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青ワインGikの味や美味しい飲み方は?色はどうやって出すの?

2021年1月7日

ブルーワイン

この記事では、スペインの青ワインGik(ギク)について紹介します。

 

青いワインって、どんな味がするのかな?
青いワインなんて、ワインの歴史や伝統を何だと思ってるんだ!
着色料や甘味料を入れてるんじゃない?それってワインなの?

と、人それぞれ感じることが違うのではないかと思います。

 

私はとにかくあの鮮やかな青は何から出しているのか気になりました。

 

本文は、スペインで生まれた青いワインについて調べてわかった点をまとめてみました。

 

本文を読んでわかること

  • スペインで青ワインGikが生まれたエピソード
  • 鮮やかな青色の出し方
  • 青ワインの美味しい飲み方
  • ワインに合う料理

是非、参考にして下さい。

青ワインGikは誰がどんな思いから作ったの?

スペインの青ワインGik Blue(ギク・ブルー、以下Gikと表記)は、

  • グラフィック・デザイナー
  • DJ
  • マーケティングや経営の専門家
  • 情報学のエンジニア

といった全員20代のグループが始めた企業プロジェクト。

 

スぺインの全国紙「エル・ムンド」のインタビュー(2016年2月)で、メンバーは青ワインを作ろうと思った理由をにこう語っています。

ワインと全く関係ない僕らだから作ろうと思ったのです。実際、ワインも好きではありません。

ワインはキリストの血とも表現される伝統的な飲み物ですが、ワイン産業では何年も前から革新的な変化がないことに注目しました。

古くからの伝統が強く変革が必要だと思われる産業をいじくってみたいと思ったんです。

情報元: El Mundo

 

そして、経営やマーケティング出身の彼らだから言えるこんな想いがありました。

ブルー・オーシャン戦略いう本は、競争の激しい海(市場)はサメが食べた魚の血で赤い色になり、魚を食い尽くしたサメはお互いを攻撃するが、誰も競争していないブルーオーシャンでは全てが可能なのだと言っています。赤い海である伝統産業を青い海へ変えたい、同時にそれはあたかも詞のような表現だと思ったのです。

伝統産業をいじくってみたかったと言う20代の若者が発明した青ワイン。

 

ふざけてるのではと思う方もいるでしょうが、商品発明にそれなりのストーリーがあることがわかり、個人的にはとてもいいなと思いました。

 

 Gikってどんな意味?

名前のGikってスペイン語なの?どんな意味なの?と気になった人がいると思いますが…

 

特に意味はないそうです。

 

青ワインを作ったのは誰?

Gikはスペイン各地で生産されたブドウを100%使用し、異なる品種のブドウを混ぜていますが、彼らにはワイン醸造の知識も経験もありません。

 

スペイン・バスク大学の科学者と共同して作っています。

 

青い色はどうやって出したの?

やはり、あの鮮やかな青のトーンを出すことだったそうです。

 

ブドウの皮に含まれる青色の色素であるアントシアニンをベースとなるワインに付けて青色にし、インジゴ・カルミンという着色料を使用してさらに青のトーンを強くしています。

 

青ワインGikの味は?

従来のワイン産業のやり方とは違うものを作りたかった彼らです。

 

色はもちろん、味もワインの味がしないワインを作りたかったそうです。

 

ワインという飲み物は、繊細かつ複雑な味を理解する味覚が必要で、ちょっと敷居の高いイメージがあります。僕らはそんなイメージも壊したかった。

若い世代は、カクテルのように最初の一口からわかりやすくて飲みやすいものを好むという理由から甘くてフレッシュでアルコール度数も軽めのワインにしました。

 

甘くするために砂糖を入れると、発酵してアルコール度数が上がります。

 

そのため、青ワインに使用されているのはカロリーゼロの甘味料です。

 

「やっぱりワインじゃない!着色料や甘味料まで出てきて体に悪いのでは?」と思うかもしれませんが…

 

青ワインは、欧州食品安全機関(European Food Safety Authority)のチェックを通っている製品です。

 

ここまで読んで、青ワインに関心が強くなったか、もう絶対ダメっと思ったかで極端に別れるかもしれません。(笑)

 

Gikの美味しい飲み方や合う料理は?

飲み方は、全くの自由です。

 

ジンと混ぜたり、氷を入れて飲んだり、暖めた青ワインにシナモンを入れて飲んだりと世界中で様々な飲み方をされています。

 

肉料理には赤ワイン、魚料理には白…と一般的に言われますが、自分が美味しいのではと思うものと飲めばいいのです。

 

これまでのワインとは異なる新しいコンセプトのワインですので、細かいことは気にせずに楽しみましょう。

 

お寿司やアボガドのディップ、カルボナーラといったパスタ料理でも…要はなんでもいいのです。^^

 

青ワインはワインじゃない?

青ワインGik Blueを開発した彼らにどういう事態が起こったかをお話します。(情報元のニュース

 

ワインが好きでない若者が世界で評判となる青ワインを作ったので、スペインではワインの名を汚されたと思った人もいたようです。

 

酷評だけにとどまらず、彼らを匿名で訴えた人がいます。

 

2016年8月、訴えをうけて検査員が彼らの会社を調査し、正確な金額はわかりませんがかなりの罰金を科したそうです。

 

裁判で、現在の法律で定めるワインのカテゴリー(17)のいずれにも青ワインが当てはまらないという理由でGikはワインとは考えられないという判決が下されました。

 

これら17のカテゴリーに入らない製品はワインとして商品化できないので、Gikは『99%ワイン、1%モスト(ブドウジュース)』と表示しなければなりません。

 

まとめ

  • スペイン発青いワインGikは、ワインの知識がない20代の若者が始めた。
  • ワインという古い歴史を持つ伝統産業への挑戦から生まれたプロジェクト。
  • Gikという名前に特に意味はない。
  • ブドウの皮に含まれる青色の色素であるアントシアニンをベースとなるワインに付けて青色にしている。
  • インジゴ・カルミンという着色料を使用してさらに青のトーンを強くしている。
  • 甘くてフレッシュでアルコール度数も軽めのワイン。
  • 飲み方は自由。どんな料理にでも合わせてよい。
  • 青ワインは、現在の法律で定めるワインのカテゴリーに当てはまらない。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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堀 いつこ

日本人で唯一のガリシア州公認観光ガイド。サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学で観光マネージメント修士課程修了。同大学で留学生サポート業務を約4年経験。2019年にサンティアゴ巡礼専門の旅行会社に就職。まだ認知度が低いサンティアゴやガリシアの魅力を伝えるのが私のミッション。詳しいプロフィールはこちら

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