スペインのお土産に缶詰?選ぶポイントやおすすめの商品は?

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スペインのお土産で、生ハムやワイン、オリーブオイルにチーズといった食品をイメージする方が多いと思いますが、シーフードの缶詰といったらどうでしょうか?

 

 

スペインは、魚介類の缶詰の種類の豊富さで世界一、缶詰の生産量では世界第2位という缶詰業界で世界的にポテンシャルを持つ国です。

 

本当に品質の高い缶詰は値段も高いですし、グルメ商品として扱われています。スペインのお土産に缶詰はアリですよ!

 

私の個人的な意見になりますが、バラマキ用のお土産というよりは自分用に美味しい缶詰を買って、お家スペインバルのタパスの一品として食べた方がいいのでは?と思っています。

 

しかし、例えばスペインのスーパーへ行って缶詰を買おうとしてもこんな状況になります。

 

 

缶詰になっている魚や貝類の種類がとにかく多いですし、ツナの缶詰ひとつにしても何社もの商品が置いてあります。

 

値段も実にバラバラで、どの缶詰にしたらいいの?って迷ってしまいます。

 

今回は、缶詰業界で働いているスペイン人から教えてもらった缶詰の選び方のポイントやおすすめの商品をご紹介しますので、ぜひ最後までおつきあいください。^^

 

スペインで魚介類の缶詰で有名な地方というと誤解を生じるかもしれないので、少し言い方を変えてスペインで有名な漁場のひとつに、ガリシア州のリアス(Rías)があります。

 

缶詰の情報がメインですので細かいことは触れませんが、ガリシアのリアスが好漁場である理由を説明します。

 

ガリシアのリアスは、太陽の光により暖かくなった海水が北東から吹く風と大西洋から入ってくる海流によってリアスから押し出され、それと同時に深層にある冷たくて栄養のある海水が表層まで上昇するという海水の入れ替えメカニズムが(湧昇)があるんです。

 

湧昇の現象によりプランクトンが増殖されて、リアスが好漁場になるのですが・・・

湧昇域は面積は世界の海洋の0.1%に過ぎないが、その生産量は全海洋の約半分を占める。代表的な湧昇域は、カリフォルニアやペルー沖等の大洋の東岸(沿岸湧昇)および赤道域(赤道湧昇)にある。

出典|(財)日本水路協会 海洋情報研究センター

ということなんです。

 

ガリシア州にあるリアスの中でも、リアス・バイシャスはヨーロッパ最大の養殖地です。

出典: http://www.galiciaenpie.com

 

ガリシアの養殖業で特に有名なのがムール貝です。ヨーロッパで生産されるムール貝の約半分はスペインのガリシア産です。

 

それでは、本題である缶詰を選ぶ上でのポイントに入っていきましょう。

 

 缶詰を選ぶときに注目するポイントは?

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種類が豊富な缶詰を選ぶときのポイントは、魚や貝の種類で変わってきますので、今回はガリシアの養殖で有名なムール貝(Mejillones)とガリシアといえば有名な料理であるタコ(Pulpo)にフォーカスしたいと思います。

 

ムール貝(Mejillones: メヒジョネス)

ムール貝のサイズはどこでわかるの?

 

上の画像の赤枠の部分で8/12 PIEZAS(8/12個)と書いてあります。

 

ムール貝の実の大きさがひとつひとつ均一でないため、決められた重さで

 

『8~12個入っていますよ。』という表示になっています。

 

4/6  ➡ 一番大きいサイズです。

8/12と14/18 ➡ 8/12は中の上ぐらい、14/18は中くらいのサイズです。中といってもフランスやベルギーなどでは大きい方に入ります。あくまでもスペインで中くらいという意味です。

 

ガリシアで多いタイプは14/18ですが、同じスペインでも南のムルシア州だとムール貝のサイズは4/6が多いそうです。個人の好みにもよりますが、大きいと味も大味になります。

 

これよりも小さいサイズもありますが、14/18ぐらいまでがおすすめです。

ムール貝の味付けソースの種類は?

