と決めても、日本で一人暮らしの経験がない学生は、自炊できない・続かないという悩みがあります。
自炊経験がない学生の悩み
- 料理の仕方がわからない。
- 何を作ったらいいのかアイデアがでない。
- スペインでは日本で売ってるインスタント調味料が少ない。
- スーパーで売っている食材は、量が多いので余らせてしまう。
- 食費を抑えたい。
- 試験前は、料理を作る時間も惜しい。
私もスペインへ行くまで親と一緒に住んでいたので、現地で自炊を始めた時に同じ思いをしました。
自炊が面倒という気持ちは分かりますが、外食が続けば…
栄養も偏るし、お金もかかります。
この記事を読めば、
- 現地のスーパーで賢く食材を買うヒント
- 簡単な野菜料理のレシピ&アイデア
- アプリを使った食費節約術
- 自炊を続けるためのコツ
が分かり、すぐ実践できます。
新しく出来る事が増えると自信にもつながりますので、是非参考にして下さい。
スーパーで賢く食材を買う方法は?
スペインのスーパーで売っているお肉やお魚のパック。
量が多かったり、切り身のお魚は種類も少ないですよね?
でも、量り売りコーナーで色んな種類のお魚やお肉が置いてあるのを横目で見ながら、
と、躊躇していませんか?
スペイン語を勉強しに来たんですから、次の項目を読んで早速トライしましょう。
量り売りで、必要な分だけ頼む
商品は、1㎏でいくらという表示ですので、
- ひき肉を○○グラム
- 貝類や小さい魚を片手一握り
- お魚を1匹
と、自分の必要な分だけ買います。
魚の種類によっては、1匹でいくらという表記のものもあります。
材料を切ってもらう
お肉を買う時
カレーを作りたくて鳥の胸肉を買ったら、その場で店員さんに
と、頼みましょう。
指を使って厚さを見せてもいいです。
鶏の胸肉のパックを渡して、薄くスライスしてもらうこともできます。
お魚を買う時
と、店員さんが聞いてくれます。
イカを買って、内臓などを取って欲しい時は、
と、言えば対応してくれます。
買った材料をどう料理するか分かっていれば、材料を買う時に調理の手間を省くことができます。
調理時間も短縮できるので、頼んだ方が絶対イイですよ。
アヒージョを使った簡単サラダ5品と作り方
グラのアヒージョとカノニゴのサラダ
材料
- Gulas(タラ科のアバデホという魚のすり身)
- Canónigo (マーシュ・ラムズレタス)の袋
- ニンニク
- オリーブオイル
- 塩
作り方
step.1 フライパンにオリーブオイルと切ったニンニク(好みで唐辛子)を入れます。 step.2 ニンニクのいい香りがしてきたらGulasをオイルの中に入れます。 step.3 お皿にCanonigosを盛り、少し塩を振りかけます。火が通ったらGulasのアヒージョをかけて出来上がり。
ロッコ・サラダ
先ほどのサラダに具材(エビとパスタ)を足したバージョンです。
材料
作り方
step.1 パスタを茹でる。 step.2 その間に、フライパンにオリーブオイルと切ったニンニク入れて、Gulasとエビを加えるてアヒージョソースを作る。 step.3 お皿にCanonigosとゆであがったパスタを盛り、Gulasとエビのアヒージョソースをかけて出来上がり。
ムール貝のアヒージョとジャガイモのサラダ
材料
作り方
step.1 輪切りにしたジャガイモをゆでます。 step.2 ゆでてる間に、冷凍のムール貝を解凍して、アヒージョを作ります。 step.3 お皿にサラダの葉っぱ、ゆでたジャガイモの順にのせて、最後にムール貝のアヒージョをかけて出来上がり。
マッシュルームのアヒージョとハモン・セラーノのサラダ
材料
作り方
step.1 お皿にサラダ用葉野菜を盛り、上から塩を少々振りかけます。 step.2 マッシュルームを小さく切って、アヒージョを作ります。 step.3 マッシュルームをサラダの上にのせ、最後に角切りのハムをフライパンで火に通してサラダにかけて出来上がりです。
エビのアヒージョとブロッコリーのサラダ
材料
作り方
step.1 ブロッコリーを洗って、小房に分けて茹でます。ゆでたブロッコリーを器にのせます。 step.2 フライパンでエビのアヒージョを作り、ブロッコリにかけて出来上がりです。
ニンニクの他に千切りにした玉ねぎを入れるとさらに味がでて美味しいです。エビの代わりにマッシュルームや小さく切ったチョリソー を使ってもOKです。
是非、トライしてみて下さい。
自炊を継続するコツは?
手を抜くための調理の工夫
毎日、コツコツと1人分の料理を作るのは面倒です。
お鍋でご飯を炊いて、余ったご飯は一食分を平らにしてサランラップに包んで冷凍庫に保存します。
食べたい時にレンジでチンすれば、すぐに温かいご飯が食べられます。
おかずを一品作れば、日本から持ってきたふりかけやインスタント味噌汁で素早く準備できます。
ブロッコリとか余るし…という場合も、授業がなくて料理ができる日を利用して
- ゆでたのをジップロックに入れて冷蔵庫に保存、パスタやご飯の具材に使う。
- 他の野菜もまとめて炒めて冷蔵庫に置いて、次の日の料理で活用する。
と対応すると、日々の調理時間もぐっと減ります。
食品ロスを減らして食費も減らすアプリ
Too good to goという食品ロスという問題に貢献できるアプリがあります。
ユーザー登録料や月の利用料金など、一切かかりません。
普通に買えば15€する魚の詰め合わせ(量はかなり多い)が、半額以下の料金で買うことができます。
実際に調理して食べた感想を言いますと、売れ残り商品であることは忘れてはいけないという事。
不味いとかお腹を壊した訳ではなく、魚など鮮度が重要な食品は、出来るだけ早く調理して食べるべきです。
他のお友達と一緒に買って、当日にご飯会をして食べれば、なかなか普段手が出ない魚料理を安く沢山食べられますね。
パン屋やお菓子屋さん、レストランなど色々あるので見てみることをおすすめします。
週に1回外食の日を設ける
普段から頑張っている自分にご褒美をあげたらどうですか?
注文した料理を自分で作ってみたいなと思ったら、家でチャンレンジするのもよし。
と感じるようになったら、あなたの自炊レベルはかなり上がっているはずですよ♪
まとめ
スペインで自炊を始めると…
- 日本で使っているあの調味料がない。
- カボチャはカボチャでも日本とタイプが違うので煮物向きじゃない。
と、細かいところで日本との違いに気付きます。
慣れるまでは大変かもしれませんが、それも留学したから出来る体験です。
本文を読んだ後も、買った材料を無駄にしちゃったとか、上手くご飯作れなかった日があっても、
スペイン語と同じで失敗して経験を増やして段々覚えていけばいいのです。
店員さんに「このお魚はどうやって料理すればいいの?」とか聞いて、
生活の何気ないシチュエーションも学びの場に変えて頑張って下さいね。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。