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【2025年最新】ブエリング航空の手荷物・預け荷物まとめ|サイズ・重量・料金と選び方

2022年5月26日

最新のブエリング航空の手荷物ルールを説明する画像。空港で荷物を測る男性
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いつこ

ガリシア州公認観光ガイド。サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学観光マネジメント修士課程修了。留学生サポート業務(約4年)や、巡礼専門旅行会社での勤務経験を活かし、現地目線で役立つ情報を発信中。まだあまり知られていない本当のサンティアゴとガリシアの魅力を、日本語で丁寧にお届けしています。

ブエリング航空(Vueling)は、スペインやヨーロッパ内の移動に便利なLCC(格安航空会社)です。その一方で、

  • 機内に無料で持ち込める荷物はどこまで?
  • 小型スーツケースを棚に入れたい場合はいくらかかる?
  • 預け荷物は何kgまでOK?いくらぐらいする?

といった荷物ルールが分かりにくく、不安に感じる方も多いと思います。

この記事では、ブエリング航空の最新の手荷物・預け荷物ルールを、日本語で分かりやすくまとめました。

特に、以下の3パターンの旅行者が、自分に合った運賃(Fly Light / Fly / Fly Grande)を選べるように解説しています。

  1. リュック1つで旅行したい人
  2. 小型スーツケースを機内に持ち込みたい人
  3. 預け荷物が必要な家族旅行・長期旅行の人

💡 予約前にチェック!ライアンエアーとどっちが得? 「ブエリングの荷物追加料金、意外と高い…」と感じたら、ライアンエアーやイベリア航空とも比較しましたか? 荷物の量によっては、他社の方がトータルで安くなる場合もあります。

👉 【スペイン国内移動、LCCとイベリア航空どっちが正解?在住ガイドが教える「失敗しない」選び方

スペイン国内移動の航空会社比較(イベリア航空・ブエリング・ライアンエアー)とマドリード〜サンティアゴ間の移動手段
スペイン国内移動、LCCとイベリア航空どっちが正解?在住ガイドが教える「失敗しない」選び方(Vueling・Ryanair)

現在、ブエリング航空の主な運賃タイプ(バンドル)は次の3種類です。

  • Fly Light(フライ・ライト): 一番安い運賃(座席下荷物のみ)
  • Fly(フライ): 必要な荷物が含まれる標準運賃
  • Fly Grande(フライ・グランデ): 荷物+変更柔軟性などの特典付き

すべての運賃に共通して、**「座席下に入る小さな手荷物(アンダーシート・キャビンバッグ)1個」**が無料でつきます。

それに加えて、運賃ごとに次の違いがあります。

運賃タイプ座席下手荷物 (40×30×20cm)棚用キャビンバッグ (55×40×20cm・10kg)受託手荷物 (25kg)その他の主な特典
Fly Light◯ 無料× 含まれない(有料)× 含まれない(有料)最安運賃。必要なサービスを後から追加
Fly◯ 無料◯ 含まれる
(予約時に選択)
◯ 含まれる
(予約時に選択)
座席指定あり
Fly Grande◯ 無料◯ 無料◯ 25kg 1個 無料優先搭乗・ファストトラック等

Fly運賃を選択する際は、必ず画面上で「機内持ち込み(棚用)」と「預け荷物」の両方にチェックが入っていること(または含まれていること)を確認してから予約を進めてください。

⚠️ 注意:Fly運賃の「予約時の選択」について

公式サイトには「予約プロセスでこのオプションを選択した場合(si seleccionas esta opción...)」という記載があります。

無料で持ち込める「座席下の手荷物」

ブエリング航空の座席下に収まる手荷物サイズ40×30×20cmのイメージ図

ブエリング航空では、すべての運賃タイプで、次の手荷物が無料で認められています。

  • サイズ: 最大40×30×20cm
  • 置き場所: 前の座席下
  • 例: 小さめのリュックサック、ハンドバッグ、ノートPCバッグなど

公式サイト内では、料金表などのページで40×20×30cmという表記もありますが、いずれも「座席下に収まる小さな荷物」という意味で、実質的には同じイメージで考えて大丈夫です。

また、空港での免税店購入品は、上記とは別に持ち込めると案内されています。

⚠️ ここが重要ポイント

  • Fly Light でリュック1つだけなら、追加料金なしでOK。
  • 座席下に収まりきらないサイズになると、ゲートで高額な追加料金が発生します。

サイズオーバー時のペナルティ料金 座席下荷物が規定(40×30×20cm)を超えていると、搭乗ゲートで1個あたり60〜75ユーロで預け荷物扱いになると案内されています。

確実にサイズ内に収めるか、不安なら予約時に上のプランを選びましょう。

👉 【失敗しないブエリング航空の予約手順(荷物追加の画面解説あり)

Vuelingのスマホ予約方法を図解で説明するアイキャッチ画像
【2025年版】ブエリング航空の予約方法をスマホで徹底解説|料金選択・手荷物・支払いまで完全ガイド

棚に入れるキャビンバッグ(55×40×20cm・10kg)

ブエリング航空のキャビンバッグ55×40×20cmと座席下手荷物40×30×20cmのサイズ比較図。収納場所の違いを示したイラスト

サイズ・重量の上限

  • サイズ: 最大55×40×20cm
  • 重量: 最大10kg
  • 置き場所: 座席上の棚(オーバーヘッドロッカー)

どの運賃で無料になる?

