スペインのカブラレス・チーズの味や作り方は?お土産に持ち帰り可能?熟成用の洞窟も見学できるツアーとは?

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北スペインのアストゥリアス地方にはDOPカブラレスと呼ばれるチーズがあります。

 

DOPの意味やカブラレス・チーズの作り方や味、食べ方について説明します。

 

カブラレス・チーズをはじめスペインの美味しいチーズをお土産に日本へ持ち帰りできるかどうか気になる方もいるかと思いますので、この点についてもお話します。

 

出典: http://blog.sabordesiempre.com

カブラレス・チーズ(Queso de Cabrales)とは、アストゥリアス地方で生産されるブルーチーズです。

 

他のヨーロッパ諸国と同様、スペインでもワインと同様にチーズにも原産地呼称が適用されておりカブラレスの統制委員会により指定れた生産地域以外で作られたチーズはカブラレスの名前を使うことはできません。

 

カブラレス・チーズの作り方や味について話す前に、カブラレス・チーズを生産するソトレス(Sotres)という村をご紹介します。

 

ソトレスの場所は?

出典: http://www.picoseuropa.net

 

ソトレスは、北スペインのアストゥリアス州とカンタブリア州の境界線に近い場所にあるアストゥリアスで1番標高の高い村(海抜1050m)です。

 

ピコス・デ・エウロパ(Picos de Europa)の中心部に位置し、この辺りはピレネーの美しい自然の景色を楽しむことができますので山歩きが好きな人にはおすすめです。

 

ピコス・デ・エウロパ (Picos de Europa)は、スペイン北岸から20km内陸にある連山の名称。

「ヨーロッパの頂、峰々」を意味する。アストゥリアス州、カンタブリア州、カスティーリャ・イ・レオン州に接し、カンタブリア山脈の一部となっている。日本ではエウロパ山と表記されることも多いが、単独の山ではない。

名前の由来は、アメリカ大陸からヨーロッパへやってきた船が初めて目にするヨーロッパの光景がこの連山であったから、という説が広く受け入れられている

引用元: Wikipedia

 

 

決してアクセスしやすい場所ではありませんが、オビエドからバスで3時間ほどで行くことができます。

 

カブラレス・チーズの作り方は?

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ソトレスにあるカブラレス・チーズ製造所『Quesería Maín(ケセリア・マイン)』では、チーズの製造工程を学べる見学ツアーがあります。

 

 

カブラレス・チーズの原料は牛のミルクです。羊やヤギのミルクを混ぜることもありますが、通常はアストゥリアス産の牛乳を使用します。

 

 

牛から絞ったミルクを画像の手前に見えるステンレスの大きな容器の中に入れて凝固させます。

 

豆腐のように固まったものを円形の型に入れますが、チーズの内部に穴ができるように上から圧力をあまりかけないで入れることがポイントだそうです。

 

 

型に入れたチーズは次に乾燥室に移されます。この間にチーズから水分が排出されます。

 

チーズが乾いたら熟成用の洞窟へ移します。DOPの統制委員会がチェックして認めた洞窟でないといけません。

 

 

8~12度の低温、90%の高い湿度を保つ洞窟の中でチーズを熟成させます。

 

 

チーズの内部にできている穴にぺ二シリウムというアオカビが発生することが熟成過程の重要なポイントです。

 

熟成期間中は週に2度、チーズの両面を水で洗い塩をつける作業を行います。

 

 

カブラレス・チーズの製造過程の説明はここまでで、最後は製造所へ戻ってチーズのテイスティングです。

 

 

Queseria Mainでは熟成期間4か月と10カ月の2種類のチーズを作っています。

 

カブラレス・チーズの味は?

 

熟成期間4か月と10カ月のチーズを両方食べてみましたが、思っていた以上に違いがあってビックリしました。

 

上の画像は、熟成4か月のチーズです。強烈な香りにカビの部分の苦みと塩気の味が特徴的でナイフでとるときに少し硬いというかポロポロする感じがします。

 

見た目よりも実際食べてみると美味しいですが好き嫌い別れやすいかと思います。^^

 

熟成4か月のチーズを食べ終わってからしばらくして熟成10カ月のチーズを開けました。

 

 

カブラレスチーズの匂いに慣れてしまったのか、熟成4か月では臭いとおもった匂いは感じませんでした。^^

 

ナイフですくったときに程よい温度になったバターをとっているようにクリーミーな感じで、味もこちらの方が全然食べやすかったので驚きました。美味しいです!

 

写真ではよく見えませんが、2014年のコンクールで1位に選ばれたチーズだと記載していました。

 

気になるお値段ですが、熟成期間10カ月のチーズは4か月の2倍します。

 

それだけ時間もかけているし、美味しいので無理もないですが・・・。

 

チーズ製造所のテイスティングでは、アストゥリアス地方の有名な飲み物『シードラ』(シードル、リンゴ酒)とジャムをサービスしていましたが、他にも甘めのワインが合うそうです。

 

熟成期間10カ月のチーズは赤ワインと一緒に食べると美味しいのではないかと思いました。

 

お肉やポテトフライにかけるカブラレス・チーズソースやコロッケといった料理で楽しむこともできます。

 

チーズはお土産にお持ち帰りできる?

乳製品は検疫の対象外ですので、スーツケースに入れれば大丈夫かと思うかもしれませんが、カブラレス・チーズのように匂いの強いものはしっかり梱包されていることが重要です。

 

地元のチーズ専門店でも質問してみましたが、種類によってはスーツケースに入れても長時間のフライトに適さないチーズもありますので、後はご自分の責任にて行っていただきますようお願いします。

 

まとめ

今回紹介したQuseria Mainの見学ツアーと記事のポイントをまとめます。

  • カブラレス・チーズ(Queso de Cabrales)は、アストゥリアス地方で生産されるブルーチーズ。
  • カブラレス・チーズは、DOP(原産地呼称保護)を受けている。
  • ソトレスは、アストゥリアス地方で1番標高の高い村で、カブラレス・チーズの生産地。
  • カブラレス・チーズは通常牛のミルクを使用するが、ヤギや羊のミルクと混ぜ合わせることもある。
  • 強烈な香りや独特な味わいから好き嫌いが分かれる可能性あり。
  • Queseria Mainでは7・8月に1日3回(12:00, 16:00, 18:00)見学ツアーが行われる。
  • 製造所、洞窟の見学とテイスティングの所要時間は約1時間30分。(要事前予約) (www.quesosdecabrales.es

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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