この記事では、サンティアゴ大聖堂の修復工事の進捗情報や工事中の見学情報を紹介します。
本文のポイント
- 大聖堂の修復工事の終了予定時期
- サンティアゴ大聖堂内部の見学
- サンティアゴ大聖堂のミサやボタフメイロの現状
- サンティアゴ大聖堂のその他の見学ツアーの現状
2021年1月末時点で情報を大幅に更新しましたので、参考にして下さい。
もくじ
サンティアゴ大聖堂の修復工事はいつ終わる?
2021年1月時点で、大聖堂の外部はほぼ終了した状態ですが、コロナウイルスの影響で、屋根の工事はまだ数か月続く予定です。
大聖堂からの情報で分かったことは、2022年以降にも再び修復工事の計画があるという事。
まだまだ修復が必要な場所があるとのことですが、これまでのような大規模のものではないと思います。
しかし、修復工事に合わせてコロナウイルスの感染状況が見学に影響を与えています。
現時点で、サンティアゴ大聖堂の見学情報をまとめてみましたので、ご覧ください。
サンティアゴ大聖堂内部の見学
2021年1月時点でのサンティアゴ大聖堂の見学情報は下記の通りです。
- 聖堂は毎日9:00~20:30まで入場可能。
- 入場料は無料。(ガイドの説明を受ける場合は有料)
- 入場は、銀細工の広場(上の画像)前にある門から。
- 入場時に、警備員による簡単な荷物チェック有。
入場の際、ザックやスーツケースなど大きい荷物を持参できないのでご注意下さい。
大聖堂内部でのミサやボタフメイロ
2020年12月末より、大聖堂の中央祭壇でミサを再び行えるようになりました。
宗教行事に行われるボタフメイロですが、綺麗になった大聖堂内部をピカピカになったボタフメイロが動く様子は圧巻でした。
コロナウイルスの影響により、☟から紹介する大聖堂の見学内容は2020年11月15日から一時的に中止されています。見学が再開したら、当記事内で改めてお知らせします。各ツアーの情報を見たい方は、この後も引き続きお読みください。
サンティアゴ大聖堂博物館の見学
サンティアゴ大聖堂の博物館は、オブラドイロ広場から見て大聖堂の右手からアクセスできます。
博物館の見学については、別記事で紹介していますので宜しければお読みください。
大聖堂が保存する貴重な歴史文書を見学できるツアーもありますので、興味のある方は下の記事もご覧ください。
サンティアゴ大聖堂栄光の門の見学
10年の修復工事を終え、2019年1月からロマネスク美術の最高傑作と呼ばれる栄光の門の見学。
見学に関する料金などの詳細や無料で栄光の門を見学する方法を別記事で説明していますので、合わせてお読み下さい。
サンティアゴ大聖堂の屋根ツアー
2019年に開始した大聖堂の屋根の修復工事は、18カ月で終了の予定でしたが…
先ほど伝えた通り、コロナウイルスの影響で現在も続いています。
非常に人気があった屋根の上を歩くツアーは、現在も中止ですが、内容を別記事で紹介していますので合わせてお読み下さい。
サンティアゴ大聖堂の新しい見学ツアー
2020年8月1日から大聖堂の北の塔、別名カラカの塔からサンティアゴの360°パノラマビューを楽しむツアーが始まりました。
140段の階段を登り、地上約70mにある塔のバルコニーからサンティアゴを一望できます。
コロナウイルス感染予防策をとり、1グループは最大15名。
ガイドはつかずに、携帯電話で塔の情報をダウンロードして各自塔の階段を登ります。
メモ
- 見学時間: カラカ塔とヘルミレス宮殿で約45分
- 料金は一般で12€、巡礼証明書を提示する巡礼者は10€
- 予約は大聖堂のサイトから
カラカの塔関連記事
まとめ
- 工事中でも大聖堂内部へのアクセスは可能。
- 入場は、銀細工の門のみで9時~19時まで。
- 聖ヤコブ遺骸の棺参拝、19時30分の巡礼者のミサへの参加が可能。
- 中央祭壇横のピラール礼拝堂もビジットが可能。
- 工事によりボタフメイロや屋根のツアーは現在も中止。
- 10年間の修復工事を終えた栄光の門の見学がおすすめ。
大聖堂の修復工事や大聖堂の歴史などに興味があるなら
修復作業には、中世に使われた作業道具や技術を使用するなど、非常に興味深いので合わせてお読み下さい♪
サンティアゴ観光情報まとめ記事
最後まで読んで頂きありがとうございました。