棚用のキャビンバッグは、運賃によって無料/有料が変わります。

  • Fly Light: 含まれない(有料オプション)
  • Fly: 含まれる(予約時に選択・確認が必要)
  • Fly Grande: 自動的に含まれる

⚠️ Fly Lightの落とし穴

一番安い「Fly Light」には、機内持ち込みスーツケース(コロコロ)は含まれていません!

3. 受託手荷物(預け荷物)の重量・料金の目安

重量とサイズの基本ルール

ブエリング航空の受託手荷物(荷物を預ける場合)の基本ルールは次の通りです。

  • 選べる重量: 15kg / 20kg / 25kg / 30kg
  • 最大サイズ: 縦+横+高さの合計が158cm以内
  • 25kgを超えると、1kgごとに追加料金(最大32kgまで)

どの運賃に含まれている?

受託手荷物25kgが無料で含まれるのは以下の運賃です。

  • Fly: 25kgの受託手荷物が含まれる(予約時に選択・確認が必要)
  • Fly Grande: 25kgの受託手荷物1個が自動的に含まれる

料金の目安(Web/App と空港の違い)

公式ヘルプでは、**「オンライン追加は空港で買うより最大50%安い」**と明記されています。 空港で当日払うと非常に高額になるため、必ず出発前にWebかアプリで追加しておきましょう。

荷物の量別・おすすめ運賃の選び方

ここからは、荷物の量別に「どの運賃が合うか」を簡単に整理します。

5-1. リュック1つだけの身軽な旅 → Fly Light

週末旅行や、機内にノートPC+小さなバッグだけでOKな出張なら、 Fly Light + 座席下手荷物(40×30×20cm)1つ で十分なことが多いです。

5-2. 小型スーツケース(機内持ち込み)+リュック → Fly または Fly Light+オプション

55×40×20cmサイズの小型スーツケースを機内に持ち込みたい場合は、次のどちらかのパターンを検討します。

  1. Flyを選び、棚用キャビンバッグ(10kg)を含める
  2. Fly Lightを選び、予約時に「2個機内持ち込み」サービスを追加する

どちらが安くなるかは、セール状況や路線によって変わります。予約画面で合計金額を比較してみてください。

5-3. 大きめスーツケースを預けたい長期旅行 → Fly Grande または Fly

長期旅行や季節の変わり目の旅行で、受託手荷物が必須の方は、

  • Fly(標準運賃)
  • Fly Grande(特典付き運賃)

のいずれかを選べば、棚用キャビンバッグと25kg預け荷物の両方を持っていくことが可能です。 (※予約画面でFly運賃の内容に「25kgバッグ」が含まれているかを必ず最終確認してください)

Fly Grandeには優先搭乗(Priority)や専用チェックインカウンターもついてくるので、混雑時のストレスを減らしたい方にもおすすめです。

予約後に荷物を追加する方法と注意点

「とりあえずFly Lightで予約して、後から荷物を足したい」という方もいると思います。 その場合は、必ずWebまたはアプリから行ってください。

  1. 予約番号を使って、公式サイトまたはアプリからログイン
  2. 「荷物を追加」「Add a bag」などの項目から、必要な重量・個数を追加
  3. 支払い後、予約確認メールに反映される

ゲートでの追加は「最後の手段」です。 何も追加せずにゲートへ行き、そこで止められると、オンライン価格の数倍の料金を請求されます。これだけは絶対に避けてください。

まとめ:ルールを押さえれば、ブエリングは使いやすい

最後に、ポイントをもう一度まとめます。

  1. すべての運賃で、40×30×20cmの座席下手荷物1個は無料
  2. 機内持込スーツケース(棚用)は、Fly Lightには含まれない(要注意!)
  3. Fly運賃は「棚用バッグ」か「預け荷物」の選択式が多い
  4. 荷物の追加はWeb/アプリから早めに行う(空港は高い)

ブエリング航空は、ルールさえ把握しておけば非常に使いやすいLCCです。 特に「Fly Lightの落とし穴」さえ回避すれば、快適でお得なスペインの旅が楽しめます。

荷物の準備ができたら、次はオンラインチェックインです。ブエリングはスマホで簡単に搭乗券が出せますよ!

✈ ブエリング航空を利用する前にチェックしておきたい記事
1. 予約のステップを確認する
【スマホ版】ブエリング航空の予約方法|日付選択から支払い完了まで

運賃タイプの選び方や、荷物オプションの追加方法などを、スマホ画面の流れに沿って解説しています。


2. 出発前のオンラインチェックインを確認する
【スマホWeb版】ブエリング航空オンラインチェックインのやり方|搭乗券の出し方まで

予約番号の入力、座席の確認、搭乗券(モバイル/PDF)の受け取り方、よくあるエラーの対処法をまとめています。


【ご注意】
航空会社の手荷物ルールや料金は、予告なく変更されることがあります。この記事ではできる限り最新情報を反映していますが、ご利用前に必ずブエリング航空公式サイトの「Hand Luggage」「Checked Luggage」ページをご確認ください。

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