スペインと日本の学校制度の違いは?子供は3歳から小学校に通うの!?

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スペインでは子供が3歳になる年の3月に入学希望の学校を申請し、9月から小学校へ通いだします。

 

日本で同じ年頃の子供を持つお父さんやお母さんは「小学校は6歳からでしょ?」となると思います。

 

今回は、スペインの学校制度や学校の種類、時間割やバケーションの期間、特に就学前の幼児教育と小学校事情について説明します。

 

それでは早速見てみましょう。


スペイン教育・文化・スポーツ省の情報を参考に、幼児期から高校卒業までスペインの子供が通う学校の流れを示したのが下の図です。

 

学年(Curso) 年齢(Edad)

就学前の教育

Educacion infantil

1段階 0-3
2段階 3-6

小学校

Educacion primaria

1年 6-7
2年 7-8
3年 8-9
4年 9-10
5年 10-11
6年 11-12
中学校

Educacion secundaria

1年 12-13
2年 13-14
3年 14-15
4年 15-16
高校

Bachillerato

1年 16-17
2年 17-18

 

スペインの就学前教育とは?

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スペインでは就学前の幼児を対象に下記2つのコースがあります。

  • 0~3歳児が通う幼稚園→「Guardería(グアルデリア)」
  • 3~6歳児が通う幼児学校→「Escuela Infantil(エスクエラ・インファンティル)」

幼児学校の授業は小学校の建物の中で行われ、子供たちは知識を得ると同時に学校生活の流れを身につける意図があります。

 

しかし、幼稚園と幼児学校は義務教育ではありません。

 

義務教育である小学校へ通うのは6歳からですので、子供が3歳から小学校へ通うのは親の自由意志によるものです。

 

多言語教育・子供の創造性を伸ばす魅力的な教育プログラムをもつ3~6歳児を対象にした幼稚園へ通う子供もいますが、大部分は幼児学校に入ります。

 

子供が3歳になると幼児学校へ行く理由は?


共働きの家庭では日中子供を預ける場所が必要だったり、子供は小さい頃から同じ年齢や年上の子供達と一緒に過ごして社会性を身につけるのが良いと考える親が多いという点もありますが・・・

 

一番の理由は希望する小学校への入学を確実にするためです。

 

スペインの小学校は定員制です。定員数以上の子供が集まった場合、受入れの優先条件に該当しポイント数の高い家庭から選ばれます。

 

小学校の一部である幼児学校に入れば、そのまま小学校へ進学できますが、3歳で希望の学校へ入れなかった場合、4~6歳のタイミングで入学する可能性はさらに難しくなるからです。

 

学齢の分け方は?


日本では学齢の分け方が4月~3月に対し、スペインでは1月~12月です。

 

私の娘は11月下旬生まれなので、2歳で幼児学校をスタートしました。

 

現在、学校で一番小さいのがうちの娘なのですが、今日は年上の男の子を叩いて怒られたそうです。(;^_^A

 

スペインにある3種類の学校とは?

スペインの小学校は下記3つのカテゴリーに分けられます。

 

  • コレヒオ・プブリコ(公立学校)
  • コレヒオ・プリバード(私立学校)
  • コレヒオ・コンセルタード(半私立学校)

 

3つ目のコンセルタードとは、私立学校でも州政府からかなりの補助金を受け取っているため、学校運営にある程度の自由度を持ちつつも州政府が定める学校の規定(1クラスあたりの人数や年間スケジュールの日程など)を尊重しています。

 

半公立・半私立といったところです。

 

授業料の違いは?

公立は無償、私立と半私立学校は毎月授業料がかかります。

 

サンティアゴの例になりますが、英才教育をすることで有名な私立学校があります。

 

この学校を見学した友達夫婦の話によると、授業料や食堂利用費など毎月学生ひとりあたり600€以上かかるそうです。彼らは双子の親なので、2人通わせたら月1200€以上(1€=133円計算で約16万円)の出費です。

 

子供を2人通わせることで授業料の割引はないのかと聞くと、割引は3人からと言われたそうです。

 

半私立学校の授業料は、政府の補助金を受けているので私立よりも大分安くなりますが、月50€(約6,000円)や30€(約4,000円)など、学校によって授業料が違うようです。

 

学校の時間割は?


時間帯が9時から14時まで続けて行われるホルナーダ・コンティヌア(Jornada continua)と、午前中は9時から13時まで、昼食をはさんで再び15時から17時までという感じで2部に分けるホルナーダ・パルティーダ(Jornada partida)の2種類あります。

ホルナーダ・パルティーダの時間帯は一つの例であれ、学校によって変わります。

 

学校で給食を食べる子供もいれば、一旦家に帰ってお昼を食べてから再度学校へ戻る子もいますので、子供の送り迎えをする親も大変です。

 

送り迎えと言うと、スペインでは小学校中高年になっても親が学校まで送り迎えするのが普通です。

 

学校が終わる時間が近くなると子供が出てくるのを待つ親でいっぱいですし、場所によっては子供を迎えに来る親の車が多くて道を通る他の車の迷惑になる所もあります。

 

今は時代が違うのかなと思いますが、子供同士で学校の登下校をしていた自分としては、親が子供のリュックを持って家から学校まで(そしてその逆も)歩いているのを初めて見た時は、正直違和感を覚えました。

 

年間スケジュールや学校の休みは?


実際の授業は9月第2週からはじまり、授業は6月下旬ごろまで続きます。

 

1年間を3学期に分け、夏休みの他にクリスマスとイースターの時期に1週間以上のバケーションが入ります。

 

スペインの小学校の夏休みに関してはこちらの記事を参考にしてください。

小学生の夏休みはいつから?スペインで仕事を持つ親が子供を預ける場所は?

 

さいごに


今回はスペインの学校制度、特に幼児教育や小学校の様子について話をしました。

 

現在2人の子供が幼児学校に通っているので、子供の成長と共にスペインの小学校情報を追記して行きたいと思っています。

 

日本でも学校選択制を導入する自治体がありますが、スペインは親が学校を自由に選んで入学の申請を出します。自分の体験をもとにスペインで納得いく小学校の選び方について書いた記事がこちらになりますので合わせてお読みください。
失敗しない小学校の選び方とは?申請時期や受入れの優先基準は?スペイン人の親が犯しやすい間違いとは?

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。
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