スペインのクリスマスの過ごし方は?伝統料理やお菓子は?スペイン人はクリスマスが嫌い!?

スペインのクリスマスは一般的に12月24日から1月6日までの約2週間、中でも大切な日は家族で過ごす12月24日の夜から12月25日までです。

クリスマスにスペイン人家庭の食卓を飾る料理やお菓子、プレゼントの贈り方など日本とはこんなところが違うのかと言う感じで読んで頂ければと思います。

 

カトリックの影響が強い国ですが、クリスマスが好きではないというスペイン人が結構います。クリスマスについてスペイン人がどう思っているかを伝える調査結果やスペインで住んでいて自分が感じることなどを紹介したいと思います。

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クリスマスが繁忙期の業界で働く社会人のケースは別ですが、子供たちが通う学校では、12月22・23日から1月6日までクリスマス休暇に入る自治州がほとんどです。

 

12月25日、1月1日、1月6日が国の祝日なので、オフィスで働く人もこの時期に有給を取って連休を取る人が多くなります。

スペイン2018年の祝日はいつ?祭日の日数や決め方は?

 

1月6日はスペイン語でReyes、日本語で公現祭と言い、馬小屋で生まれたイエス・キリストを東方から来た三賢人が訪問・礼拝した事を記念する祝日です。

 

最近ではサンタクロースが広く定着していますが、スペインの伝統的習慣から言うとプレゼントは1月5日の夜に東方からの三賢者が持ってきます。

 

クリスマス・イブの過ごし方や料理とは?

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12月24日の夜を家族と一緒に過ごすために、前日もしくは当日昼頃にかけて家族が集まります。

 

双方の親が健在なカップルは、クリスマスは奥さんの実家、年末は旦那さんの実家(またはその逆)と分けて過ごすところがあります。(もちろん、どちらかの実家が遠方の場合や親がいない場合など家庭によって状況は様々ですが・・・。)

 

人数も多くなるので、24日の昼食・夕食、そして25日の昼食・・・などと料理を考えたり準備するだけでも大変です。

 

スペインでクリスマスによく食べる料理は何か気になるところですが、地方によってこの時期定番の料理やお菓子は異なります。

 

(12月24日の市場でカリフラワーを買う女性)

 

ガリシア州では12月24日にタラとカリフラワーの料理を食べる伝統があったり、大事な日のご馳走に魚介類の需要も増えますが、内陸部では魚よりも子羊や子豚、鳥を使った料理が食べられたりします。

 

クリスマスの定番お菓子とは?

スペインで全国的に食べられる伝統的なクリスマスのお菓子は下記の3つです。

トゥロン(Turrón)

出典: https://static.vix.com

 

アーモンド、砂糖、蜂蜜、卵白などから作るヌガーで、

  • アーモンドの形が見えるトゥロンをアリカンテのトゥロン、または固いトゥロン(Turrón de Alicante, el duro)
  • 細かく粉にしたアーモンドを使用するトゥロンはヒホーナのトゥロン、柔らかいトゥロン(Turrón de Jijona, el blando)

と呼ばれます。

 

マサパン(Mazapán)

アーモンドと砂糖を挽いて練ったお菓子。

 

ポルボロン(Polvorón)

出典: https://fthmb.tqn.com

小麦粉・ラード・砂糖で作られる焼き菓子です。飴のように包んだ紙を開けると形が崩れるので、食べる前に手で握って固くしてから食べますが、主人は食べる前に数回宙に投げて床に落として食べます。

 

これらにレーズン(Pasas)や松の実(Piñoes)、チョコレートなどをひとつのプレートに載せて各自好きなものをつまんで食べます。

 

スペイン人はクリスマスが嫌い!?

ストレスや不安の治療を専門とする会社で5年ほど前からストレスとクリスマスに関する調査を発表していますが、2016年に調査を受けたスペイン人の65%がクリスマスの時期にストレスを感じるという結果が出ました。

 

ストレスを感じる理由や問題としてこのような状況が挙げられています。

  • 経済的状況とクリスマス時期の過剰な出費
  • クリスマスのプレゼントを探す買い物
  • この時期に増える家族・親族や友達との約束
  • 子供のクリスマス休暇で難しくなる仕事と家庭の両立

 

イギリスのYouGovという会社は、イギリス・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン・スウェーデン・アメリカ・オーストラリアで行った調査結果を出しています。

 

クリスマスが大好きな国民が多いのはドイツ、逆の答えをしたのがフランスとスペイン。

 

特に「最近のクリスマスは物質主義になったと感じるか?」という質問にYESと答えた割合が最も高い(81%)のがスペインです。(この調査の詳しい結果はこちら。)

 

スペインに住んで感じることは?

クリスマス当日に家族や地元の友達と会えば楽しく過ごすけど、本音を言えばクリスマスは早く過ぎてほしいとかあまり好きではないという人が、実際に私が知っているスペイン人でもいます。

 

2つの調査結果に関連して、毎年この時期に家族へ贈るプレゼントを考えたり、人で混雑したショッピングモールへ買い物へ行くのが憂鬱という気持ちを私自身も感じた事があります。

 

子供に過剰にプレゼントを渡すのは良くないと考えるので、我が家では12月25日に子供が欲しいものをプレゼントし、1月6日にちょっとしたものを贈るように決めています。

 

プレゼント交換ゲーム「アミーゴ・インビシブレ」とは?

 

友達同士や兄弟が多い家族内のプレゼント交換で、『アミーゴ・インビシブレ(目に見えない友達という意味)』というゲームを使う場合があります。

 

プレゼント交換に参加するメンバーの名前を紙に書いて折りたたみ、各自引いた紙に書かれた名前の人にプレゼントします。

 

もちろん、クリスマス当日まで誰が誰にプレゼントするかを公表してはいけません。

 

このプレゼント交換ゲームに参加する人達が遠方に住んでいても、アミーゴ・インビシブレ用のサイトがあって、各自名前とメールアドレスを記入すると後からメールにてプレゼントする人の名前が送られるという便利なシステムもあります。

 

「Amigo Invisible Sorteo、Amigo invisible online」といったキーワードを入力すると英語とスペイン語で対応しているページも出てきますので、興味のある方はどうぞ。^^

 

まとめ

それでは、スペインのクリスマスについてポイントをまとめて終わりにします。

  • スペインのクリスマスは、12月24日から1月6日の約2週間と長い。
  • 12月24日の夜に家族で集まって食卓を囲む。
  • 1月6日は東方の三賢者がイエス・キリストの誕生を訪問したことを祝う日で、スペインではこの日にプレゼントを贈る。
  • 定番のクリスマス料理は地方によって異なる。
  • クリスマスの伝統的お菓子は、トゥロン・マサパン・ポルボロンの3つ。
  • 長期間のクリスマス休暇にストレスを感じるスペイン人もいる。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。
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2 Responses to “スペインのクリスマスの過ごし方は?伝統料理やお菓子は?スペイン人はクリスマスが嫌い!?”

  1. ヒデです。

    なるほど~~。
    スペイン人のクリスマスの過ごし方を初めて知りました。

    カリフラワーの料理にも興味津々です!(#^.^#)
    よろしければ、今度作ったらブログで紹介してもらえませんか?

    また、日本じゃカリフラワーよりもブロッコリーが主流なんですが代用可能?

    うちもブロッコリー料理はよくするので、
    可能であれば我が家のレパートリーに加えたいです!

    • ヒデさん。
      返信遅くなりまして本当にすみません!
      カリフラワーの料理の件、了解です!
      ブロッコリーに関しては、スペイン人の主人が教えてくれた料理があります。
      そのレシピ送りますね~。

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