この記事では、北の道が通るガリシア州内の見所や美味しい特産品情報を紹介します。
フランス人の道と比べて北の道に関する情報、特にガリシア州内の見所や地元の美味しい食べ物の情報となるとガイドブックではまず見つけるのは大変ですよね。
こんな方におすすめ
- 北の道が通るガリシアの村の簡単な情報が知りたい。
- 北の道を通りながら楽しめるガリシアの美味しい食べ物が知りたい。
- 北の道周辺の観光ポイントも知りたい。
ガリシア州のどのあたりを北の道が通るのか簡単に地図で確認し、見所を紹介していきますね。
スペイン巡礼北の道にあるガリシア州内の見所は?
Ribadeo(リバデオ)
リバデオでは、中南米に移民し一財産作って帰国したインディアノス(Indianos)が建てた家が多く見られます。
特に有名なのが、上の画像にあるTorre de los Morenos(トーレ・デ・ロス・モレノス)。
今でいう高級マンションとして、ガウディの弟子の1人であるフリアン・ガルシア・ヌネェスという建築家が建てました。
残念ながら、1995年に最後の住人が出てから現在まで修復の予定もなく放置された状態です。
市内にあるインディアノスの建物を見て歩いたり、リバデオの旧市街を散策してエレベーターからヨットハーバーまで降りて、リバデオ湾の眺めを楽しむのもいいでしょう。
リバデオ湾の向こう岸に北の道が通るカストロポルの村が見えます。
夜にライトアップされたカストロポルの眺めはとても綺麗ですので、リバデオで宿泊される方は是非。
巡礼路から離れますが、リバデオの街から車で20分弱の場所に2つの灯台があるパンチャ島があります。
画像の左側にある灯台は改築して2部屋のみのホテルになっています。
夏限定ですが、パンチャ島の灯台やガリシアで一番人気のカテドラル・ビーチなどを訪れる観光列車のツアーがあります。
Mondoñedo(モンドネェド)
出典: https://media-cdn.tripadvisor.com
ガリシア州には大聖堂が5つありますが、その中のひとつがモンドネェドにあります。
Lourenzá(ロウレンサ)
この村にあるサン・サルバドール修道院の正門ですが、実は設計者は、サンティアゴ大聖堂の正門と同じ人物です。
サンティアゴの正門を作る前のトライアルとして作ったのがこの正門です。
Sobrado do Monxes(ソブラド・ド・モンシェス)
10世紀に創設されたソブラド・ド・モンシェス修道院があり、世界遺産に指定されています。
北の道を歩いてこの修道院に到着する前に、修道士たちが作った人工の池の横を通ります。
次に、北の道を歩きながら楽しみたい地方の特産物を2つ紹介します。
北の道で食べたいガリシアの美味しい食べ物は?
Faba de Lourenza
先ほど紹介したLourenzá(ロウレンサ)で有名な特産物は、Faba(ファバ)という白いインゲン豆です。
毎年10月の最初の週末にインゲン豆のお祭りが開催されます。
ロウレンサにある「O PIPOTE(オ・ピポテ)」というレストランで食べたインゲン豆と豚肉やチョリソと煮込んだ料理(Faba de Lourenza)がとても美味しかったです。
興味のある方は是非トライして下さいね。
Queso de San Simon da Costa
出典: https://www.campogalego.com
Queso San Simon da Costa(ケソ・サン・シモン・ダ・コスタ)は、牛のミルクから作るスモークチーズです。
北の道が通るAbadin(アバディン)やVilalba(ビラルバ)など、ルーゴ県の北西部にTerra Cha(テラ・チャ)地区で作られています。
個人的にとても好きなチーズですので、こちらも是非!
まとめ
- スペイン巡礼北の道ルートは、ガリシア州ルーゴ県から入ってサンティアゴを目指す。
- リバデオでは移民先で財を気づいた人が建てた特徴ある建物や海の景色がおすすめ。
- ロウレンサの見所はサン・サルバドール修道院の正門。
- モンドネェドやソブラド・ド・モンシェスでは世界遺産の文化遺産が見れる。
- ガリシア州内の北の道が通る地方の特産品は、ロウレンサのインゲン豆とルーゴ県のスモークチーズ。
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