スペイン人のクリスマスの過ごし方は?どんな料理を食べるの?

今日は12月26日。皆さんのクリスマスはいかがでしたか?

以前、スペインの各地方で異なる伝統料理やお菓子について説明しましたが、実際にスペイン人はクリスマスをどのように過ごしているのかについてお話しします。

サンティアゴ・デ・コンポステーラのクリスマスの様子を私の家族の過ごし方を例にして紹介します。

サンティアゴ・デ・コンポステーラのクリスマス・イブ

サンティアゴ・デ・コンポステーラの旧市街の様子は?

12時過ぎに、お昼の食材を買いにサンティアゴ・デ・コンポステーラの旧市街へ出かけました。(スペインの昼食は、午後の14~15時に食べるのが普通です。)

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ここ数日、曇り空が続いていたサンティアゴでしたが、24日は晴れました!朝の買い物を終えて家へ向かう人の姿も。

実は、クリスマスをサンティアゴ・デ・コンポステーラで過ごすのは今年が初めて。食品市場に行く前に、オブラドイロ広場へ寄ってみました。

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いつもならこの時間は観光客や巡礼者でいっぱいの広場ですが、24日の朝は人がほとんどいませんでした。

しかし・・・やっぱり彼らはいました。

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巡礼を終えて、サンティアゴに到着したばかりの巡礼者(韓国人)のグループ。達成感と喜びがその表情から伝わってきました。

オブラドイロ広場から、メルカード(食品市場)へ

普段よりもひっそりとしていた旧市街の中心部と比べ、メルカードはサンティアゴ市民でとても賑わっていました。特に活気があったのは、魚売り場。

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ガリシアで12月24日に食べられる伝統的なクリスマス料理でタラとカリフラワーの料理があります。普段から売っている野菜とはいえ、この日はどの野菜売り場でもカリフラワーが一番目立つところにおいてありました。

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(ちょうどカリフラワーを買っている女性。)

今週末に必要な食材を買って、少し旧市街を散歩。メルカードの横にある教会でベレンを見ました。

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(小さな子供連れの家族がベレンの前で写真を撮っていました)

ベレンとは、キリスト生誕の場面を小さな人形を使って再現したものです。キリストが生まれた馬小屋の様子だけではなく、上の写真にあるように馬小屋の周りの村の様子まで大きく展示するものがあります。川が流れていたり、電気で人形に動きを付けたりして本当に凝っています。

聖書の記述によると、馬小屋まで星に導かれた東方の三賢者が、イエスの誕生を祝福したと言われています。私が初めてベレンを見たスペイン人の友達の家では、この話に基づいて、クリスマスが近づくと東方の三賢者の人形をイエスの生まれる馬小屋まで少しずつ移動させていると教えてくれました。

13時30分過ぎのメルカードの近くのバルは、お昼前の一杯を楽しむスペイン人でいっぱいでした!

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家に帰り、昼食を食べ始めたのは15時30分頃、片づけが終わって時間を見たら17時近くでした。

「22時に夕食を食べたかったら、そろそろ準備をはじめなきゃ!」と義理の姉。

でも、ちょっと休もうとソファで休憩をしたり、外に散歩に出たりと各自しばしの自由時間。

2時間ぐらい休んだ後、ディナーの準備を開始しました。各自分担を決めてスタートはよかったのですが、鶏の中に詰め物を入れて閉じようとした時、皮が短すぎて閉められないとみんなで大騒ぎに。

「針と糸!」(厚い皮に通せる針はないので針が折れると却下。)

「つまようじ!」(厚い皮のせいで、刺している間にポキポキ折れてしまう。)

最後に、日本のお箸を6本とつまようじを使って何とか閉じることに成功。オーブンに入れたはいいものの、ここから3時間ほど待たなくてはなりません。

4種類のオードブル、紫キャベツニンニクオイルソース掛け、鶏の丸焼きが完成したのは22時すぎ。

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クリスマス・イブのディナーだからと男性陣はネクタイを、女性陣も服を着替えてディナーを食べました。

時間も時間ですが、4種類のオードブルと紫のキャベツでお腹がいっぱい。鶏肉はとりあえず味見程度で食べました。

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クリスマスの伝統的なお菓子(トゥロンやマサパン)にほぼ興味がない我が家では、レオンのパイ生地のお菓子「Teclas(テクラス)」を美味しく頂きました。

明日のプレゼントの準備をして、深夜1時すぎに長いクリスマス・イブが終わりました。

ひたすら食べ続けるクリスマス

午前9時過ぎに起床して、朝食の準備。いつもなら8時過ぎに起きてくる4歳の息子も昨日の夜更かしがきいたのかなかなか起きてきません。

「サンタさんがきたよ!」と告げると、急いで起き上がりました。

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クリスマス・ツリーの周りにあるプレゼントを見て、目を輝かす息子。自分の名前がついた包みをどんどん開けていきます。

無意識に「それ誰からのプレゼントだ?」と息子に聞く義理の兄に、横から「サンタさんでしょう!」とツッコミを入れる義理の姉。

クリスマス・イブよりもさらに天気がよかった今日のサンティアゴ。みんなで散歩に出かけましたが、祝日のためお店はもちろんバルも閉まっていました。

クリスマスの昼食用にレオンの義理の姉夫婦が買ってきたのは生後2か月未満の乳のみ子羊。水と塩とオリーブオイルをかけてオーブンで1時間30分焼きました。

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お肉がとても柔らかくて、みんな大満足だった子羊のオーブン焼き。

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義理のお姉さんお手製の、サーモンのマリネを乗せたカナッペ。昨日のお菓子の残りを引き続き食べました。

24日のディナー、25日のランチとクリスマスの大事な食事を終えた後、午後は家族でおしゃべりしたり、子供たちはプレゼントのおもちゃで遊んだり家でのんびり過ごしました。

もうこれ以上食べれない?クリスマスの夕食

昨日から食べっぱなしのクリスマス。お腹もいっぱいだし、何を作るのか考えるのも面倒くさい夕食。

20歳になる甥っ子はお腹がすいたと自分でパスタを用意し始めました。

他のメンバーは、少しつまむ程度で十分と言っていたのに、食べ始めると止まらなくなり最後にはデザートも食べてしまいました。

日本では25日でクリスマスは終わりと考えますが、スペインのクリスマスは実は始まったばかりで、1月6日まで続きます。次回は、なぜ1月6日までクリスマスが続くのかについて触れたいと思います。

 

 

 

 


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2 Responses to “スペイン人のクリスマスの過ごし方は?どんな料理を食べるの?”

  1. ヒデです。

    なるほど~~。
    スペイン人のクリスマスの過ごし方を初めて知りました。

    カリフラワーの料理にも興味津々です!(#^.^#)
    よろしければ、今度作ったらブログで紹介してもらえませんか?

    また、日本じゃカリフラワーよりもブロッコリーが主流なんですが代用可能?

    うちもブロッコリー料理はよくするので、
    可能であれば我が家のレパートリーに加えたいです!

    • ヒデさん。
      返信遅くなりまして本当にすみません!
      カリフラワーの料理の件、了解です!
      ブロッコリーに関しては、スペイン人の主人が教えてくれた料理があります。
      そのレシピ送りますね~。

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