自然のコントラスト」こそが、歩いていて楽しい理由だとおっしゃるお客様も多いですよ。


本当の「自由」な巡礼とは?

ポルトガルの石畳の道
ポルトガルの石畳の道(ヒロミさん撮影)

(ヒロミさん) ポルトガルの石畳は足への負担が想像以上でした。また、2019年の時点でも、トゥイ(スペイン国境)を過ぎると巡礼者が急増し、宿が取りにくくなって不安を感じることがありました。

特に雨の日の石畳は、重いリュックを背負った巡礼者にとってなかなかの難所。滑りやすいのでリュックこと覆えて雨をよくはじく日本の傘屋さんが作ったポンチョを愛用しています!

雨対策以外にも、靴やザックなど準備すべきものはたくさんあります。みんなが気になる持ち物や私も毎回気にしているあのテーマに関するアイテムについて、こちらの記事にまとめています。

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2019年の実感から、未来を想像する

ヒロミさんが「宿が取れなくて不安だった」と語ったのは、2019年のこと。

まだ「ポルトガルの道」が今ほど爆発的な人気になる前の話です。

実際、最新の統計データを見ると、ポルトガルの道の人気は凄まじい勢いで上昇しています。

2019年ですら大変だった宿探し。

2027年の聖年を挟む2026年〜2028年の3年間に何が起きるかは……この数字を見れば、きっと皆さんも想像がつくのではないでしょうか。

宿を決めずに歩くスタイルを否定はしません。

ですが、今の混雑期に公共のアルベルゲをメインにし、予約を持たずに歩くことは「自由」ではなく、「過酷なベッド争奪戦」に参加することを意味します。

「予約をしておくこと」で得られる、本当の自由。

宿が決まっていれば、朝は自分のペースで起き、道中で素敵なカフェを見つけたら心ゆくまで休み、心惹かれる景色があればいつまでも眺めていられる。

「ベッドを取るための競争」から自分を解放して、カミーノの瞬間、瞬間に没頭できること。

この混雑期こそ、そんな「心のゆとり」を手に入れるのが、大人の巡礼における本当の自由なのではないかと、私は確信しています。


まとめ:それでもポルトガルの道は最高!

ヒロミさんが語るポルトガルの道の魅力は、今の時代も変わりません。

  • スペインとポルトガルの2か国を楽しめる
  • 肉も魚も!食のバラエティが豊富
  • 人が親切で、物価も比較的安い

しっかり準備(予約)を整えれば、これほど豊かな体験ができる道はありません。

もう一つのゴール、パドロンへの道

そして、サンティアゴ・デ・コンポステラに無事ゴールしたあと。もし時間と体力に余裕があれば、聖ヤコブの伝説が始まった「パドロン」の町へ、もう一歩足を延ばしてみませんか?

巡礼の熱狂を逆方向から浴びる、ユニークな1日旅。2026年の最新事情はこちらで解説しています。

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  1. ポルト市内の宿は今すぐ確保!

  2. 「ベッド争奪戦」より「景色を楽しむ時間」を優先しよう

  3. 最新の統計を知り、賢く計画を立てよう

【安心を予約】ポルトガルの道の宿をチェックする

 最後まで読んで頂きありがとうございました。

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堀いつこ

ガリシア州公認ガイド:堀 いつこ

Santiago de Compostela 在住

観光学修士(Master)としての専門知識と、現地在住者ならではの視点を掛け合わせ、ガイドブックには載らない「本当のガリシア」をお届けしています。年間100名以上の日本人巡礼者をご案内する経験から、現地の最新事情に基づいた旅のプランニングをサポートします。

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