スペインへ留学する学生の親御様へ

はじめまして。

このページへご訪問いただき、ありがとうございます。

今このページをご覧になっているという事は、お子様がスペイン留学のために今準備している最中かと想像します。

ネットでたまたま当ブログへたどり着いた方がほとんどだと思いますので、まずは簡単に自己紹介させてください。

スペイン留学の記事に込めた想い

私は、サンティアゴ・デ・コンポステーラの大学で2年間の修士課程を修了した後、約4年間の間、日本人留学生のサポート業務を経験しました。

20歳から70代までと留学生の年齢層は幅広いですが、現地で最も多く接したのは大学生でした。

大学での仕事を離れて5年ほどたちますが、時は過ぎても留学生が不安に思う点はそんなに大きく変わりません。

しかし、人によって留学の目的やスタイル、期間や場所が違うので、サンティアゴでの例が全てに通用するわけではありません。

当ブログの記事の内容を参考にしながら、留学生が各自そこから『自分はどうするか?』と、考えて行動するきっかけにしてほしい。

そういう想いを込めて、ブログ内で情報をシェアしております。

スペインの大学へ留学する学生の親御様へ

お子様を海外に送ることは、子供の頑張りを応援したいというポジティブな気持ちと同時に、不安な気持ちにもなりますよね。

私立の語学学校よりも大学の方が受入れる留学生の数も多くなるので、窓口によって対応があまり丁寧でない、返事がなかなか来ない、具体的な情報を教えてもらえないということがあるかもしれません。

留学の準備は、ビザ申請ひとつにしても準備する書類が多く、やることが多いので、現地の大学からの対応がクリアでないと学生はもちろん、横で話を聞いている親にとっても歯がゆい状況ですよね。

ここで、現地の大学で働いていた時のディレクターの言葉を紹介させてください。

『留学は、スペインに着いてからではなく、日本で準備している時からすでに始まっている』

そんなこと分かっていると思われるかもしれませんが、現地では手続きから何までまだ慣れないスペイン語の文章を読んだり、ネイティブの早いスペイン語を聞いて、辞書を引いたり自分で現地のスタッフにお願いしてサポートを受けたりして、解決していきます。

ですから、スペインの大学からスペイン語の書類が届いたら、まずは自分で読んで理解し、疑問点があれば自分で大学側にメールを送って質問するという行為を日本にいる時から積み重ねていくことが、実はとても大事だと思っています。

本当にあった話なのですが、ある親御さんが現地の大学から届いた文書をそのまま私に送ってきて、説明してほしいと言ってきました。

なぜ留学生本人が問い合わせないのか、学生の知らないところで親が先に動いたのか、本当のことはいまだに分かりません。

しかし、文書を読んだ上で具体的な質問をするわけでなく、最初から説明してほしいという内容でとても残念に思いました。

スペイン人ディレクターの言葉からしたら、留学前にスペイン語のボキャブラリーを増やしたり、スタッフとやりとりするチャンスを逃しているからです。

現実的な問題として、連絡しても大学から全く返事が来ないというケースがあることも聞いています。

私も、学生の頃に同じような経験がありました。

しかし、それも留学をする上で受け入れて対処していかなくてはいけないと思います。

状況が改善されない場合、大学の外国人コースと働いている日本の留学斡旋会社もあるので、そこに相談するのもひとつの手です。

留学前のお子さんの不安な気持ちに寄り添って一緒に考えたりしながらも、自分で進めることが大事だと見守っていただければと思います。

お子様がスペインで実りある留学生活を送られますように。

2022年4月12日