13歳の息子を、今年の夏、1ヶ月ひとりで日本に送ります。(このシリーズについてはこちら)
次のテーマは、お金。
子供が初めてひとりで海外に行くとき、どうしようか考えない親はいないですよね。
- 現金、いくら持たせればいい?
- 未成年でもカードって作れるの?
- 紛失や盗難があったらどうする?
- 為替手数料はどこが安い?
- 緊急時に、海外から追加でどうやってお金を送る?
本記事では、「未成年で作れるカードはどこがいい?」というポイントにフォーカスします。
我が家のケースで正解ではありませんが、比較検討した選択肢と理由を書き残しておきます。
参考になれば嬉しいです。
13歳の息子に、海外でどうやってお金を持たせるか
今年の夏、13歳の息子をスペインから日本に1ヶ月ひとりで送ることになり、私たちが選んだのは……
① カード1枚(imaginTeens)+ ② Wiseでおばあちゃんの口座に送金
——という2つの組み合わせ。
まず比較した4つの選択肢

| 選択肢 | 13歳で持てる? | 海外手数料 | 親の管理 | 我が家の判定 |
|---|---|---|---|---|
| Wise本体カード | ❌(18歳〜) | ◎ | — | 即除外 |
| Wise Young Explorer | ✅ | ◎ | ◎ | スペイン未提供 |
| Revolut <18 | ✅ | ◎ | ◎ | 機能◎、親口座が必要 |
| スペインの未成年デビット(imaginTeens等) | ✅ | △ | ○ | 採用 |
それぞれ、簡単に解説していきます。
Wise本体カード
私自身、愛用しているWise。
ただ——Wiseの本人アカウントは18歳以上が条件。
13歳の息子名義では、そもそも作れません。
Wise Young Explorer
調べていくうちに、Wiseが未成年向けカード「Young Explorer」を出していると知りました。
6〜17歳向け、親が管理、世界中で利用可能——機能としては魅力的です。
ただ、現時点(2026年6月)で対象となるのは、以下の国の在住者のみ:
| 国 | 利用条件 |
|---|---|
| 🇬🇧 イギリス | フル機能 |
| 🇨🇭 スイス | フル機能 |
| 🇦🇺 オーストラリア | フル機能 |
| 🇳🇿 ニュージーランド | フル機能 |
| 🇸🇬 シンガポール | ATM利用不可 |
| 🇧🇷 ブラジル | アプリ機能制限あり |
スペイン在住の我が家には使えませんでしたが、上記の国に住む方は候補として見られると良いと思います。
Revolut <18
親アカウントの下に、子供のサブアカウントを作れる仕組み。
機能としてはとてもいいです。
- 為替手数料が安い(平日・月380€までは仲値)
- 親のアプリから子供の利用をリアルタイムで確認できる
- 紛失時、親のスマホからカードを即ロック
- 1日の利用上限なども親が設定可能
機能としては申し分なかったのですが、今回は見送りました。
理由は、夫がすでにCaixaBankに口座を持っていて手続きが最速だったこと、そしてファームステイという滞在スタイル上、カードを使う場面がそもそも限られる、何枚も作りたくないと判断したからです。
スペインの未成年デビット(imaginTeens)
夫がCaixaBankに口座を持っているので、その派生として息子名義の imaginTeens(Visa Debit) が作れます。
- 12〜17歳向け
- 海外のVisa加盟店・ATMで利用可
- 親のアプリで管理・利用通知
- 夫のアプリ内で開設手続き

カード申請も親のアカウントアプリ内で可能。郵送でカードが送られます。
夫の話では、申請から3~4日で届いたようです。
カードが届いていたのに、私が聞くまで何も言ってくれなかった(笑)。
我が家の最終形:1カード+Wise送金
① imaginTeens(CaixaBank)
息子が日本で財布に入れて持ち歩くカード。
- ATMで現地通貨(円)を引き出す
- 必要に応じて店頭で決済(Visa加盟店)
- 親のアプリでリアルタイムに利用確認
CaixaBank系の未成年デビットなので、海外利用には為替手数料が3〜4%程度かかります。
これだけで完結させる気はないので、許容範囲とする。
ひとつだけ息子に事前に伝えておくこと:ATM出金は1回あたり手数料が4〜5€かかるので、少額を何度も引き出さない。
手数料がどれだけかかるかを伝えれば、自分で考えるでしょう。
Wiseでおばあちゃんの口座へ送金
日本にいる私の母の銀行口座に、Wiseでまとまった金額を送金。
- 為替は仲値レート(最良)
- 手数料は送金額の0.4〜0.6%程度
- 着金は通常、数時間〜2営業日
なぜ「カード1枚」体制にしたか
AIにリスクヘッジで「カードは2枚体制が安全」と何度も勧められましたが(1枚紛失・盗難時の備え)、今回は1枚にしました。
この結論に至った理由は3つ。
- カードを使う場面が少ないだろう
- 補給ルートが別にある(Wise→おばあちゃん→現金)
- 日本円(現金)を使って、自分で管理することを覚えて欲しい
スペインに住んでいるし、スペインの銀行の未成年向けの口座を作っておいた方が中長期的にはいいのでは、というのが大きかった。
スペインでは何でもカードで払っているのが現実、日本でもPayPayとかあるらしいけど、日本円(現金)を自分で触って使って、やりくりする経験をやってほしいのです。
考えが古いかなと思うけど、今回はこれで良しとする!
いや、絶対Revolutの方がいいよという方がいたら、是非教えてください!
まとめ:正解はない、条件で答えは変わる
子供をひとりで日本に送るときのお金の持たせ方——完璧な正解はありません。
- 滞在期間
- 滞在先(都市 or 田舎)
- 受入先との関係
- 親側の口座状況(既に持ってる銀行が何か)
- 子供の年齢と性格
- 緊急時に頼れる人が日本にいるか
これら全部の組み合わせで、最適解は変わります。
これから子供を日本にひとりで送ろうとしている方の、ひとつの参考になればうれしいです。
このあと、どうなるか
実際に運用してみてどうだったか——
カードはちゃんと使えたのか、ATMで困らなかったか、現金の分散配置は機能したか。
滞在中レポート(7月)と帰国後の振り返り(8月)で書き残していこうと思います。
親としてスペインから遠く離れて見守る気持ち、想定外だったこと——
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登録者の方だけへの、少し濃い話です。
いつか子どもを日本にひとりで送りたいと思っている海外在住の方へ。
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