スペインで春におすすめの料理はヤツメウナギ?気になる味やレシピとは?

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スペインといえば美味しい料理や豊かな食文化が魅力だと思う人が多いと思います。各地方の独特の料理はもちろん、イベリコ豚の中でもドングリを食べて育った「ベジョータ」やシラスウナギのアングーラ(Angula)といった高級食材も日本では有名です。

 

私が今回紹介するのは、3月と4月がまさに旬の高級食材ランプレア(Lamprea)です。

 

ランプレアとは、日本語でヤツメウナギといい、冒頭の画像のようにウナギっぽいのですが、全然違います。

 

その証拠にランプレアのちょっとショッキングなもうひとつの画像をお見せします。(心の準備をお願いします。)

 

 

 

 

 

 

 

 

かなりエグイ画像ですみません!・・・ランプレアについて説明していきますね。

ランプレアは川に生息する動物です。見た目はウナギのようですが、脊椎動物の中でも顎がないむがく類に属す動物です。魚とはまた違う、先史時代(恐竜よりも前!)から生息している動物です。

 

その気になる生態的特徴ですが、長さは30~40㎝(それ以上長いものもあります。)、7つのエラ穴が体の両側にあり、目の横に並んでいる様子があたかも八つの目に見えることから日本ではヤツメウナギと呼ばれています。

 

2つの背びれと尾を使って川を登ります。先ほどのエグイ画像で見たように、ランプレア(ヤツメウナギ)は、吸盤のような口とトゲのような歯を使って他の魚に寄生し、血を吸って生活します。(川にある石にも吸い付きます。)

 

他の魚の血を吸って生きることから、「水の吸血鬼」とも表現されます。

 

ランプレアは淡水の河川で生まれ、その後海で3年ほど成長期を過ごします。産卵のために何千キロと海を泳いで、川に再び戻ってきます。産卵のために川の上流までのぼる間に肉が引き締まり、産卵後に死んでしまいます。

 

以前は、スペインの各地方(エストレマドゥーラやアンダルシア、カタルーニャ、アラゴン)でもとれたようですが、現在では消えゆくランプレアの文化の最後の場所と言われているのがガリシア州です。量など少なくはなりますがアストゥリアスでも生息しています。

 

ガリシア州のどの川に生息しているの?

5億年前からガリシアの河川に生息しているランプレアですが、どの川にいるかというとタンブレ川(Tambre)、ウジャ川(Ulla)、ミーニョ川(Miño)の3つになります。(イベリア半島の左上にあるのがガリシア州です。)

 

出典: https://luisamariaarias.files.wordpress.com

 

ランプレアはローマ帝国時代に皇帝が好んで食べた高級料理として、ガリシアからイタリアまで生きたまま運んで料理されました。

ランプレアの食べ頃はいつ?

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ランプレアが産卵のために川に戻って来る時に漁獲します。ランプレアの時期は、1・2月から始まりますが、旬といえば3月と4月の2か月でしょう。

 

ランプレアで有名なガリシアのポンテべドラ県にあるアルボ(Arbo)という村では、毎年ランプレアのお祭りがあります。ちなみに、今年2017年は4月28・29・30日の3日間です。

 

どんな味がするの?

口の部分を見てしますとおいしそうって感じがしないという方がいると思います。一体、どんな味がするんだろう?と思いますよね。

 

ひと言で言い表すには難しいです。その個性ある味から好きな人と嫌いな人がハッキリ分かれます。川を泳いできて引き締まったお肉は歯ごたえというかかみごたえがあり、クセの強い味がします。

 

家族全員でランプレアが大好きというガリシア人の友達がいますが、その友達も「みんなが大好きっていう味じゃないのはわかるけど、私たちは好きなの!」というぐらいです。

 

ランプレアはどう料理するの?

伝統的なランプレアの料理では下記のものがあります。

 

ボルドー風煮込み料理というのがあります。お湯を沸かし沸騰させて、皮をむきます。内臓をとった後に玉ねぎやニンニク、パセリ、そして赤ワインとランプレアの血を使って煮込みます。

 

ボルドー風煮込み料理に先ほど紹介したアルボ(Arbo)村スタイルのこの料理は白いご飯と一緒に食べます。

 

出典: http://canalcocina.es

 

燻製したランプレアを使い、小さいパスタと一緒に煮込んだ料理や、ハムやゆで卵の黄身と一緒に作るソーセージ(腸詰め)、卵と小麦粉に絡ませて揚げたり、エンパナーダというガリシア風のパイ料理の具材にも使われます。

 

出典: http://www.obradordelamprea.com

どこで食べられるの?

ガリシアで食べていただきたいなとは思いますが、マドリッドなどの大都市にあるレストランでもこの時期の特別料理としてランプレアを出してくれるところもあります。

 

スペインの新聞紙ABCの記事ですが、ランプレアを食べるおすすめのレストラン10店を紹介しています。

 

ガリシアやマドリッドにあるレストランの情報が出ています。スペイン語でSiguiente(次へ)というところをクリックしていくと全部で10のおすすめのレストランが見れます。

 

ランプレアの旬の時期以外に食べる方法は?

ランプレアの缶詰や燻製の商品が売っていますので、1年中食べることができます。

 

出典: http://www.orixegourmet.es/

出典: http://www.escompring.com

最初の缶詰の会社Conservas Cambadosやミーニョ川で採れたランプレアを燻製した製品を扱うObrador de Lampreaという会社のリンクを付けておきますので、興味のある方は各会社名をクリックしてください。

まとめ

  • ランプレア(ヤツメウナギ)は太古から生息する希少価値の高い動物。
  • ランプレアがとれるのはスペインのガリシア州の3つの川(ウジャ・タンブレ・ミーニョ川)
  • ランプレアの時期は1~4月(3・4月が特に有名)
  • その独特の味から、好き嫌いが分かれます!
  • 血と赤ワインから作るソースの煮込み料理や燻製したお肉をソーセージにしたり揚げたりと料理方法は色々。
  • 缶詰の商品もあるので1年中食べることができます!

気持ち悪いけど食べてみたくなったという方は、是非トライしてみてくださいね。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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