ムール貝の缶詰の味付けソースの種類としては、代表的なもので以下の4つ。

 

Mejillones en escabeche: Escabecheは、エスカベチェと読みます。エスカベシュのマリネされたムール貝ですが、売り上げの80~90%がこの味です。エスカベシュに使われているのはオリーブオイルにビネガー、パプリカやクローブなどの香辛料です。

 

Mejillones en escabeche picante: Picante(ピカンテ)は辛いという意味です。

 

上のエスカベシュのピリッと辛いバージョンですね。フランスではこの辛いのを好むようですが、スペインでは圧倒的に上のエスカベシュです。

 

Mejillones en salsa vieira: ホタテ貝のソースと直訳できますが、品物によってはSalsa gallega(ガリシアソース)と書いているものもあります。玉ねぎやトマト、オリーブオイル、香辛料を使用しています。

 

Mejillones al natural: これは何も味付けしていないNatural(ナチュナル)なものです。

 

タコ(Pulpo: プルポ)

本物とニセものがある!?

 

上の画像を見てください。何も知らずに箱の写真だけみたらどちらもタコだよな~と思いますよね。それで価格を見たらかなりの差が・・・

 

『左の方が全然安いからコッチにしよう!』と思う人がほとんどだと思います。

 

しかし、Tacos(タコス)とかPota(ポタ)とかPotón(ポトン)とあったらそれはタコではありません。ニセモノです!!

 

Potónというのは、アメリカオオアカイカといいます。

 

これを教えてくれたスペイン人の方曰く、

 

『Pulpo(プルポ=タコ)ならば値段は3€以上になるのが普通だが、Tacosは1€台。』

 

実際に家の近くにあるスーパー3件チェックしたら、本当にその通りでした。

 

自分が以前に買った商品を改めて見直したらTacosの表記が・・・。上の画像がその証拠です。

 

「これって消費者をだましてない!?」と質問したところ、

 

昔はアメリカオオアカイカをタコとして売ってもいいとされていたそうです。

 

最近は、きちんとタコを扱っている業者からクレームがでて変わってきたそうですが。(そりゃ、そうですよね。)

 

絶対にニセモノはいやだから、他にチェックする箇所はあるの?という方は、Ingredientes(材料)のところにDosidicus gigasとアメリカオオアカイカの学名が載っているかどうか見るといいでしょう。

 

ムール貝とタコの缶詰のおすすめの商品は?

ムール貝

出典: http://www.ramonfranco.com

 

Ramon Franco(ラモン・フランコ)

彼ら所有の養殖筏でとれたムール貝を使っている。ムール貝のスペシャリストだそうです。

出典: http://www.mariscadora.es

 

Mariscadora(マリスカドーラ)

生産の大部分をカタルーニャ州に出しているので、ガリシアよりカタルーニャ州で見ることができるブランドです。

 

タコ

昔と比べると、タコの缶詰の取り扱いをやめてしまった会社がほとんどだということ。

 

小さい規模のメーカーのもの全てのメーカーをおさえていませんが、ガリシアのメーカーで有名なものでタコの商品を扱っているブランドを5つ紹介します。

 

  1. Mariscadora(マリスカドーラ)

出典: http://www.mariscadora.e

2. ALBO(アルボ)

出典: http://www.albo.es

3. 1884

出典: http://cerdeimar.gruposicom.com

4. Luis Escurris Batalla(ルイス・エスクリス・バタジャ)

出典: http://media.sabordesiempre.com

5. Conservas de Cambados(コンセルバス・デ・カンバードス)

出典: https://www.selectosfragola.com

さいごに

いかがでしたでしょうか?

今回アドバイスをくれた方は、缶詰の営業でスペイン全国を飛び回っています。

本当に詳しい方なのですが、

「やはり自分の目で確かめなくては!」

とサンティアゴの市場のグルメ缶詰を置いているお店を回ったら、どこもムール貝はRamon Francoの商品が置いてありましたし、タコの缶詰の値段もスーパーでチェックしましたが、アドバイス通りの結果でした。

しかし、缶詰の世界は本当に奥が深いです・・・。

スペインのお土産情報はもちろん、スペイン旅行の準備や現地情報をまとめておりますので、こちらも合わせてお読みください。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。^^

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