スペイン王室レオノール&ソフィア王女が体験した『プリメラ・コムニオン』とは?

スポンサーリンク

スペイン王室のレオノール&ソフィア王女が体験した儀式「プリメラ・コムニオン」について紹介します。

 

2017年にソフィア王女が10歳の誕生日を迎えた頃、国内の新聞や雑誌が彼女が出席したこの儀式特集しました。

 

日本人には馴染みのないものですが、カトリック文化圏に住む多くの子供と家庭にとって重要な儀式です。

 

日本でいう七五三のようなものと適当に理解していましたが、少し詳しく調べてまとめてみました。

 

『スペインにはそんな儀式があるんだ~。』という感じでお読みいただければと思います。

スポンサーリンク

プリメラ・コムニオン(初聖体拝領)とは?


プリメラ・コムニオンとは日本語で「初聖体拝領」と言います。

 

カトリックの教えを自分で理解できる年齢に達した子供が、自分の意思でキリスト教徒になる儀式です。

 

プリメラ・コムニオンを受ける年齢は?

日本の七五三は、3歳・5歳・7歳と儀式の対象年齢が決まっていますが、

 

プリメラ・コムニオンは先ほど言ったように、カトリックの教えを自分で理解できる年齢に達している必要があります。

 

キリスト教の神(Dios)とは誰なのか?を理解できる年齢ですから、3歳や5歳の子供には無理ですね。

 

大体7~9歳といった感じで、子供の状態を見て決めるようですが、実際は

子供が通う学校のクラスメートの○○君や△△ちゃんと一緒に私もプリメラ・コムニオンを受けたい

という現実もあります。

 

プリメラ・コムニオンを受ける条件とは?

カトリックの教えを理解し、プリメラ・コムニオンを通過する年齢に達しても

 

  • 洗礼を受けていること。
  • カテキズムを受けていること。

 

という2つの条件を満たさなくてはいけません。

洗礼ってどんな儀式?

洗礼はキリスト教徒になるための入信的儀式で、教会の司祭が赤ちゃんの頭に水をそそぎます。

 

洗礼に参加した経験がないので詳しいことはわかりませんが、義理の姉夫婦が長男を洗礼した時のエピソードがあります。

 

教区(教会行政上の地域単位、パロキアと呼ぶ)の司祭と事前に日時を決め、当日家族で教会の前に到着すると、

 

同じ司祭が教会の前に立ってこう言いました。

君たちは何しにここに来た?

洗礼開始前のお約束の質問だったのですが、それを知らなかった義理の兄はビックリ。

 

どうリアクションしていいかわからずに周りをキョロキョロしたそうです。

 

他のメンバーも勝手がわからずに無言でいると、しびれを切らした司祭が、

洗礼をしに来たんだろう!

と怒鳴ったそうです。(25年前の話です。今もこういった流れがあるかどうかはわかりません。)

カテキズムとは?期間は?

第2の条件『カテキズム』とは、カトリックの教えを理解するための授業です。

 

小学校で行う宗教の授業とは違い、パロキア(小教区)でカテキズムの授業を行います。

 

地方によって異なるようですが、最短で2年、最長で4年かかります。

 

スペインでプリメラ・コムニオンの推薦年齢が9歳ですので、カテキズムを開始するタイミングは、6~7歳になります。

スポンサーリンク

プリメラ・コムニオンの時期は?

スペインで伝統的に多くのプリメラ・コムニオンが行われるのは5月です。

 

復活祭(イースター)から聖霊降臨日(ペンテコステ)までの50日の期間に行うので、4月~6月になるそうです。

 

プリメラ・コムニオンの衣装とは?

男の子の場合、海軍のマリンスタイルの服やジャケットにネクタイをつけたりします。

 

スペインの新聞ABCの記事によると、衣装に宗教的な意味はなく50~60年代に流行ったスタイルが

 

現代でも選ばれているようです。

 

女の子の衣装は花嫁さんを想像する白いドレスです。

 

お姫様気分になれるプリメラ・コムニオンは特別な意味があるのでしょう。

 

プリメラ・コムニオンの祝い方は?

4~5年前に甥っ子のプリメラ・コムニオンに招待されました。

 

細かい流れは覚えていませんが、コムニオンの衣装をきた子供たちが司祭の話を聞いたり、ホスチアを頂いていました。

ホスチアは、聖別用に用いられる円形の薄いパンのことで、「聖体」となるパンのことを言います。

その語源は、ラテン語の“hostia”「いけにえの供え物」です。

水と小麦粉だけで作られ、イースト菌が入っていない「種なしパン」で、聖別されてキリストの御体、つまりいけにえとなります。

司祭が感謝の祭儀(ミサ)で用いるホスチアは、割って分かち合うため大きなものを使用します。

信徒が聖体拝領においていただくホスチアは、小さいものです。

引用元: Laudateキリスト教豆知識

 

教会での儀式が終わると、場所を変えて親族や友達を招いての食事会があります。

 

食後のデザートに招待客にふるまう何段にも重なったケーキに甥っ子がナイフ入刀した時は、

 

結婚式?と思わず突っ込みたくなりました。

 

衣装代や食事の費用などかなりお金がかかる儀式で、子供だけでなく家族にとって大事なイベントです。

 

レオノール&ソフィア王女のコムニオンの様子は?

出典: http://www.hola.com

 

一般家庭の子供が花嫁さんみたいなドレスを着るなら、スペインの王女はどんな衣装を着るんだろうと思いますが、

 

レオノールとソフィア王女の通う学校(Colegio Santa María de los Rosales)では、

 

プリメラ・コムニオンに学校の制服を着用という決まりがあります。

 

長女のレオノール王女のプリメラ・コムニオンの画像はこちらです。

 

出典: http://www.elplural.com

 

まとめ

  • プリメラ・コムニオンとは初聖体拝領といい、カトリックの教えを理解した子供たちがキリスト教徒になる儀式。
  • 洗礼と2~4年のカテキズムの授業を受けたものが、プリメラ・コムニオンの儀式に参加することができる。
  • プリメラ・コムニオンを受ける年齢は9歳前後で、時期は4月~6月に行う。(特に5月)
  • 白い衣装や海軍のマリンスタイルの服を着た子供たちが、教会でホスチア(聖体)を頂く。
  • 儀式の後には、招待客を招いて食事会を行う。
  • レオノール王女は2015年に、ソフィア王女は2017年5月17日にプリメラ・コムニオンに参加。
スペインの子育て事情が知りたいなら

スペインの教育制度や小学校の生活の様子とは?

スペインと日本の教育制度や学校生活の違いは?小学校は3歳から!?

スペインで子供の小学校を選ぶってどんな感じ?

失敗しない小学校の選び方とは?申請時期や受入れの優先基準は?スペイン人の親が犯しやすい間違いとは?

スペインの給食って?

スペインの小学校給食事情とは?献立の内容は?食育ってあるの?

最後まで読んで頂きありがとうございました。

スポンサーリンク

サンティアゴ・デ・コンポステーラ在住の40代2児のママ。3歳の娘と日々格闘中。スペインの観光や留学生活、サンティアゴ巡礼路に関する情報を発信します。スペイン旅行の悩みに記事内で回答します。問合せ
詳しいプロフィールはこちら

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で

コメントを残す