サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港のサービスや子連れに嬉しい施設は何?空港名とスペイン巡礼の関係とは?

サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港の始まりは、1932年に航空学のファンが集まって作った飛行クラブと言われていますが、最初の国内線ルートが運航したのはスペイン内戦後の1937年でした。

当時から70年以上たった現在のサンティアゴ・デ・コンポステーラ空港は、2011年にオープンしたばかりの新しい近代的な建物です。
今回は、サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港の一般情報から空港利用客にとって便利なサービスや施設について説明します。

空港の別名とスペイン巡礼の関係は?

サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港(Aeropuerto de Santiago de Compostela、コード名はSCQ)は、別名ラバコジャ空港と呼ばれています。
空港がある場所の地名がラバコジャ(Lavacolla)というのですが、このラバコジャという名前の意味をご存知ですか?
Lavacollaはガリシア語で、これをスペイン語に訳すとLavacojonesです。

 

スペイン語がお分かりの方なら「えっ!?」と思ったかもしれません。^^

 

Lavacojonesとはスペイン語で洗うという動詞のLavarのLavaと男性の急所を意味するCojonesがくっついています。地名ですから急所を洗う場所って感じですかね・・。

 

国内はもちろん外国からの観光客が利用する空港の名前にそんな名前を起用するとは・・・と思うかもしれません。
しかし、ここにはもうちょっと歴史的な意味合い、特にスペイン巡礼(カミーノ・デ・サンティアゴ、以下カミーノと記す)との関係があります。
カミーノ最初の観光ガイドブックとも呼ばれる「コディセ・カリスティーノ(Codice Calixtino: 日本語でカリクストゥス写本)の5章」で、

サンティアゴから2マイルほどの場所に木が密生した場所があり、ラバコジャと呼ばれている。なぜなら、そこではサンティアゴを目指す巡礼者たちが、聖ヤコブのお墓を訪れる前に股間だけではなく、身を清めるために服を脱いで全身を洗った。

情報元: Xacopedia

と記しています。

 

歴史的な意味がある名前とはいえ、やっぱり空港の名前にはどうかな~と思うところがあります。

 

今年の1月、サンティアゴ・デ・コンポステーラの市長がラバコジャではなく、ガリシアの有名な女性詩人ロサリア・デ・カストロの名前を新たな空港名にと提案しました。最終的な決断は、中央政府の振興省とスペインの空港運営会社であるAENAにあります。名前が変わるのか、変わるならいつごろか気になるところです。

 

サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港の一般情報

出典: http://www.aeropuertos.net

現在のサンティアゴ・デ・コンポステーラ空港の工事は、2007年にAENAが提案した下記の内容のプロジェクトいよって始まりました。

  • 主要可能人数        450万人
  • 面積            74,230㎡
  • チェックインカウンター   28
  • 荷物引き取りターンテーブル 8
  • 搭乗ゲート         15
  • パーキング         4,000台分

 

直近の聖年2010年オープンを目指して工事が始まりましたが間に合わず、開会式を行ったのが2011年9月17日で、実際に稼働しはじめたのは同じ年の10月13日でした。

 

空港の中の様子は?

近代的で綺麗な建物ですが、地方空港でこの大きさって必要なの?と少し閑散としたイメージがあります。特にオープン当時に空港へ行った人はみんなそう感じたのではないかと思います。

ちなみに、450万人のキャパシティーに対して、実際の利用客の数は下記の通りです。

  • 2012年 2,194,611人
  • 2013年 2,073,147人
  • 2014年 2,084,203人
  • 2015年 2,296,409人
  • 2016年 2,510,740人

半分以下というところですね・・・。

 

久しぶりに空港へ行ってみて、少しずつではありますが空港内の施設を改善する努力をしているなと感じました。

 

ガラス越しに撮った写真ですが、サンティアゴ大聖堂の模型が置いてありました。空港の利用客にカミーノに関連した展示スペースを作っているようです。

 

空港内の便利なサービスや子連れに嬉しいサービス施設は?

無料Wi-Fi

待ち時間の暇つぶしに、無料でネットができるのはやはり便利ですよね。こちらも合わせてお読みください。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港は無料でネットできる?Wi-Fi接続の手順は?

 

レンタカー

合計5つの業者のカウンターが到着ロビーにあります。

 

赤ちゃんのおむつ替え台

赤ちゃんのおむつ替え台があるのはいいのですが、おむつを替える間に置く荷物の置き場はありません。(でもないよりはましですね・・。)

 

子供用トイレ

見つけた時に思わず、これは助かる!と思いました。重くなってきた子供たちを大人用の便器に座らせるのは結構大変なので、小さい子供のサイズに合わせたトイレがあるのはいいなと思いました。

 

子供が遊べる公園スペース

到着ロビーを出て、市内行きのバスが出発する位置、エレベーターの後ろにあります。2歳から8歳までの子供用の遊び場です。3歳までの子供が遊ぶ場合は、親が見ているようにとの指示があります。

空港に到着して市内行のバスを待っている間、または到着する飛行機を待っている間に子供達を遊ばせておくのにとてもいい場所だなと思います。

この写真を撮った私のすぐ後ろにはカフェもあるので、親はコーヒーを飲みながら子供を見ていることもできます。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港から市内へのアクセスは?バスやタクシーの料金や利用方法は?

 

子供の遊び場スペースですが、サンティアゴ空港から飛行機に乗る場合、荷物検査を受けて中に入るともうひとつあります。

体の不自由な旅行者へのサービスは?

体の不自由な方が空港を利用する際にスタッフが同行するサービスもありますが、こちらは少なくとも空港を利用する48時間前に申請をする必要があります。

 

さいごに

スペインの空港でいわゆる『夏の忙しい時期』というのは3月26日~10月28日です。
この時期は、サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港の就航地との便数が増えたり、特に国際線に関しては冬に運航していなかったルートが復活します。

2017年3月27日からルフトハンザ航空によりサンティアゴから週3便でフランクフルトへ週1便でミュンヘンへのサービスが始まりました。

サンティアゴへのアクセスのオプションが広がりますね。日本からサンティアゴへのアクセスについてはこちらの記事も合わせてお読みください。

スペインのガリシアへ行くならどの航空会社がいい?おすすめのルートは?

最後までお読みいただきありがとうございました。


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