スペインのサンティアゴ観光おすすめは民族博物館?珍しい螺旋階段とは?

Museo de Pobo Galego螺旋階段

サンティアゴ旧市街の近くにある旧ドミニコ会の修道院は、現在ガリシア民族博物館(Museo de pobo galego)となっています。

 

闘牛・フラメンコといった典型的なスペインのイメージとは異なるガリシア州の文化や歴史に興味がある方におすすめの場所です。

 

伝統産業・工芸・音楽・生活と幅広いテーマからガリシアを紹介する展示スペースの他に、ヨーロッパでも珍しい3重の螺旋階段は一見の価値ありです。

 

サンティアゴ・デ・コンポステーラのガリシア民族博物館の簡単な歴史や博物館内の構成、見所など情報をまとめました。

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ガリシア民族博物館の建物は、元々13世紀に建てられた旧ドミニコ会の修道院(サン・ドミンゴ・デ・ボナバル修道院)です。

 

1836年のメンディサバル法により修道院はコルーニャ県議会に明け渡されます。

18世紀後半から20世紀初頭にかけ、農民の土地所有を進めるために教会や修道院など永代所有されてきた非生産的な土地を没収し、競売にかけた法令。

 

1997年、ガリシア文化の研究・保存・伝承のためにガリシア民族博物館がオープンしました。

 

民間の非営利団体によって運営されるこの博物館に展示品(伝統工芸品や民族衣装など)は個人や団体からの寄贈品であり、ガリシアの生きた文化・歴史を見ることができます。

 

常設展でガリシアの伝統的な職業、農村の生活、民族衣装、音楽、各地の住居様式、社会、考古学や芸術等、非常に幅広いテーマを扱う一方、企画展で写真展や講演会など積極的に開催されています。

 

館内の構成は?

Museo Pobo Galego Barcos

1階(Planta baixa)

ガリシアの地形や社会・経済など海との関係は非常に重要です。1階部分には漁業に使う船・魚や貝類などを捕まえる道具とともに様々な漁法の開設を絵を使って分かりやすく説明しています。

ガリシアの伝統職業の展示スペースでは、靴職人や石工が実際に使った道具などが、農村の生活展示スペースでは、時代ごとに農村の風景がどう変わっていったか分かる模型や牛が引く荷車や農作業に使われた道具を見ることができます。

 

中1階(Entreplanta)

この階では、かご・陶器などの伝統工芸品や民族衣装に音楽の楽器などが展示されています。

 

民族衣装でも裕福な家庭の人が着る正装用のものと農作業など普段着るタイプがあります。後者は、着古したものはぼろきれとして使用したり捨てたりと集めるのが大変だそうです。

 

2階(Primera Planta)

この階ではガリシア各地で異なる住居様式や建築を模型やパネルを使って説明したり、移民やお祭り、一昔前のガリシアの生活を伝える展示品を見ることができます。

 

伝統的なガリシアのバールや昔の学校の教室の風景など、実際に博物館を訪れる年配のガリシア人が「私の小さい頃は確かにこうだった。懐かしい。」と言いながら眺めるものばかりです。

 

3階はオフィスのためアクセスできませんが、修道院敷地内の教会ではガリシアの著名な詩人、芸術家、政治家の遺骨が保管されています。

 

修道院の野菜畑だった土地は、現在公園になっています。天気の良い日に大聖堂を遠くから見える芝生やその周りを散歩したり、休憩するのにおすすめです。

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ガリシア博物館内にある螺旋階段とは?

Museo de Pobo Galego螺旋階段

 

博物館の1階に、3重の螺旋階段があります。3つ階段があったお互い交わることなく上に伸びていますが、一番上の階までたどり着ける階段はひとつだけです。

 

13世紀に建てられた修道院は、17~18世紀にバロック様式の建物に再建されましたが、建物の正門と回廊、そしてこの螺旋階段のプロジェクトはドミンゴ・デ・アンドラデという建築家の作品です。

 

 ガリシア民族博物館の基本情報は?

場所

スペイン巡礼(カミーノ・デ・サンティアゴ)のフランス人の道の横にあります。すぐ隣にある現代アート美術館CGACもおすすめです。

【2018年情報】サンティアゴ・デ・コンポステーラでおすすめの美術館CGACとは?

 

営業時間

  • 火曜日~土曜日 10:30-14:00、16:00-19:30
  • 日曜日・祝祭日 11:00-14:00
  • 月曜日               定休日
  • 12月24・31日、1月5日 11:00-14:00
  • 休業日 1月1日と12月25日

 

入場料金

  • 一般:  3 €
  • 割引 (18歳以上の学生と65歳以上): 1 €
  • 無料: 18歳以下の学生と失業者

企画展のみの見学は無料、この博物館の入場無料日は下記の通りです。

  • 日曜日
  • 5月18日
  • 7月25日
  • 10月29日(ガリシア民族博物館の記念日)

 

まとめ

  • ガリシア民族博物館は、13世紀に建てられた旧ドミニコ会の修道院を17~18世紀にバロック式の建物に再建したもの。
  • 1977年からガリシア文化の研究・保存・伝承のために博物館となっている。
  • 民間の非営利団体によって運営されている当博物館の展示品は個人や団体からの寄贈品。
  • 伝統産業・工芸・音楽・生活と幅広いテーマからガリシアを紹介している。
  • 建物1階にある3重の螺旋階段は一見の価値あり。

 

博物館内の表示言語は、ガリシア州の公用語であるガリシア語のみであり、各階にスペイン語や英語で説明したカードが用意されています。(日本語はありません。)

 

民族博物館の周りにあるボナバル公園や現代アート美術館については、こちらの記事で紹介していますので合わせてお読みください。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。

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サンティアゴ・デ・コンポステーラ在住の40代2児のママ。3歳の娘と日々格闘中。スペインの観光や留学生活、サンティアゴ巡礼路に関する情報を発信します。スペイン旅行の悩みに記事内で回答します。問合せ
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