この記事では、スペインのガリシアにあるファッションブランド『D-due(デー・ドゥエ)』を紹介します。
スペインのブランドではZARA(ザラ)やMango(マンゴ)を想像する方が多いと思いますが、D-dueにはこんな魅力があります。
- コレクションのコンセプト作りがユニーク。
- 手書きのペイントを施した一点物の服も買える。
- デザインから製造まで全てMade in Galicia。
D-dueは日本でも買えることが出来ますし、デザイナーが来日してお客様と直接交流する機会もありますので、是非チェックしてみて下さいね。
ガリシア発ブランド『D-due』とは?
D-due(デー・ドゥエ)という言葉には、ダブルミーニングや2つの方向からという意味があります。
物事は1人で試行するよりも、2人、またはそれ以上の人と考えることでより高みをめざせるのはないかというコンセプトで彼らはクリエイションを行っています。
引用 H.P.F. The Paper
D-dueのデザイナーは誰?
Charo Frojan(チャロ・フロハン)とAlfredo Olmedo(アルフレド・オルメド)です。
元々、チャロの母親は高品質なスカートを製造する工場を経営していましたが、イタリアでデザインを勉強していたチャロがガリシアへ戻って新しいブランド『D-due』をスタートします。
チャロと共にD-dueのデザインチームを率いるアルフレドは、グラフィックデザイナーです。
D-dueでデザイナーの仕事をしながら、ポンテべドラにあるファッションの学校で教鞭をとっています。
コレクションのコンセプトは?
芸術家や映像作品からインスピレーションを得てコンセプトを作ってくD-dueのコレクションは
- D-due collecion
- D-due LAB
と、2つのラインが存在します。
コンセプトや仕立て、デザインがより洗練されているCollectionに対し、LABはコンセプトに基づいてアルフレドが作成したオリジナルの絵本に出てくる登場人物や景色のイラストを服に反映させ、実験的でカジュアルなスタイルです。
D-dueの服はどんなところで作られているの?
D-dueのアトリエは、サンティアゴ・デ・コンポステーラから南西約40㎞の位置にあるリアンショという村にあります。
2階のスペースでは、お客様を招いてセールを行ったり、新しいコレクションをクライアントに展示スペースです。
1階のオフィススペースからパターンや裁断を行う生産部門や倉庫にも通じています。
D-dueはデザインから生産まで全てこの工場で行い、スカートやコートに施される刺繍もスタッフによる手縫いがほとんどです。
あるミーティングでコレクションのデザインの話しながら、チャロが顧客の要望を生産スタッフに伝えて複数のサンプル品を作ってその場で見せたことがあります。
専門家ではないですが、こういったスタイルで洋服を作るブランドって今は少ないのではないかなと思います。
D-dueの服の良さはどんなところ?
体のラインを強調するものではなく、ワンピースやトップスなど上からふわっと着るものが多いです。
30代と60以上のモデルさんが同じコレクションを着るのを見た事ありますが、幅広い年齢層の女性が着れるブランドです。
D-dueの服は決して安くありませんが、高品質の生地や長年の経験を持つ職人による仕事から作られるD-dueの服は、どちらかというとアートに近かったり、どれも似たような安い服とは違い明らかにアイデンティティーを感じるものです。
日常でサラッと着れる服ではないですが、特別な機会や自分のご褒美に着てみたいブランドです。
日本でD-dueは買えるの?
D-dueは、H.P.France(アシュペー・フランス)が日本で展開するお店で購入が可能です。
特に、東京北青山のD-dueショップでは過去にチャロやアルフレドも訪れお客様と直接交流するイベントも開催されました。
日本語でD-dueの情報が日々アップされるブログがありますので、興味のある方は是非。
まとめ
- D-due(デー・ドゥエ)は、デザインから生産までガリシアで作られるファッションブランド。
- 親の代から伝わる高級裁縫の技術やグラフィックデザインを使い、ユニークなコンセプトから服を作っている。
- 日本でも購入が可能。
これもガリシア発のブランド!
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