サンティアゴ・デ・コンポステーラの聖ヤコブ祭(Festa do Apóstolo)は、毎年7月25日の祝日を中心に約2週間開催されます。
2026年は7月22日(水)〜7月31日(金)。
コンサート、伝統衣装の行進、花火、ビデオマッピングなど、期間中のイベントはほぼすべて無料で楽しめます。
この記事では、サンティアゴ在住16年・ガリシア州公認ガイドの私が、ガイドブックには載っていない現地の視点で見どころと注意点をお伝えします。
「ミサには入れる?」「ボタフメイロは見られる?」「花火はどこで見るのがいい?」
—よく聞かれる質問にも、ここでまとめてお答えします。
2026年の日程とイベント一覧
2026年の聖ヤコブ祭は7月22日(水)〜7月31日(金)。
主なイベントは以下のとおりです。
- 7月22日 開幕宣言(プレゴン)21時30分、オブラドイロ広場
- 7月24日 人形の行進、花火、ビデオマッピング
- 7月25日 聖ヤコブの祝日。ミサ、ボタフメイロ
- 7月26日 伝統衣装の日
- 7月31日 閉幕花火23時30分、アラメダ
プログラムの詳細はサンティアゴ市のサイトでご確認ください。
お祭りが最も盛り上がる7月24日
聖ヤコブ祭で最も賑わうのは祝日前日の7月24日です。
午前中はキンターナ広場とトウラル広場でヒガンテス(巨大人形)とカベスードス(大きな頭の人形)の行進があります。

民族衣装をまとった演奏隊の音楽に合わせてキビキビ動く姿がとにかく可愛くて、子供から大人まで楽しめます。
夜はキンターナ広場でコンサート、そして23時30分から花火です。
花火はどこで見る?
アラメダ、シウダデ・ダ・クルトゥーラ、パルケ・カルロマーニョの3か所から同時に打ち上げられます。
コロナ以降この複数地点方式になり、街のどこにいても花火が楽しめるようになりました。
アラメダ公園は花火が大きく見えますが、人が特に集中するポイント。
混雑を避けたい方、車がなくてもアクセスしやすい場所として以下の2か所をご紹介します。
ただし、移動距離を考えるとアラメダの方が便利という方もいるでしょう。
最終的にはご自身の判断で。
パルケ・デ・ラ・アルマシガは、地元の家族連れが集まる丘のエリア。アラメダの花火がよく見えます。
ショッピングモールであるアス・カンセラス周辺は、パルケ・カルロマーニョに近く、比較的ゆったり見られます。
Monte Visoは絶景スポットとして紹介されることもありますが、夜間に山を登ることになるので観光客にはおすすめしません。
2026年はビデオマッピングが復活!
2026年のヤコブ祭で個人的に注目しているのがビデオマッピングの復活です。
コロナ以降しばらく行われていませんでしたが、今年オブラドイロ広場に面した市庁舎のファサードへの映像投影が戻ってきました。
7月24日は花火のあと深夜0時から15分おきに2時まで、25日・26日も深夜に複数回上映されます。
花火を見たあとそのままオブラドイロ広場へ移動すれば、続けて楽しめます。
私は、混雑をさけ26日の最終日の回を見てきました。

複数回の上映なので、1度に集中しなくていいと思いました。
巡礼の歴史に触れるのかと思いきや、まったく違うスタイルでした。
7月25日のミサに一般人は入れる?ボタフメイロは見られる?
7月25日の聖ヤコブの祝日、大聖堂では午前中を中心に複数回ミサが行われます。
そのうち1回のミサでボタフメイロの儀式が行われますが、どのミサかは大聖堂が決めます。
事前に大聖堂の公式サイトで確認することをおすすめします。
一般の方もミサに参加できますが、この日は政府関係者や軍関係者用に多くの席が確保されるため、早めに入場することをおすすめします。
なおボタフメイロは7月25日以外にも見られる機会があります。
伝統衣装の日(Día do Traxe)
お祭り期間中に1日だけある伝統衣装の日(2026年は7月26日)。
ガリシアの伝統衣装を身につけた人々が旧市街を行進し、夕方にはキンターナ広場でコンクールと表彰が行われます。
現地ガイドからの注意点
サンティアゴは治安の良い街ですが、お祭り期間中はアラメダ公園など人が集中する場所では貴重品の管理に気をつけてください。
特に花火の時間帯は混雑がピークになります。
最も盛り上がるのが7月24日とは伝えましたが…
ヤコブ祭は25日で終わりません。
冒頭にも書きましたが31日までありますので、是非お祭り期間にサンティアゴを訪れてみてくださいね。
まとめ
- 2026年の聖ヤコブ祭は7月22日(水)〜7月31日(金)
- 期間中のイベントはほぼすべて無料
- お祭りが最も盛り上がるのは7月24日。人形の行進・花火・ビデオマッピングと盛りだくさん
- 花火は3か所から同時打ち上げ。混雑を避けたいならパルケ・デ・ラ・アルマシガかアス・カンセラス周辺がおすすめ
- 2026年はビデオマッピングがコロナ以降初めて復活
- 7月25日のミサは一般参加可能。ボタフメイロが見られるミサは大聖堂の公式サイトで事前確認を
- 伝統衣装の日は7月26日
- 人混みでの貴重品管理に注意
最後まで読んで頂きありがとうございました。